NewTek NC1 Studio I/O NDI 8ch コンバータとは
NewTek NC1 Studio I/O NDI 8ch コンバータは、SDI映像信号とNDI IPネットワーク映像信号の相互変換を柔軟に行えるNDI コンバーターです。最大8系統の入出力を自在に割り当て可能で、HD-SDIからNDIへのエンコードおよびNDIからHD-SDIへのデコードに対応するほか、3G-SDI 4chをグルーピングすることで最大4K UHD(最大60fps)の入出力にも対応します。NDI開発元ならではの高い安定性を誇り、従来のSDI機器とIPベースの映像制作環境をシームレスに統合したい中大規模な中継やスタジオ収録現場に最適です。
この商品がおすすめの人
- SDI機材とNDI機器を混在させた制作環境を構築したい方:最大8チャンネルの入出力を自由に設定でき、既存のSDIカメラや周辺機器をNDIネットワークへスムーズに接続できます。
- 中規模・大規模なマルチカメラ配信を行う方:1台のラックマウントユニットで最大8系統の映像をまとめてIP変換できるため、効率的な配線と省スペース化が図れます。
- 4K UHDでのIP映像伝送を行いたい方:3G-SDI 4系統をグルーピングすることで、高精細な4K60p映像の入出力・伝送にも対応可能です。
おすすめの用途
- 映像信号変換:HD-SDIとNDIの間で最大8チャンネルの双方向変換をフレキシブルに行う用途に適しています。
- 映像伝送:スタジオ内やイベント会場において、ネットワーク網を活用した低遅延かつ高品質な映像伝送を行う用途に適しています。
NewTek NC1 Studio I/O NDI 8ch コンバータをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 端子の形状:本機のSDI入出力端子はMini DIN(DIN 1.0/2.3)仕様です。一般的なBNC端子のケーブルを直接接続することはできません。
- ネットワーク帯域の確保:最大8系統の高画質NDIストリームを送受信するため、十分な帯域と安定性を持つギガビット以上のネットワークインフラが必要です。
スペック・機能上の注意点
- 4K運用時の入出力チャンネル数:4K UHD(最大60fps)映像を扱う場合は3G-SDI 4チャンネルを1系統として使用するため、同時に扱えるチャンネル数が減少します。
- 入出力の事前設計:各端子の入出力方向(エンコード/デコード)は設定によって決定されるため、現場での接続系統やワークフローに合わせた事前構成が必要です。
使用前に準備・確認したいこと
- 設定用ディスプレイの用意:本体の初期設定やステータスモニタリングを行うため、外部ディスプレイとの接続環境をご確認ください。
- ネットワーク設定の確認:本機を接続するネットワークのIPアドレス体系(DHCP環境または固定IP)を事前に確認し、接続機器同士の競合を防ぐ設定を行ってください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 利用条件によって必要:MiniDINケーブル+JJ(8セット) — 本体の端子はMini DIN仕様のため、標準的なBNCケーブルとSDI機器を接続する際に必要です(当店の本体レンタル付属品にDINケーブルは含まれません)。
- 別途必要:LANケーブル — 本機をNDIネットワーク環境やスイッチングハブに接続するために必要です。
- 別途必要:PCモニター — 本機の設定画面表示やモニタリングを行うために必要です。
おすすめオプション
- あると便利:HUB(ハブ) — 複数系統のNDI映像データを安定して送受信するための大容量スイッチングハブです。
- あると便利:TriCaster — NDIネイティブ対応の映像スイッチャーと組み合わせることで、変換された映像ソースを劣化なくスイッチング・ライブ配信できます。
Q: ネットワーク経由で映像を伝送する際の遅延はどの程度ですか?
A: NDIの規格上、ネットワーク環境が適切に構築されていれば、エンコードとデコードの処理を含めても通常1〜2フレーム程度の極めて低い遅延で伝送可能です。ライブスイッチングでも違和感なく使用できます。
Q: 使用に際して特別なネットワークルーターやスイッチは必要ですか?
A: 8チャンネルのHD映像を安定して伝送するため、ギガビット対応かつIGMPスヌーピング機能を備えたマネージドスイッチの使用を強く推奨します。一般的な家庭用ルーターでは帯域不足やパケットロスが発生する可能性があります。
Q: 8つのBNC端子はすべて同時に入力または出力として使えますか?
A: はい、8つの端子はそれぞれ独立して入力・出力の方向を設定可能です。8入力0出力、4入力4出力、0入力8出力など、専用のWebインターフェースから自由な組み合わせを割り当てることができます。
Q: 4K解像度の映像の入出力には対応していますか?
A: 本機は3G-SDI端子を搭載しており、1チャンネルあたり最大1080p 60fpsまでの対応となります。4K(UHD)映像を扱う場合は、複数チャンネルを束ねるクワッドリンク設定などをシステム側で構築する必要があります。
Q: AJA BRIDGE NDI 3Gと比較してどう違いますか?
A: 両者とも高密度のSDI-NDI変換機ですが、本機はNewTek純正であるためTriCasterとのネイティブな連携(設定の同期や自動認識)に優れています。AJA製品は最大16ch対応などより大規模向けですが、本機は8chでより導入しやすい規模感です。
Q: レンタルセットにはBNCケーブルやLANケーブルは含まれますか?
A: 基本セットには本体と電源ケーブルのみが含まれます。必要な長さのBNCケーブルや、Cat6以上の高品質なLANケーブル、ネットワークスイッチは別途お客様の環境に合わせてご用意、または追加レンタルをご利用ください。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、機材の空き状況によりますが、マイページから延長手続きが可能です。事前の検証テストで数日レンタルし、そのまま本番イベントまで延長してご利用いただくケースも多数ございます。
Q: 映像だけでなく、SDIにエンベデッドされた音声も変換されますか?
A: はい、SDI信号に重畳(エンベデッド)されたマルチチャンネルオーディオも、映像と完全に同期した状態でNDIストリームとしてIPネットワーク上に伝送され、デコード時にも復元されます。
映像入力/出力端子: 3G/HD/SD-SDI (BNC) × 8(入力・出力をソフトウェアで個別に設定可能)
対応映像フォーマット: 1080p 59.94/50、1080i 59.94/50、720p 59.94/50、576i、480i など
ネットワーク端子: 1 Gigabit Ethernet (RJ-45) × 2
IPビデオ規格: NDI (High Bandwidth NDI対応)
オーディオサポート: SDIエンベデッドオーディオ、NDIオーディオストリームの相互変換
リファレンス入力: BNC × 1 (Genlock, ブラックバーストまたはTri-Level Sync)
筐体サイズ: 1RU ラックマウントサイズ (約 48.3 x 4.5 x 30.5 cm) ※突起部除く
重量: 約 6.4 kg
電源: 内蔵電源ユニット(AC 100-240V)
コントロール: Webベースのインターフェース、または同一ネットワーク上のTriCasterからの統合制御