DJI RS 3 Proとは
DJI RS 3 Proは、プロフェッショナルの現場に向けて開発された高性能カメラスタビライザーです。カーボンファイバー製のアームにより剛性を保ちつつ、大型の一眼カメラやシネマカメラシステムまで搭載可能な拡張性を備えています。最大12時間のバッテリー駆動と高精度な手ブレ補正アルゴリズムにより、安定した長時間のカメラワークを実現します。付属のブリーフケースハンドルを活用したローアングル撮影や、素早いセットアップを可能にする自動軸ロック機能など、現場の即戦力となる機能が凝縮された一台です。
この商品がおすすめの人
- シネマカメラや大型レンズを運用する撮影者:幅広いカメラやレンズ構成に対応するペイロードと安定したバランス調整が必要な方。
- ワンマンオペレーションで効率的な撮影を行いたいクリエイター:直感的なタッチ画面操作やブリーフケースハンドルによる機動力を活かしたい方。
おすすめの用途
- 映像制作:CM、MV、ショートフィルムなど、ブレのない滑らかなカメラワークが求められる現場に適しています。
- 動画撮影:イベントやドキュメンタリー、プロモーション映像など、長時間の移動を伴うアクティブな撮影に適しています。
- 機材の固定:三脚や延長グリップを用いた定点撮影や、揺れのない安定したアングル固定に適しています。
DJI RS 3 Proをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 使用予定のカメラおよびレンズのサイズや重量が、ジンバルに搭載可能なバランス範囲に収まっているかご確認ください。
- カメラとの連動機能(シャッター・録画制御など)を利用する場合、付属のマルチカメラ制御ケーブル(USB C-C)に対応しているかご確認ください。
スペック・機能上の注意点
- 急速充電(約1.5時間充電)を行うには、QC 2.0またはUSB PD急速充電プロトコルに対応した24W以上の充電器が必要です。
- DJI Roninアプリの要件はiOS 11以降、Android 7.0以降となっています。
- 当店の商品説明に記載されているDJI Ronin 映像トランスミッターおよびDJI LiDAR レンジファインダーは本レンタルには付属していません。
使用前に準備・確認したいこと
- カメラにレンズ、バッテリー、メディア、アクセサリーをすべて装着した状態で、必ず電源を入れる前に各軸の物理的なバランス調整(水平出し)を行ってください。
- バランス調整が不完全なまま電源を入れると、モーターに過度な負荷がかかり振動やエラーの原因となります。
- 付属の「BG30 グリップ(内蔵バッテリー)」が十分に充電されているか確認してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:USB充電器(ACアダプター) — バッテリー充電用のUSB A-Cケーブルは付属していますが、コンセントから給電するための充電器は付属していないため、PDやQC対応のUSB充電器を別途ご用意ください。
- 別途必要:撮影用カメラ本体 — 撮影に使用するカメラは含まれていません。
- 利用条件によって必要:各種カメラ接続ケーブル — 付属ケーブルはUSB C-C端子のマルチカメラ制御ケーブルのみとなります。カメラ側の端子がMicro USBやMini HDMIなどの場合は対応するケーブルをご用意ください。
- 利用条件によって必要:DJI Ronin 映像トランスミッター / LiDAR レンジファインダー — 映像伝送機能やLiDARオートフォーカス機能を使用したい場合は、別途対応機器の準備が必要です(本商品には付属しません)。
おすすめオプション
Q: シネマカメラなどの重い機材を載せる場合、使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、ジンバルのバランス調整(キャリブレーション)に関する基礎知識が必要です。バランスが取れていないとモーターに負荷がかかり正常に動作しません。初めての方は、事前にメーカーのチュートリアル動画等で調整手順を確認しておくことをお勧めします。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?カメラとの接続ケーブルはありますか?
A: ジンバル本体、バッテリーグリップ、クイックリリースプレートに加え、主要カメラメーカー(Sony、Canon、Nikon、Panasonic等)に対応するUSB制御ケーブル類、レンズサポート、専用ケースが標準で含まれています。カメラ本体やSDカードは別途ご用意ください。
Q: 利用途中で撮影スケジュールが延びた場合、レンタル期間を延長できますか?
A: はい、マイページから延長手続きが可能です。ただし、次の予約が入っている場合は延長をお断りすることがありますので、スケジュール変更が判明した時点でなるべく早めにお手続きをお願いいたします。
Q: 実撮影条件でのバッテリー持続時間はどのくらいですか?
A: カタログスペック上は最大12時間の駆動が可能ですが、搭載するカメラの重量やバランスの精度、動作の激しさによって変動します。重いシネマカメラを搭載し、動きの激しい撮影を連続して行う実運用環境では、おおむね8〜10時間程度を目安としてください。
Q: 下位モデルのDJI RS 3と比較してどう違いますか?
A: 最も大きな違いは積載量と素材です。RS 3が最大積載量3kgでミラーレス一眼向けなのに対し、RS 3 Proはカーボンファイバー製アームを採用し最大積載量4.5kgを実現しており、シネマカメラや大型レンズの運用に適しています。また、LiDARフォーカスシステムなど高度な拡張機能にも対応しています。
Q: 雨天や雪の降る屋外環境でもそのまま使用できますか?
A: 本機には防水・防滴性能はありません。モーター部や接続ポートに水が浸入すると故障の原因となります。雨天や降雪時の屋外撮影では、ジンバル専用のレインカバー(別売)を使用するか、傘などで水滴を完全に防ぐ対策が必要です。
Q: マニュアルフォーカスのオールドレンズでもピント合わせを自動化できますか?
A: オプションの「DJI LiDAR レンジファインダー (RS)」および「フォーカスモーター」を組み合わせて使用することで、マニュアルレンズでも高精度なオートフォーカスが可能になります。ただし、本レンタルセットには含まれていない場合があるため、オプション品の有無を別途ご確認ください。
Q: 車のボンネットやクレーンに取り付けての業務用途に適していますか?
A: はい、適しています。RS 3 Proは底面に各種マウント用のポートを備えており、ジブ(クレーン)、カーマウント、ケーブルカムなどにしっかりと固定できます。SuperSmoothモードを有効にすることで、車両走行時などの微細で高速な振動も効果的に吸収します。
イベント撮影で、panasonic のビデオカメラ AG-CX350(約2.5kgのセット)を載せて使用しました。業務用ハンドヘルドビデオカメラは前後に長いですが、ぎりぎりアームに当たらず、重量も問題ありませんでした。
またRS 3 Proは、フルサイズミラーレスカメラにショックマウント付きのマイク(RODE VideoMic NTGなど)や、SONYのXLRアダプターキットXLR-K3Mを装着して、ローアングル撮影でも干渉せず使用できるのが良いです。このようにマイクを装着するならRS 3 Proをおすすめします。
カメラの上にマイクなどを付けないなら、カメラ・レンズの重量にもよりますがRS 3やRS 3 miniでも良いかと思います。