ATEMハードウェアパネル
ATEMスイッチャーにプロ仕様のコントロールが可能なATEMハードウェアパネルを追加して、究極の ライブプロダクションを実現しましょう。ライブパフォーマンスの複雑なスイッチングでは、専用のハードウェアパネルほど優れたコントロール方法はありません!最高品質の部品を使用したATEM 1 M/E Advanced Panelは、究極の速度、最高の信頼性、さらに使い易さを求めて設計されています。専用のハードウェアコントロールパネルほどスピーディなライブプロダクションを可能にする方法は、他にありません。
ATEM 1 M/E Advanced Panel
LCDを内蔵した超小型のプロ仕様ハードウェアコントロールパネル
ATEM 1 M/E Advanced Panelはプロ仕様のハードウェアパネルで、ご使用のATEMスイッチャーを正確にコントロールできます。最新の放送テクノロジーを搭載したATEM 1 M/E Advanced Panelは、内蔵LCD、バックライトのカスタマイズが可能な高品質ボタン、プロ仕様のジョイスティック、滑らかな重量感のTバーフェーダーなどを搭載しています。M/Eコントロールのボタンの下にダイナミックスクリーンが付いており、ラベルをカスタマイズできます。
色の変化でステータスを確認できます。また、パワフルなSHIFTボタンによりパネルの2層目をコントロールできるので、さらに10系統の入力にアクセスできます。コンパクトで耐久性に優れたATEM 1 M/E Advanced Panelは、標準の機材ラックに収まるので、中継車やフライアウェイキットでの使用に最適です。
ソースの選択
カメラを瞬時に切り替えてオンエア!
ATEMプロダクションスイッチャーを使用すれば、最先端のライブスイッチングワークフローを実現できます。スイッチャーコントロールパネルに個別に搭載されたプログラム/プレビューバスを使用し、放送中のソースをすばやく正確に切り替えられます。プレビューバスで選択された画面はプレビュースクリーンに表示されるので、次に放送される画面を確認してからCUT/AUTOボタンを押してオンエアできます。プログラムバスでソースを変更すると、瞬時にオンエア映像が切り替わります。
トランジションコントロール
好みに応じたトランジションを選択!
ATEMハードウェアコントロールパネルで、トランジション全体をコントロールできます。専用ハードウェアパネルは、すべてのクリエイティブなトランジションを簡単に実行でき、ATEM Software Controlと同様のカット/ミックス/ワイプトランジションが可能です。直接カットしたり、MIX/WIPEボタンやフェーダーバーを使用したり、またはAUTOボタン押すことで、選択したトランジションをトリガーできます。ATEM Broadcast Panelでは、必要なボタンが指先に配置されているため、正確なスイッチャーコントロールが可能です。
トランジションスタイル
ボタン1つでトランジションを実行!
ATEMは多様なトランジションスタイルに対応しており、それらのコントロールオプションも豊富です。CUTボタンを押せば、ソースからソースへ瞬時に切り替わります。ミックス、ディップ、ワイプを選択すれば、さらに視聴者の目を引くトランジションが可能です。また、最先端のATEM 1 M/E、2 M/E、4 M/Eモデルは、プログラム可能なDVEおよびアニメーションスティンガーなどのエキサイティングなトランジションを使用できます。フェーダーバーを使用したマニュアルトランジション、あるいは滑らかなタイミングでトランジションできるオートトランジションを選択できます。
ワイプトランジション
簡単に実行できるスタンダードワイプ
ATEMハードウェアパネルは、高速かつフレキシブルなトランジションコントロールが可能です!ワイプのパターンを放送用パネルから直接選択し、それらをプロダクションのスタイルに応じてカスタマイズすることもできます。ワイプ、シンメトリー、ソフトネスはもちろん、カラーボーダーの幅およびソフトネスの調整や、ジョイスティックを使ったワイプ位置の設定も可能です。専用のジョイスティック、フェーダー、調整ノブで、ワイプパターンを正確にポジショニングできます。
DVEトランジション
美しいデジタルビデオエフェクト
ATEMハードウェアパネルは、DVEトランジション・オプションのスピーディかつ正確なコントロールが可能です!高品質のジョイスティック、ソフトノブ、キーフレームコントロールを使い、ライティング/ドロップシャドウ効果のついた独自のDVEムーブをすばやく作成できるので、アニメーショングラフィック合成の幅が広がります。さらにDVEキーモードをオンにして、高品質グラフィックをフレームに挿入したり、事前にプログラムしたプッシュ、スピン、スクイーズ、スウーシュ等のトランジションを選択することもできます。
マクロをカスタマイズ
ボタンを押すだけでマクロを実行!
ATEMハードウェアコントロールパネルを使用している場合は、スイッチャーのすべてのマクロにアクセスできるため、マクロをすばやく選択でき、ボタンを押すだけでマクロの記録/実行を完全にコントロールできます。スイッチングを行うハードウェアパネルからマクロを操作できるため、コンピューターを使用する必要はありません。
マクロはスイッチャー自体に保存されるため、マクロを編集/修正すると、その変更は接続されたすべてのコントロールパネルに反映されます。新製品ATEM1 M/E Advanced Panelにはマクロ専用のボタンが搭載されているので、それぞれのボタンに異なるマクロを設定し、ボタンを押すだけでビデオソース間でカットするのと同様にマクロを簡単に実行できます。
キーヤーコントロール
グリーンバックを使った優れたキーイング!
ハードウェアコントロールはクロマキーに最適です。パラメーターを微調整してクリーンなキーエッジを得られ、シームレスなレイヤリングを実現できます。ATEMハードウェアパネルは精度の高いコントロールノブを搭載しており、完璧なクロマキーをすばやく正確に作成できます。指先で簡単に調整可能なコントロールにより、放送中に照明や影に変化があった場合でもライブキー設定を簡単に調整できるので、常に素晴らしい結果を得られます。
フェーダーバー
エキサイティングなマニュアルトランジション
素晴らしいライブパフォーマンスには、しばしばマニュアル操作のトランジションが求められます。人間工学に基づいて設計されたTバーがライブパフォーマンスの一役を担い、完璧なトランジションを可能にします!場合によっては、ライブイベントの雰囲気に応じてトランジションをカメラオペレーターやタレントと完璧に調和させる必要があります。スイッチャーはパフォーマンスの一部であり、プロダクションの進行に応じて指揮者のようにムードを盛り上げます。
オートトランジション
完全なオートトランジション
ATEM Broadcast Panelのフェーダーバーのすぐ下がAUTOトランジション・ボタンです。AUTOボタンを押すと、トランジション・ブロックで設定した次のトランジションがすぐに実行されます。オートトランジションは、ディゾルブ、キーイング、ワイプパターン、アニメーションDVE等を含むあらゆるトランジションを実行できます。オートトランジションの長さは事前に1〜250フレームで設定でき、カメラ間の継続的なスイッチングをスムーズに実行できます。
プレビュー・トランジション
トランジションを事前に確認!
すべてのATEMパネルには、専用のプレビュートランジションボタンが搭載されています。プレビュートランジションボタンを使用すると、プレビュー映像出力をマルチビュースクリーンに表示できるため、ライブでトランジションを準備する際、誤放送を防ぐのに役立ちます。プレビュートランジションボタンを使用することで、ミックス、ディップ、ワイプ、DVE、キーなど、最も複雑なトランジションを放送中のプログラム出力に影響を与えずに確認できます。
フェード・トゥ・ブラック(FTB)
放送用パネルのフェード・トゥ・ブラック・ボタンで、スイッチャーの全出力をコントロールできます!FTBを選択すると、プログラム出力は、事前に設定された速度で徐々に暗くなっていきます。FTBは、プロダクションの開始時、終了時、あるいはCMに切り替わる際のフェイドアウトに大変便利な機能です。FTBは、常にライブプログラム出力を上書きし、ボタンガードで誤操作を防ぐ設計であるため、意図した時にのみフェード・トゥ・ブラックを実行できるようになっているのです!
ジョイスティック
完璧なDVEコントロール
ジョイスティックを使用すると、まるでビデオゲームのように素材を画面上で動かすことができます!完全な3軸コントロールで、ワイプパターンのシンメトリー調整およびDVEのコントロールが可能です。ジョイスティックでのDVEコントロールは、ビデオにライブ映像を重ねる際に最適です。サイズの調整、上下左右のポジショニングを行って完璧なピクチャー・イン・ピクチャー・エフェクトを実現してください!ジョイスティックでDVEを動かして開始/終了のキーフレーム・スクリーン位置を設定し、独自のアニメーションDVEを作成することも可能です。
システム管理
専用のシステムコントロールメニューから、20個のシステム専用ボタンを使用して、すばやく設定や調整が行えます。4セットのソフトキーの上部にはデータ表示用のウィンドウが搭載されており、コントロールノブを使用してすばやく正確な調整が可能です。システム管理のメニューマトリックスは複数レベルのツリー構造になっており、簡単に操作できます。キー、ワイプ、DVE、メディアプレーヤー、カラージェネレーター、スイッチャー設定、Aux出力など多くの設定が可能です!
Aux出力
Aux出力をライブで設定!
ATEM 1 M/E Advanced Panelには、Aux出力コントロール専用のボタンも搭載されています。選択バスは、上部のボタン列の使い易い位置に配置されており、Aux出力の送信先を設定し、ソースをスピーディに切り替えられます。また、選択バスを使用して、アップ/ダウンストリームキーヤーおよびDVEの出力を直接選択することも可能です。ライブプロダクションのスイッチングでは、迅速な作業が求められます。
メディアプレーヤー
グラフィックやタイトルを保存
ATEMハードウェアパネルを使えば、簡単にメディアプールからスチルを選択してオンエアできます。システムコントロールメニューで、ロードしたスチルまたはクリップを選択し、2系統のメディアプレーヤーのどちらからでも出力できます。コンピューターのメディアプールコントロールから完全に独立したスチル選択が可能です。ATEMハードウェアパネルでは、スチルまたはクリップの選択や変更、そして再生/ループの選択ができます。
接続 |
イーサネット |
10/100/1000 BaseT x2(コントロールパネル/コンピューター追加用のループ出力対応) |
ソフトウェアアップデート |
ファームウェアアップデート用USB-C x1 |
|
製品仕様 |
ダイレクト・クロスポイント |
10 |
シフト・クロスポイント |
20 |
クロスポイントボタンのタイプ |
3色LED |
クロスポイント・ラベル |
LCD(3列24文字) |
ネクスト・トランジション選択 |
BKG、 Key 1 - Key 4 |
オンエア・インジケーター |
4 |
電源状況インジケーター |
未対応 |
DSKトランジション選択 |
Auto、Cut、Tie/Preview |
プレビュー・トランジション |
1 |
トランジションレート・ディスプレイ |
メインメニュー経由 |
LCDメニュー・ディスプレイ |
3 |
メニューコントロール |
ボタン x20 |
マクロ専用ボタン |
10 |
「Multi Control」のボタン |
未対応 |
送信先バス |
1 |
ソース選択バス |
1 |
フェーダーバー |
1 |
3軸ジョイスティック |
1 |
テンキーパッド |
1 |
オペレーティングシステム |
macOS 10.12 Sierra、 macOS High Sierra 10.13またはそれ以降のバージョン
Windows 8.1、Windows 10 |
|
作動環境 |
作動温度 |
0° to 40° C (32° to 104° F) |
保管温度 |
-20°〜60° C (-4°〜140° F) |
相対湿度 |
最大95% |
初めてAdvancedパネルは使いましたが、初心者でも十分扱えました。これまでは、スイッチャー本体で切り替えていましたが、16画面となるとなかなか扱いづらく、今回初めて使ってみました。パソコンとの連携もうまく取れており、文句なしです。今後も一緒にレンタルしようと思います。