SONY UTX-B40とは
SONY UTX-B40は、ソニー独自のデジタルオーディオプロセシング技術を搭載したB帯ワイヤレスのボディパック型送信機です。付属の無指向性ラベリアマイクロホンを用いたクリアな音声送信が可能で、音量調整の手間を減らすオートゲインモードや、離れたマイク位置に対応する+15dBゲインブーストモードを備えています。すでにソニーUWP-Dシリーズなどの受信機をお持ちの方や、送信機を追加して予備を確保したい映像制作者・配信者に向いており、インタビューやロケ収録において手軽に安定した音声収録環境を構築できます。
この商品がおすすめの人
- ソニー製ワイヤレス受信機をお持ちの方:送信機の増設や予備機の確保を検討している方に適しています。
- ワンマンオペレーションで収録を行うクリエイター:オートゲインモードにより突発的な音割れを防ぎ、音声レベル調整の手間を軽減したい方に向いています。
- 機動性を重視するロケ撮影者:小型軽量設計かつ視認性の高い有機ELディスプレイで、素早く確実な現場運用を求める方に最適です。
おすすめの用途
- インタビュー収録:付属のラベリアマイクと衣服に装着しやすい小型ボディにより、出演者の自然な動きを邪魔せずクリアな対話音声を収録できます。
- 動画音声収録:屋外ロケやYouTubeなどの映像制作において、有機ELディスプレイによる明瞭なステータス確認と安定したワイヤレス音声伝送が役立ちます。
- 音声収録:デジタルオーディオプロセシング技術による高音質伝送とライン入力対応により、各種イベントやセミナーでの登壇者音声の収録に適しています。
SONY UTX-B40をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 送信機単体のレンタル:本商品はボディパックトランスミッター(送信機)のみのレンタルです。音声を受信してカメラやレコーダーへ入力するには、対応するワイヤレス受信機が必要です。
- 対応受信機との互換性:ソニー製WL-800/UWP/UWP-Dシリーズと互換性がありますが、使用する受信機と周波数グループやチャンネル設定が適合しているか事前にご確認ください。
スペック・機能上の注意点
- B帯(800MHz帯)の運用:国内の特定ラジオマイク運用規定に準じたB帯チャンネル設定が必要です。同一エリアで複数のワイヤレス機器を使用する場合は、チャンネルの混信にご注意ください。
- USB端子の役割:外部電源供給用USB端子を備えていますが、これは給電用であり、内部に装填した電池を充電する機能はありません。
使用前に準備・確認したいこと
- 受信機とのペアリング・周波数設定:使用前に受信機側と同一の周波数(グループ・チャンネル)に手動または赤外線通信機能を用いて設定してください。
- バッテリー残量の確認:単三形乾電池2本が付属しますが、長時間の収録を行う場合は予備の乾電池をご用意ください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
- 利用条件によって必要:モバイルバッテリー — 外部電源供給用USB端子に接続することで、長時間の配信や定置運用時にバッテリー残量を気にせず安定して稼働させることができます。
- あると便利:充電池・充電器 — 複数日にわたる現場や連続撮影で、乾電池の消耗を抑えて繰り返し運用したい場合に便利です。
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: B帯(800MHz帯)を使用する特定小電力ワイヤレスマイクのため、無線局の免許や資格は不要でどなたでもご利用いただけます。ただし、同一エリア内で複数のワイヤレスマイクを同時使用する場合は、混信を防ぐためのチャンネル設定(グループ・チャンネル分け)の基礎知識が推奨されます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: UTX-B40送信機本体に加え、専用の無指向性ラベリアマイク(ピンマイク)、マイククリップ、ウインドスクリーン、ベルトクリップが含まれます。駆動用の単3形乾電池や、音声を受信するためのレシーバー(受信機)は含まれませんので、お客様にて別途ご用意ください。
Q: 実撮影条件でのバッテリー持続時間はどのくらいですか?
A: 単3形アルカリ乾電池2本を使用した場合、気温25度の環境下で約8時間の連続駆動が可能です。長時間のイベントや終日のロケ撮影で使用する場合は、途中で電池交換が必要になるため、予備のアルカリ乾電池または充電式ニッケル水素電池を多めにご用意いただくことをお勧めします。
Q: Sennheiser ew G4シリーズと比較してどう違いますか?
A: SONY UTX-B40はデジタルオーディオプロセッシングによるノイズの少ないクリアな音質と、NFCを使用したペアリングの圧倒的な速さが特徴です。一方Sennheiserはアナログ特有の太い音質で評価されており、現場のスピード感を重視するか、音の好みを重視するかで使い分けられます。
Q: 別途用意すべきメモリカード・バッテリー・アクセサリは何ですか?
A: 本機は送信機単体のため、音声を受信するソニー製UWP-Dシリーズのレシーバー(URX-P40など)が必須です。また、駆動用の単3形電池2本をご用意ください。本機自体に録音機能は搭載されていないため、microSDなどのメモリカードは不要です。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することはできますか?
A: はい、マイページから延長手続きが可能です。ただし、次のご予約が入っている場合は延長をお断りすることがありますので、撮影スケジュールが延びる可能性がある場合は、あらかじめ余裕を持った期間でのご予約をお勧めいたします。
Q: 旧モデルのレシーバー(URX-P03Dなど)と通信できますか?
A: はい、コンパンダーモードを切り替えることで、旧UWP-Dシリーズ(URX-P03等)やUWPシリーズ(URX-P2等)のレシーバーとも通信可能です。本機のメニューから「COMPANDER」設定を対象機種のモードに合わせて変更してご使用ください。
Q: 屋外でのインタビュー撮影に適していますか?
A: 非常に適しています。付属のラベリアマイクは無指向性で声を拾いやすく、ウインドスクリーンを装着することで風切り音を軽減できます。また、送信機側のローカットフィルター機能をオンにすることで、屋外特有の不要な低音ノイズを効果的にカットすることが可能です。
発振方式: 水晶制御PLLシンセサイザー
送信周波数: 806.125 - 809.750MHz(B型)
アンテナ: 1/4波長ワイヤーアンテナ
音声入力端子: 3極ロック付きミニジャック
基準音声入力レベル: -60dBV(MIC入力時、アッテネーター0dB)、+4dBu(LINE入力時)
周波数特性: 23Hz - 18kHz(Typical)
信号対雑音比(S/N比): 96dB(MAX)
電源: 単3形アルカリ乾電池×2、またはUSB給電(5V)
バッテリー持続時間: 約8時間(ソニー製アルカリ乾電池 単3形2本使用、気温25度時)
外形寸法: 約 63 × 73 × 19 mm(アンテナ除く)
質量: 約 83 g(乾電池除く)
動作温度: 0℃ ~ 50℃
同時利用数・通信距離(メーカー公式資料の確認結果)
- 最大同時利用数:日本向けB帯の公式周波数リストでは、B-1〜B-4のいずれか1グループで最大6波、B-7またはB-8のいずれか1グループで最大7波の同時運用に対応します。同一グループ内の異なるチャンネルを設定し、必要数の送受信機を揃えてください。実際の運用数は電波環境に左右されます。
- このレンタル商品:送信機1台の単品です。1台で送信するのは1波です。使用には対応する受信機が別途必要です。複数波の運用には必要数の送信機・受信チャンネルを揃えてください。
- チャンネル数の注意:ALLグループの選択肢30チャンネルは、30波の同時利用を意味しません。
- 通信距離:確認したメーカー公式取扱説明書・周波数リストでは、最大到達距離の数値を確認できませんでした。取扱説明書の「100m以上」は、異なるチャンネルグループのシステム同士を離す距離であり、送受信距離の公称値ではありません。
出典:ソニー公式 日本向け周波数リスト/UWP-Dシリーズ取扱説明書(確認日:2026年9月26日)
SONY URX-P41D 受信機 / SONY UTX-B40送信機 のペアリング方法