Blackmagic Design GPI and Tally Interfaceとは
Blackmagic Design GPI and Tally Interfaceは、ATEMスイッチャーシリーズなどに8系統のタリーリレー接点出力およびGPI入出力を追加できるインターフェース機器です。イーサネット経由でスイッチャーと接続し、カメラマンや出演者へ正確なオンエア状況を伝えるタリー信号を外部機器へ供給できます。複数台をまとめて接続して入出力数を拡張することも可能で、中〜大規模なマルチカメラ配信やスタジオ収録において、確実なスイッチング連携を実現したい現場の選定に適しています。
この商品がおすすめの人
- ATEMスイッチャーと外部タリーを連携させたい方:スイッチャーの切り替えに連動したリレー接点信号を取り出し、外部モニターや自作タリーシステムを点灯させたい現場に最適です。
- マルチカメラ収録・配信の制作スタッフ:複数のカメラマンや出演者に対して、どのカメラが現在オンエア中かを確実に伝達したい現場に向いています。
おすすめの用途
- 映像スイッチング:ATEMスイッチャーと連動して8系統の接点タリーを出力し、カメラ切り替えと同期した確実なタリー表示を行えます。
- ライブプロダクション:複数カメラでの中継やスタジオ生放送において、各カメラクルーへのタリー伝達や外部トリガー連携を円滑に行えます。
Blackmagic Design GPI and Tally Interfaceをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本機とタリーランプや外部機器との接続にはD-sub 25ピン(オス)端子を使用します。接続先機材に応じた配線や変換ケーブルが整っているかを事前にご確認ください。
- ATEMスイッチャー等の制御元機器とはイーサネット(LAN)経由で接続します。同一ネットワーク(同一サブネット)内でのIPアドレス設定や接続環境が必要です。
スペック・機能上の注意点
- 本機1台で制御できるタリー出力およびGPIトリガーは最大8系統です。9系統以上のカメラや外部機器を制御する場合は、複数台の本機を用意してネットワーク上に増設する必要があります。
- 本機のタリー出力はリレー接点(コンタクト)方式です。接続先機器の対応電圧や電流などの電気的仕様がリレー仕様に合致しているか事前にご確認ください。
使用前に準備・確認したいこと
- スイッチャー本体や設定用PCと本機をLAN接続し、ユーティリティソフト等でネットワーク設定(IPアドレス認識)が正常に行われているかテストしてください。
- D-sub 25ピン端子の各ピンアサイン(どのピンがどのカメラのタリーに対応するか)を確認し、接続機器側の結線と一致しているか導通や動作テストを行ってください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:D-sub 25ピン(オス)タリー接続ケーブル — 本機からタリー信号を取り出すために必須となるケーブルですが、当店では取り扱いがございません。接続先に合わせたケーブルや端子台をお客様自身でご用意ください。
- 別途必要:LANケーブル — ATEMスイッチャーやネットワークスイッチと本機を有線接続するために必要です。
- 利用条件によって必要:ATEMライブプロダクションスイッチャー — 本機をタリーインターフェースとして連動させる親機となるスイッチャーです。
おすすめオプション
- あると便利:HUB(ハブ) — ATEMスイッチャー、操作PC、本機を同一ネットワーク上で安定して中継・接続する際に便利です。
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、D-Sub 25ピン端子のピンアサインを理解し、接続先のカメラやCCUの仕様に合わせてケーブルを結線・配線するための基礎的な映像技術および電子工作の知識が必要です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 本体およびACアダプターが含まれます。D-Sub 25ピンケーブルや結線用のブレイクアウトケーブル、イーサネットケーブルは標準では含まれない場合が多いため、用途に合わせて別途ご用意いただく必要があります。
Q: ATEM Miniシリーズでも使用できますか?
A: はい、ATEM Mini ProやATEM Mini Extremeなどのイーサネット端子を備えたモデルであれば、ネットワーク経由で接続し、カメラのスイッチング情報をGPI信号として出力することが可能です。
Q: Cerevo FlexTallyなどのワイヤレスタリーと比較してどう違いますか?
A: FlexTallyが無線通信を利用した手軽なランプ点灯に特化しているのに対し、本機は有線のリレー接点通信を行います。既存のCCUや放送用カメラ本体のタリーランプを直接光らせるなど、業務用機器とのシステム統合に適しています。
Q: 別途用意すべきメモリカード・バッテリー・アクセサリは?
A: 本機は記録メディアやバッテリー駆動には対応していません。運用には必ずAC電源が必要です。また、ATEMスイッチャーと接続するためのLANケーブル、および出力先機器へ接続するためのD-Sub 25ピンケーブルが必須となります。
Q: 複数台接続する場合、ハブは必要ですか?
A: 本機同士を数台接続する場合は、製品自体が持つイーサネットのスルーアウト端子を利用してデイジーチェーン(数珠つなぎ)接続が可能なため、必ずしも別途スイッチングハブを用意する必要はありません。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、他のお客様の予約が入っていない場合に限り、Webサイトのマイページから延長手続きが可能です。長期間のシステム検証などでスケジュールが延びた際にも柔軟に対応いたします。
Q: ライブ配信以外の業務用途等の具体シーンに適していますか?
A: はい、スイッチャーの切り替えに合わせてスタジオの「ON AIR」サイン(表示灯)を点灯させたり、外部のプロジェクターや照明卓にトリガー信号を送るなど、設備制御のインターフェースとしても広く活用されています。
接続
GPI接点入力:8系統(D-Sub 25ピン経由)
タリー接点出力:8系統(D-Sub 25ピン経由)
PCインターフェース:USB(設定用)
イーサネット:10/100 BaseT x1、ループスルー出力 x1
ソフトウェア
設定ソフトウェア:Blackmagic ATEM Setupユーティリティ(Windows / Mac対応)
電源条件
電源:12Vの国際対応ACアダプター同梱
消費電力:要確認
物理的仕様
寸法:幅 136mm × 奥行き 91mm × 高さ 22mm
重量:約 240g
環境条件
作動温度:0°〜40°C
保管温度:-20°〜45°C
相対湿度:0%〜90%(結露なし)
ATEM MINI Extremeに接続し、配信に使用しました。
高校の体育大会配信で、スイッチャーや配信機材は学校の物を使用、カメラは こちらから持ち込み、タリーはワイヤレスタリーを使用するので、タリーの出力装置として使用しました。
スイッチャーのIPが工場出荷時と異なるので、GPI TALLYインターフェースのIP設定が必要でした。
USBを接続しないとIP設定が出来ないので、できればUSBケーブルも付属していると良かったと思います。
今回はケーブルを自作しましたが、D-SUB25Pinの先バラケーブルと、各種D-SUBを小型のターミナルで接続できるようなオプションもあると、様々な機材と接続しやすくなるのかなと思いました。
難しい設定も無く、トラブルなく使用できました。