Blackmagic Design ATEM 1 M/E Advanced Panel 10とは
Blackmagic Design ATEM 1 M/E Advanced Panel 10は、ATEMスイッチャーを直感的に物理コントロールできるプロ仕様のハードウェアコントロールパネルです。高品質なボタンやLCD情報表示、滑らかなTバーフェーダー、3軸ジョイスティックを搭載し、ソフトウェア操作では難しいスピーディかつ確実な映像スイッチングを実現します。10系統のダイレクト・クロスポイントボタンに加え、SHIFTボタンにより最大20系統の入力ソース切り替えに対応。DVEトランジションのポジショニングやクロマキー合成の微調整、マクロのワンタッチ実行など、ライブ現場で要求される高度なオペレーションを強力に支援します。
この商品がおすすめの人
- フィジカルな操作感で確実なスイッチングを行いたいオペレーター:PCのマウス操作ではなく、押しやすいボタンやTバーによる触覚的なレスポンスで誤操作を防ぎたい方に最適です。
- 複雑なトランジションや演出を多用する配信担当者:ジョイスティックによるDVEの位置調整や、専用ボタンによるマクロ実行など、瞬時の演出判断が求められる現場に適しています。
おすすめの用途
- 映像スイッチング:プログラム/プレビューバスによる確実なソース確認と、TバーやAUTOボタンを用いたスムーズな映像切り替えが可能です。
- ライブプロダクション:イベント中継や番組生配信など、一瞬の遅れや操作ミスが許されない緊迫した生放送の現場で高い信頼性を発揮します。
- クロマキー合成:専用のコントロールノブを使用して、放送中であってもキーエッジの微調整などを指先ですばやく行えます。
Blackmagic Design ATEM 1 M/E Advanced Panel 10をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本機はハードウェアコントロールパネル単体です。映像の入力端子やビデオプロセッサー本体は内蔵されていないため、本製品単体では映像の切り替えや配信は行えません。
- コントロールパネルとスイッチャー本体はイーサネット(有線LAN)経由で通信します。接続先のネットワーク構成やIPアドレス設定を事前にご確認ください。
スペック・機能上の注意点
- パネル上のダイレクト・クロスポイントボタンは10系統です。11系統以上の入力を扱う場合はSHIFTボタンによるレイヤー切り替えが必要です。
- 本製品は電源状況インジケーターおよび「Multi Control」ボタンには未対応となっています。
使用前に準備・確認したいこと
- 接続するATEMスイッチャー本体とコントロールパネルのファームウェアバージョンが一致しているか事前に確認してください。バージョンが食い違っていると正しく認識・接続できない場合があります。
- 同一LAN内で接続する場合、固定IPアドレスの競合が発生しないよう、事前に機材のIPアドレス設定計画を立てておくことを推奨します。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:ATEM 1 M/E Production Studio 4K — 本機は操作用コントローラーのため、映像信号を入力して処理するATEMスイッチャー本体が別途必要です。
- 別途必要:LANケーブル — 本機とスイッチャー本体、またはネットワーク機器を有線接続するためのLANケーブルは付属していません。
- 利用条件によって必要:HUB(ハブ) — スイッチャー本体、コントロールパネル、PCなどの複数機器を同時に同一ネットワークへ接続する場合に必要です。
おすすめオプション
Q: ソフトウェアコントロールパネルと同時に使用することはできますか?
A: はい、可能です。本パネルとPC上のATEM Software Controlをネットワーク経由で同時に接続し、パネルで映像のスイッチングを行いながら、PC側でメディアプールの管理やオーディオミキシングを行うといった役割分担の運用が一般的です。
Q: レンタルセットには接続用のケーブルやケースは含まれますか?
A: はい、専用の保護用フライトケースに収納された状態でお届けします。また、スイッチャーやネットワークスイッチと接続するための標準的なLANケーブル(Cat5e等)と電源ケーブルが同梱されているため、到着後すぐにご利用いただけます。
Q: ATEM Miniシリーズでもこのパネルを使用できますか?
A: はい、ATEM Miniシリーズ(Pro、Extreme含む)でもネットワーク経由で接続して制御可能です。ただし、ATEM Mini側にはTバーがないため、本パネルを接続することで物理的なTバーを使用した滑らかなトランジション操作が追加されるというメリットがあります。
Q: 使用するにあたり、専門的なネットワークの知識は必要ですか?
A: 基本的なIPアドレスの設定知識があれば問題ありません。パネル側のメニューから、接続先のATEMスイッチャーのIPアドレスを入力するだけで自動的にリンクが確立されます。DHCP環境であればさらに設定は簡単です。
Q: Elgato Stream Deckなどの汎用デバイスと比較して何が違いますか?
A: 最も大きな違いは、Tバーによる手動トランジションと、ジョイスティックによるDVE(ピクチャー・イン・ピクチャー等)の直感的な位置・サイズ調整ができる点です。また、双方向通信により現在の状態がLCDやボタンの点灯色に正確に反映されるため、プロの現場での確実性が段違いです。
Q: 会場のルーターがない環境でもスイッチャーと直接接続できますか?
A: はい、パネルとATEMスイッチャーをLANケーブルで直接接続(ピアツーピア接続)して使用することが可能です。その場合、両方の機器に同一サブネットの固定IPアドレスを手動で割り当てる設定が必要になります。
Q: リハーサルが長引いた場合、利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、Webサイトのマイページから延長手続きが可能です。ただし、大規模イベントのシーズンなどは機材が枯渇しやすいため、設営やリハーサル日を含めて余裕を持った期間でご予約いただくことを推奨します。
Q: 電源はPoE(Power over Ethernet)で供給できますか?
A: いいえ、本機はPoEには対応していません。内蔵の電源ユニットを使用するため、付属のAC電源ケーブル(100-240V対応)をコンセントに接続して給電する必要があります。設置場所付近に電源を確保してください。
初めてAdvancedパネルは使いましたが、初心者でも十分扱えました。これまでは、スイッチャー本体で切り替えていましたが、16画面となるとなかなか扱いづらく、今回初めて使ってみました。パソコンとの連携もうまく取れており、文句なしです。今後も一緒にレンタルしようと思います。