DJI SDR Transmission(DT2003)+DJI SDR Transmission RXとは
DJI SDR Transmissionは、独自のソフトウェア無線(SDR)技術とWi-Fi伝送に対応した高性能なワイヤレス映像伝送装置です。本商品はトランスミッター(TX)1台に加え、レシーバー(RX)が計2台含まれたセットで、最大1080p/60fps・20Mbpsの高画質映像を最少35msの超低遅延で2箇所の受信機へ同時伝送できます。日本国内規格において最大2km(障害物のない条件下。FCC規格では最大3km)の長距離伝送と優れた透過性を実現し、電波干渉の多い現場でも自動周波数ホッピングで安定した映像モニタリング環境を提供します。
この商品がおすすめの人
- 複数箇所で同時に映像確認を行いたい方:レシーバーが2台セットになっているため、ディレクター席とクライアント席など2系統の外部モニターへ同時に安定したワイヤレス映像を出力できます。
- 電波干渉が多いイベントや屋外ロケの撮影チーム:DFS帯を含む周波数の自動ホッピングに対応し、通信環境が混雑した現場でも安定した伝送を行いたい撮影に適しています。
- ジンバルやリグを軽量に保ちたい撮影者:各ユニットは約145gと非常に軽量かつコンパクトで、カメラやジンバルへの負担を抑えられます。
おすすめの用途
- ワイヤレス映像伝送:SDIおよびHDMIに対応し、シネマカメラからミラーレス一眼まで幅広い機材の映像をケーブルレスで長距離伝送できます。
- 映像モニタリング:2台の専用レシーバーによるモニター出力に加え、タブレットやスマートフォンへのWi-Fi伝送やUSB-Cテザー出力も活用した柔軟なモニタリングが可能です。
- 動画撮影:35msの低遅延により、ピント送りやカメラワークの指示がリアルタイムでスムーズに行えます。
- 現場連絡:トランスミッターとレシーバー間で1対1の音声通話機能を備えており、撮影監督とディレクター間の通話連絡に役立ちます。
DJI SDR Transmission(DT2003)+DJI SDR Transmission RXをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本セットにはトランスミッター(TX)が1台、レシーバー(RX)が合計2台含まれています。同時に送信できるカメラは1台となります。
- 伝送距離は日本国内(MIC規格)において最大2kmですが、これは障害物や電波干渉がない見通しの良い条件下でのメーカー公称値です。実際の現場の遮蔽物や周囲の電波状況により伝送可能距離は変動します。
スペック・機能上の注意点
- 対応解像度は最大1080p/60fpsです。4K信号の直接伝送には対応していませんので、カメラ側の出力設定をフルHD(1080p)以下に設定してください。なお、1080i信号はブロードキャストモードでは使用できません。
- 音声通話(1対1通話)機能を利用する場合、3.5mm端子に対応した市販のヘッドセット等を別途ご用意いただく必要があります。
- 5.8GHz帯およびDFS帯の利用は、現地の法規制や電波環境に準拠して自動制御されます。
使用前に準備・確認したいこと
- カメラやモニターの接続端子(SDIまたはHDMI)を確認し、機材構成に合わせた映像ケーブルをご用意ください。
- スマートフォンやタブレットでのモニタリング支援機能(波形・LUT・ピーキングなど)を使用する場合は、事前にDJI Roninアプリのインストールと端末の動作環境をご確認ください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:NP-F970バッテリーおよび専用充電器 — 本機には駆動用バッテリーやAC電源アダプター、給電用ケーブルが付属していません。TX・RX(計3台)をバッテリー運用する場合は必須となります。
- 別途必要:HDMIケーブルまたはSDIケーブル — カメラからTXへの入力、および各RXからモニターへの映像出力に必要な映像ケーブルは付属していません。
- 利用条件によって必要:USB-C 急速充電器(PD対応) — コンセントから常時給電して運用する場合、USB Power Delivery(9V/2A等)に対応した充電器が必要です。
- 利用条件によって必要:Thunderbolt 3 / USB4 ケーブル — レシーバーからスマートフォン・タブレットへUSB-C有線接続して映像出力を行う場合や、PD給電を行う際に必要です(USB-A to USB-Cケーブルは付属しません)。
- 利用条件によって必要:小型モニター — レシーバーから出力された映像を確認するための外部モニターは付属していません。
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 日本国内の電波法に準拠したDFS(動的周波数選択)機能付きの帯域を使用するため、特別な無線免許や資格は不要です。電源を入れれば自動で最適なチャンネルを選択するため、初心者でも簡単に扱えます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 送信機(TX)1台、受信機(RX)2台、各種アンテナ、USB-Cケーブル、カメラマウントアダプターが含まれます。カメラやモニターと接続するHDMI/SDIケーブル、およびバッテリーは別途ご用意ください。
Q: 別途用意すべきメモリカード・バッテリー・アクセサリは?
A: 本製品は映像伝送専用のためメモリカードは不要です。電源として、送信機・受信機それぞれにソニーNP-Fシリーズのバッテリー、またはUSB-C PD対応(9V/2A)のモバイルバッテリーが必要です。
Q: 実撮影条件でのバッテリー持続時間は?
A: 標準的なNP-F970大容量バッテリーを使用した場合、送信機・受信機ともに約6〜7時間の連続稼働が可能です。長時間の現場では、予備バッテリーをレンタルすることをおすすめします。
Q: Hollyland Mars 400S Proと比較してどう違いますか?
A: 本製品はSDR技術を採用しており、Mars 400S ProのWi-Fi方式と比べて伝送距離が圧倒的に長く(国内約2km)、壁などの障害物に対する透過性も高いため、より過酷な環境でも映像が途切れにくいのが特徴です。
Q: 複数の受信機を同時に接続した場合、遅延や画質は低下しますか?
A: ブロードキャストモードを使用することで、受信機を複数台に増やしても画質(最大1080p/60fps)や遅延(約35ms)に大きな影響を与えることなく、安定したマルチモニタリングが可能です。
Q: スマートフォンやタブレットでもモニタリングできますか?
A: はい、受信機をUSB-Cケーブルでスマートフォンやタブレットに有線接続し、DJI Roninアプリを使用することで、遅延の少ない高画質なモニタリングが可能です。Wi-Fi接続よりも安定しています。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次のお客様の予約が入っていない場合に限り、マイページから延長手続きが可能です。撮影スケジュールが延びた場合は、お早めにサポートまでご連絡ください。
伝送技術:ソフトウェア無線(SDR)
最大伝送距離:約3km(FCC準拠、障害物・電波干渉のない環境)、約2km(CE/SRRC/MIC準拠)
映像解像度・フレームレート:最大1080p/60fps
伝送遅延:約35ms
映像ビットレート:最大20Mbps
インターフェース(送信機):SDI入力、HDMI入力、USB-C(給電/通信)
インターフェース(受信機):SDI出力、HDMI出力、USB-C(給電/通信/映像出力)
電源オプション:NP-Fシリーズバッテリー、USB-C PD給電(9V/2A)
重量:送信機 約145g(アンテナ含まず)、受信機 約145g(アンテナ含まず)
寸法(アンテナ折りたたみ時):86.5 × 64 × 32 mm(送受信機共通)
動作環境温度:-10℃ ~ 45℃
日帰りレンタルは、通常の1日レンタル価格より約30%OFFで、最長12時間ご利用いただけるお得なプランです。短時間だけ機材を使いたい場合や、急ぎで機材を手配したい場合にぴったりのサービスとなっています。