DJI SDR Transmissionコンボとは
DJI SDR Transmissionコンボは、ソフトウェア無線技術(SDR)とWi-Fi伝送に対応した高性能なワイヤレス映像伝送装置 です。日本国内規格において最大2km (障害物のない条件下・FCC規格では最大3km)の長距離伝送と、わずか35msの超低遅延 、最大20Mbpsの1080p/60fps伝送を実現します。トランスミッターとレシーバーは各約145gと軽量で、SDI/HDMI両方の入出力に対応。高い透過性と耐干渉性を備え、電波干渉の多い現場でも安定した映像伝送を可能にします。
この商品がおすすめの人
マルチカメラやジンバルオペレーター :軽量・コンパクト設計でカメラやジンバルへの搭載負荷を抑え、自由なカメラワークを行いたい方
複数のスタッフで同時確認したいチーム :配信モードにより無制限のレシーバー追加や、スマートフォン・タブレットでのWi-Fiモニタリングを活用したい制作チーム
屋外や広範囲でのロケーション撮影を行う制作者 :長距離伝送かつ自動周波数ホッピングによる安定した通信環境を求める方
おすすめの用途
ワイヤレス映像伝送 :ケーブルの引き回しが困難な撮影現場や屋外ロケーションにおいて、高品質なフルHD映像を安定して長距離伝送する用途に適しています。
映像モニタリング :ディレクターモニターへのSDI/HDMI出力に加え、DJI Roninアプリを介してタブレットやスマートフォンでのLUT適用・波形確認など本格的なモニタリングが可能です。
映像伝送 :スタジオ収録やイベント中継において、カメラ映像をスイッチャーや収録機へリアルタイムかつ低遅延で送出する用途に最適です。
DJI SDR Transmissionコンボをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
本商品にはバッテリーおよび充電器が付属していません 。電源としてNP-Fバッテリー、またはUSB PD対応の電源環境を別途ご用意ください。
映像入力・出力用のHDMIケーブルやSDI(BNC)ケーブルは付属していません 。接続するカメラやモニターの端子規格に合わせたケーブルを準備してください。
アクティベーションやファームウェア更新に必要なUSB-A to USB-C ケーブルは付属しません 。
スペック・機能上の注意点
最大伝送距離は日本国内(MIC規格)で最大2km となります。公称の最大3kmは障害物のないFCC規格環境下での測定値です。周辺の遮蔽物や電波環境により伝送距離は変化します。
1080i映像信号は、ブロードキャスト(配信)モード設定時には使用できません。1080pなどの対応フォーマットにカメラ側を設定してご使用ください。
4K映像の入力・伝送には対応していません。最大解像度は1080p(60fps)となります。
5.8GHz帯およびDFS周波数帯は、使用環境や現地の法律・規制によって利用が制限される場合があります。
使用前に準備・確認したいこと
スマートフォンやタブレットでのモニタリングや各種設定を行う場合は、事前にDJI Roninアプリ をお手持ちの端末にインストールしてください。
カメラおよびモニターとの接続端子(SDIまたはHDMI)を確認し、適切なケーブルの長さや端子形状を事前に合わせておいてください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
利用条件によって必要:DJI SDR Transmission RXのみ【DT2002】 — 配信モードを使用し、複数のモニターへ同時にワイヤレス映像を受信・出力したい場合に追加するレシーバー単体です。
あると便利:小型モニター — レシーバーから映像を出力し、現場で映像チェックを行うディレクターモニターとして一緒に用意すると便利です。
あると便利:モバイルバッテリー — AC電源が取れない移動撮影時に、USB PD経由でトランスミッターやレシーバーへ安定して給電するために役立ちます。
※ 注意:本商品は基本的にバッテリー(NP-F970 )駆動です。USB-A to USB-C ケーブル は付属しておりません。 USB-A to USB-C ケーブル は製品アクティベーションとトランスミッターのファームウェア更新またはレシーバーのファームウェア更新用のため付属しません。 NP-Fバッテリー経由での給電またはジンバル製品に装着する際に給電を推奨します。 USB-Cからの給電はUSB-C to USB-C ケーブル経由のPD給電となります。
バッテリーセットの商品はこちら
ソフトウェア無線技術を中心に構築されたDJI SDR Transmissionは、SDRとWi-Fiの両方による映像伝送モードに対応しています。SDR技術により、映像伝送性能が全く新しいレベルへと向上し、より優れた安定性と耐干渉性、透過性を実現します。例えば、一時的なモニタリングが必要な場合などに、DJI SDR TransmissionはWi-Fi伝送にも対応しているため、チームの柔軟性が向上します。
SDR vs. Wi-Fiの伝送性能
kmレベルの伝送距離、強力な透過性
DJI SDR Transmissionは、最大3 kmの伝送距離を実現し、広範囲のダイナミックな撮影シナリオに対応します。また、優れた透過性も発揮するため、多様で複雑な撮影シナリオにおいても、ライブ映像のモニタリングニーズに応えることができます。
20 Mbpsの高ビットレート、1080pのフルHD画質
DJI SDR Transmissionは、最大20 Mbpsの高ビットレートで1080p/60fpsのライブ映像に対応し、スムーズなモニタリングとコラボレーションを可能にします。
シームレスな自動周波数ホッピング
DJI SDR Transmissionは、2.4 GHz、5.8 GHz、DFS周波数帯*で自動周波数ホッピングをシームレスに実行します。干渉が発生した際は、自動で最適なチャンネルに切り替えを行い、複雑な環境での撮影にも難なく対応します。
*5.8 GHzまたはDFS周波数帯は、一部の国/地域では使用が禁止されています。詳細については、現地の法律や規制を確認してください。
接続できるレシーバーの数に上限なし
配信モードでは、1つのトランスミッターと接続できるレシーバーの数に上限がなく、複数のクルーと高品質のモニタリングを共有でき、専門的な役割を持つ様々な担当者それぞれのモニタリングニーズを満たします。
その他の実用的機能
35ミリ秒の低遅延伝送
わずか35ミリ秒の超低遅延で、スムーズなモニタリングと効率的なコラボレーションを実現します。
プロのユースケースを想定したメタデータ伝送
DJI SDR Transmissionは、ARRIやREDなど主要なシネマカメラのSDI経由のメタデータ伝送に対応しています。これにより、ディレクター、撮影監督、DITチームは、リアルタイムで詳細な撮影情報にすばやくアクセスすることができます。
音声通話による通信
DJI SDR Transmissionは、レシーバーとトランスミッター間の1対1のリアルタイム通信を実現し、撮影監督とディレクターまたはクライアント間のシームレスな会話を可能にします。
コンパクト、軽量、ポータブル
1台のトランスミッター/レシーバーは約145gという軽量設計で、簡単に収納できる折りたたみ式アンテナを備えています。これにより、携帯性が確保されるだけでなく、さまざまな取り付け方法が可能となり、現場での幅広い要求を満たすことができます。
革新的なUSB-Cポートと多様なモニタリング方法
DJI SDR Transmissionは、複数のモニタリング方式に対応しており、3つのSDR信号と2つのWi-Fi信号を同時に出力できます。レシーバーはSDI/HDMI経由でモニターへの出力が可能です。また、トランスミッターは、Wi-Fi経由でスマートフォンやタブレットに直接接続でき、レシーバーを使わずに、費用対効果に優れたデュアルチャンネルのモニタリング体験を実現します。
さらに、DJI SDR Transmissionでは、安定性と利便性を兼ね備えたUSB-C出力のモニタリング方式も採用しています。USB-Cケーブルでレシーバーをスマートフォンやタブレットに接続し、スムーズで安定したモニタリングを可能にします。
アップグレードされたDJI Roninアプリ
【カメラソースの切り替え】
DJI SDR Transmissionを配信モードでDJI Roninアプリに接続すると、アプリ内でカメラソースをシームレスに切り替え、さまざまなカメラビューのモニタリングニーズに対応することができます。
【ローカル録画と再生機能】
アプリはローカル録画に対応しており、録画コンテンツを再生ページでレビューすることができます。
【複数のモニタリングオプション】
アプリは、LUT、ピーキング、波形、フォルスカラーなどの主要なモニタリング支援ツールに対応しており、プロ向けのモニタリング体験を提供します。
アシスト機能
RSシリーズ スタビライザーの制御[6]
Force Mobile、仮想ジョイスティック、ジンバルの再センタリングなどの機能に対応しています。
チャンネル設定
DJI SDR TransmissionをSDR制御モードまたはWi-Fiモードでアプリに接続すると、アプリ内でチャンネルを切り替え、チャンネル品質を同時にモニタリングできます。
カメラ制御
DJI SDR Transmissionは、カメラのPTP制御*に対応しており、絞り、シャッター、ISOの表示と調整に加えて、アプリによるカメラの写真撮影機能や動画録画機能の起動も可能です。Sony製カメラのCEC制御にも対応しており、ミラーリング操作モードを有効にできます。
DJI SDR Transmissionトランスミッターポート
SDI入力ポート
1080p/60fps動画の入力に対応
HDMI入力ポート
1080p/60fps動画の入力に対応
3.5mmステレオジャック
1対1の音声通話に対応[4]
USB-Cポート
USB-Cファームウェア更新用ポート
USB-Cポート
USB-C電源およびジンバル通信ポート
DJI SDR Transmissionレシーバーポート
SDI出力ポート
1080p/60fps動画の出力とオーディオ出力に対応
HDMI出力ポート
1080p/60fps動画の出力とオーディオ出力に対応
3.5mmステレオジャック
1対1の音声通話に対応
USB-Cポート
USB-C電源ポート
仕様
[送信機]
重量
約145 g(アンテナを含む)
サイズ
86.5×64×32 mm(長さ×幅×高さ、アンテナを除く)
ポート
SDI入力ポート HDMI入力ポート 3.5mmステレオジャック USB-Cファームウェア更新用ポート USB-C電源およびジンバル通信ポート
動作周波数
SDR動作周波数 非DFS周波数帯: 2.4000~2.4835 GHz 5.725~5.850 GHz DFS周波数帯: 5.470~5.725 GHz 5.8 GHzは、一部の国/地域では使用が禁止されています。詳細については、現地の法律や規制を確認してください。5.600〜5.650 GHzは使用しません。 Wi-Fi動作周波数 2.4000~2.4835 GHz 5.150~5.250 GHz
伝送電力(EIRP)
SDR: 2.4000~2.4835 GHz: < 30 dBm (FCC) < 20 dBm (SRRC/CE/MIC) 5.470~5.725 GHz: < 30 dBm (FCC) < 23 dBm (CE/MIC) 5.725~5.850 GHz: < 30 dBm (FCC) < 14 dBm (CE) <30 dBm (SRRC) Wi-Fi: 2.4000~2.4835 GHz: < 26 dBm (FCC) < 20 dBm (SRRC/CE/MIC) 5.150~5.250 GHz: < 26 dBm (FCC) < 23 dBm (SRRC/CE/MIC)
Wi-Fi プロトコル
802.11b/a/g/n/ac/ax 2×2 MIMO Wi-Fi対応
最大帯域幅
SDR: 20 MHz Wi-Fi: 20 MHz
最大ビットレート
SDR: 20 Mbps* Wi-Fi: 8 Mbps *制御モードで測定(ブロードキャストモードはオフ)。
消費電力
8.2 W 室温25°Cで、制御モードでリンクしているときに、約10 mの距離で、トランシーバーとレシーバーそれぞれ1台の設定で、Wi-Fiをオフにして、PDを電源に使用して測定。
電源
USB-C電源タイプ1:9 V、2 A(PDプロトコル) USB-C電源タイプ2:6.8~17.2 V DC NP-Fバッテリー電源電圧:6.8〜8.4 V
入力動画フォーマット
1080p: 23.98/24/25/29.97/30/50/59.94/60fps 1080i:50/50.94/60fps(1080iはブロードキャストモードでは使用できません)。 720p: 50/59.94/60fps
入力音声フォーマット
SDI(エンベデッド対応)、HDMI(エンベデッド対応)
映像伝送システム
SDR + Wi-Fi
映像伝送遅延
SDR: 80 ms*(カメラおよび画面表示の遅延を含む) 35 ms*(カメラおよび画面表示の遅延を除く) Wi-Fi: 110 ms** *配信モードをオフにした状態で1080p/60fpsの動画撮影時に測定。 **1080p/60fpsの動画撮影時に測定。
動画コーディング形式
H.264
最大伝送距離
SDR: 3 km (FCC)* 2 km (CE/SRRC/MIC(日本))* Wi-Fi: 200 m *制御モードで測定(ブロードキャストモードはオフ)。
動作環境温度
-10℃~40℃
[受信機]
重量
約145 g(アンテナを含む)
サイズ
86.5×64×32 mm(長さ×幅×高さ、アンテナを除く)
ポート
SDI出力ポート HDMI出力ポート 3.5mmステレオジャック USB-Cファームウェア更新および動画出力ポート USB-C電源ポート
動作周波数
SDR動作周波数 非DFS周波数帯: 2.4000~2.4835 GHz 5.725~5.850 GHz 5.8 GHzは、一部の国/地域では使用が禁止されています。詳細については、現地の法律や規制を確認してください。
伝送電力(EIRP)
SDR: 2.4000~2.4835 GHz: < 30 dBm (FCC) < 20 dBm (SRRC/CE/MIC) 5.725~5.850 GHz: < 30 dBm (FCC) < 14 dBm (CE) < 23 dBm (SRRC)
最大帯域幅
20 MHz
最大ビットレート
20 Mbps 制御モードで測定(ブロードキャストモードはオフ)。
消費電力
8.3 W 室温25°Cで、制御モードでリンクしているときに、約10 mの距離で、トランシーバーとレシーバーそれぞれ1台の設定で、Wi-Fiをオフにして、PDを電源に使用して測定。
電源
USB-C電源タイプ2:6.8~17.2 V DC NP-Fバッテリー電源電圧:6.8~8.4 V
出力動画フォーマット
1080p:23.98/24/25/29.97/30/50/59.94/60fps 1080i:50/50.94/60fps(1080iはブロードキャストモードでは使用できません)。 720p:50/59.94/60fps
出力音声フォーマット
PCM
映像伝送システム
SDR
映像伝送遅延
80 ms(カメラおよび画面表示の遅延を含む) 35 ms(カメラおよび画面表示の遅延を除く) 配信モードをオフにした状態で1080p/60fpsの動画撮影時に測定。
動画コーディング形式
H.264
最大伝送距離
3 km (FCC) 2 km (CE/SRRC/MIC(日本)) 制御モードで測定(ブロードキャストモードはオフ)。
動作環境温度
-10℃~40℃
Q1. DJI SDR Transmissionの伝送距離はどのくらいですか? A1. 障害物のない見通しの良い環境において、最大で約3kmの伝送が可能です(FCC規格準拠時など、地域や電波状況により異なります)。
Q2. Wi-Fi伝送システムと比べて何が違いますか? A2. SDR技術を採用しているため、Wi-Fi方式に比べて壁などの障害物に対する透過性が高く、電波干渉にも強いため、より安定した接続と映像品質を維持できます。
Q3. 遅延(レイテンシー)はどのくらいですか? A3. 最短で約35msの低遅延を実現しており、リアルタイムのモニタリングやフォーカス合わせにも十分対応できる性能です。
Q4. スマートフォンやタブレットで映像を受信できますか? A4. はい、受信機のUSB-Cポートとスマートフォン/タブレットを接続することでモニタリング可能です。また、Wi-Fi接続モードを使用すればケーブルレスでも受信できます。
Q5. 1台の送信機に何台の受信機を接続できますか? A5. 通常の制御モードでは2台までですが、ブロードキャストモードを使用すれば、受信機の台数に制限なく無制限に接続することが可能です。
Q6. SDI端子は搭載されていますか? A6. はい、送信機・受信機ともに3G-SDIポートとHDMIポートの両方を搭載しており、業務用のビデオカメラやスイッチャーとも接続可能です。
Q7. バッテリーは何を使用しますか? A7. 一般的なNP-Fシリーズのバッテリー(NP-F550/750/970など)が使用可能です。また、USB-Cポート(PD対応)からの給電でも動作します。
Q8. DJI Roninシリーズのジンバルと連携できますか? A8. はい、DJI RS 4 Pro、RS 4、RS 3 Proなどのジンバルと接続し、ジンバルバッテリーからの給電や、ActiveTrackなどの機能連携が可能です。
Q9. 映像の解像度とフレームレートは? A9. 最大で1080p/60fpsの映像伝送に対応しており、高画質で滑らかなモニタリングが可能です。
Q10. コンボセットには何が含まれていますか? A10. 送信機1台、受信機1台に加え、カメラへの取り付けプレート、各種ケーブル類などが含まれており、すぐに基本的な伝送システムとして使用開始できます。
ケーブルを這わせられない サブスタジオから300mほど離れた場所での使用を考えており、以前HollylandのMARS4Kでテストしたのですが なかなかうまくいかなかったので、今回はこちらの機種をテストでお借りしました。結果は大満足で カメラが建物の裏に回っても映像が途切れることはありませんでした。
さすがにフェンスのすぐ脇で送信機を振ると 一瞬途切れることがありましたが、すぐ復帰するので大丈夫かと思います。
また 電源を入り切りしてもすぐ繋がるのが大変いいと思います。