Blackmagic Design ATEM 1 M/E Production Studio 4Kとは
Blackmagic Design ATEM 1 M/E Production Studio 4Kは、Ultra HD(4K30p)および6G-SDIに対応した1Uラックマウントサイズのプロ仕様ライブプロダクションスイッチャーです。合計10系統のビデオ入力(SDI 10系統/うち1系統はHDMI切替可能)と8系統の出力を備え、省スペースながら多数のカメラや映像機器を集約した高度なスイッチングが行えます。内蔵のクロマキーヤーやDVE、オーディオミキサー、Aux切り替え機能を搭載し、イベント中継やスタジオ収録、オンライン配信の現場で本格的な映像演出を実現します。
この商品がおすすめの人
- 多数のカメラソースを切り替えたい方:小型スイッチャーでは入力数が足りず、最大10系統の映像入力を扱いたいオペレーターに最適です。
- SDIベースの中継システムを構築したい方:長距離伝送が可能なSDI端子を中心としたマルチカメラ中継や配信現場に向いています。
- 4K対応の本格的な現場演出を行いたい方:Ultra HD 4K解像度でのスイッチングや高品質なキー合成を行いたいプロユースにおすすめです。
おすすめの用途
- 映像スイッチング:10系統の入力をフル活用し、複雑な画面切り替えやトランジション演出を安定して行えます。
- マルチカメラ撮影:各入力にフレームシンクロナイザーを搭載しているため、異なるカメラ映像も同期を乱さずにスムーズに切り替え可能です。
- ライブプロダクション:コンサートや企業イベント、スポーツ中継などで、3系統のAux出力やマルチビューを活用した柔軟なルーティング中継が可能です。
- クロマキー合成:4系統のアップストリームキーヤーを内蔵し、高精度なグリーンバック合成やテロップ入れが行えます。
Blackmagic Design ATEM 1 M/E Production Studio 4Kをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- IPアドレスの設定:当店のレンタル機材は初期状態でIPアドレスが192.168.10.152に固定されています。操作用PCのネットワーク設定を同セグメント(例: 192.168.10.xxx)に合わせて接続してください。
- 操作用PCまたは外部パネルが必要:本体フロントパネルからはAux出力などの基本操作のみ可能です。本格的なスイッチングや設定には、専用ソフトウェア「ATEM Software Control」を動作させるPC・Macやコントロールパネルの接続が前提となります。
- HDMI入力端子の制限:HDMI入力は1系統(INPUT 1)のみです。HDMI出力の機器を複数接続する場合は、SDIへの変換コンバーターをご検討ください。
スペック・機能上の注意点
- 入力フォーマットの統一:接続するすべての映像入力ソース(解像度およびフレームレート)は、スイッチャー本体の設定フォーマットと一致させる必要があります。
- Ultra HD(4K)の対応フレームレート:Ultra HD 4Kフォーマット時は、23.98p、24p、25p、29.97pまでの対応となります(4K 59.94p/60pには非対応です)。
- 本体の発熱と設置環境:稼働中は本体が発熱するため、放熱スペースを十分に確保できる通気性の良いラックや卓上に設置してください。
使用前に準備・確認したいこと
- 制御ソフトウェアのインストール:操作に使用するPCまたはMacに、あらかじめ最新のBlackmagic Design製「ATEM Switcher」ソフトウェアをインストールしてください。
- マルチビューモニターの用意:入力映像やプログラム/プレビュー画面を一覧確認するため、HDMIまたはSDI接続が可能な外部モニターをご用意ください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:操作用PC — ATEM Software Controlを動作させ、スイッチャー本体を遠隔操作するために必要となります。
- 別途必要:マルチビュー確認用モニター — 映像ソースや各バスの出力を確認するためのディスプレイが別途必要です。
- 別途必要:SDIケーブル(BNC) — カメラや送出機器、モニターとの接続用映像ケーブルは付属していないため、必要本数をご用意ください。
- 利用条件によって必要:HDMIケーブル — INPUT 1のHDMI入力やHDMIマルチビュー出力、プログラム出力を利用する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:XLRケーブル — アナログオーディオの外部入出力端子(XLR)を使用する場合に必要となります。
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、SDIケーブルの結線やIPネットワーク経由でのソフトウェア制御(PCとのLAN接続設定)、映像フォーマットの統一など、業務用映像機器およびネットワークに関する基礎的な知識が必要です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 基本レンタルセットにはスイッチャー本体と電源ケーブル、運搬用ラックケースが含まれます。操作に必要なMac/Windows PC、LANケーブル、または専用のハードウェアコントロールパネルは別途ご用意いただくか追加レンタルが必要です。
Q: Roland V-160HDと比較してどう違いますか?
A: Roland製品がHDMI入力を豊富に備えスケーラーを全入力に内蔵しているのに対し、本機はSDI入力(10系統)が中心で、全入力の解像度とフレームレートをスイッチャーのシステムフォーマットに事前に統一しておく必要がある点が最大の運用上の違いです。
Q: すべての入力端子に異なる解像度のカメラを接続してもそのまま使えますか?
A: 使えません。本機は全入力にスケーラー(フォーマット変換機能)を内蔵していないため、接続するすべてのカメラやPCの出力解像度とフレームレートを、スイッチャー本体のシステム設定(例:1080i/59.94など)と完全に一致させる必要があります。
Q: 別途用意すべきメモリカード・バッテリー・アクセサリは?
A: 本機はAC電源駆動のためバッテリーは不要で、内部収録機能もないためメモリカードも不要です。ただし、HDMI出力のPCや民生用カメラを複数接続する場合は、「HDMI to SDIコンバーター」が機器の台数分必要になります。
Q: 実撮影条件での発熱や連続稼働時間はどのくらいですか?
A: 放送品質の機材として設計されており、内蔵の冷却ファンにより24時間以上の連続稼働が可能です。ただし排熱のため、ラックマウント時や卓上設置時には、本体の側面および背面の通気口を塞がないよう十分なスペースを確保してください。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、Webサイトのマイページから延長手続きが可能です。ただし、週末やイベントシーズンは機材が枯渇しやすいため、設営やリハーサル日を含め、当初から余裕を持った期間でのレンタルを推奨します。
Q: 企業イベントでのハイブリッド配信等の業務用途に適していますか?
A: 非常に適しています。プログラム出力を配信用エンコーダーへ送る一方で、Aux(オグジュアリー)出力を利用して会場のプロジェクターには特定のカメラ映像やスライドのみを独立して送出するなど、柔軟なルーティングが1台で完結します。
映像入力端子: SDI (10-bit SD/HD/Ultra HD切替可能) ×10、HDMI (1.4a 10-bit) ×1
映像出力端子: SDIプログラム出力 ×2、HDMIプログラム出力 ×1、SDIダウンコンバート出力 ×1、SDI Aux出力 ×3
対応ビデオフォーマット(SD/HD): 525i59.94 NTSC、625i50 PAL、720p50/59.94、1080i50/59.94、1080p23.98/24/25/29.97/50/59.94
対応ビデオフォーマット(Ultra HD): 3840x2160p23.98/24/25/29.97
接続(Connectivity): 10/100/1000 BaseT イーサネット(コントロールパネル接続用)
寸法と重量(Dimensions & weight): 482mm (W) x 44mm (H) x 147mm (D) / 1Uラックマウントサイズ、重量 約1.18kg
動作温度範囲(Operating temperature range): 5°〜40°C
イメージセンサー / レンズ / 写真解像度: 該当なし(スイッチャーのため非搭載)
防水性能 / バッテリー / ストレージ: 該当なし(AC電源駆動、内部ストレージ非搭載)
スーパー入れなどの合成、音声エンベデッドが出来るので毎回使用しています。
料金もそれほど高い訳でもなく、それにしてこの機能、お得感満載。
出来ることと出来ないことをしっかり把握していれば金額以上のプレーヤーになる。