NewTek IPシリーズ VMC1とは
NewTek IPシリーズ VMC1は、NDIプロトコルをベースとした大規模なIPライブプロダクションに対応するNewTekのハイエンドビデオスイッチャーシステムです。本セットは本体のVideo Mix Engineに加え、直感的な物理操作を可能にする4-Stripeコントロールパネル、NC1 Studio I/Oモジュール、およびマルチビュー確認用の液晶モニター3枚を揃えたフルパッケージです。最大44入力の拡張性と柔軟なIPルーティングを備え、多カメラ・多系統の映像を扱う大規模な中継現場でも高品位なスイッチングと演出をワンストップで実現します。
この商品がおすすめの人
- 大規模な中継を行う配信事業者:多数のカメラやPC画面、テロップ送出を統合した高度なスイッチング環境を一度に構築したい方。
- eスポーツ大会の制作オペレーター:複数のプレイヤー画面やゲーム実況、ワイプ演出などをスムーズに切り替える堅牢なシステムを求める方。
- 物理コンソールでの確実な操作を重視する方:ソフトウェア制御だけでなく、4-Stripeフィジカルコントローラーによる直感的なカットやトランジション操作を行いたい方。
おすすめの用途
- 映像スイッチング:IPベースのルーティングとフィジカルコンソールにより、多チャンネルの入出力を正確かつ遅延の少ない操作で切り替えることができます。
- eスポーツ:対戦画面や実況解説、プレイヤーカメラなど多数の映像ソースを同時に扱い、複雑な画面構成やスイッチングを安定して行えます。
- イベント生中継:中継現場に必要なエンジン、操作盤、I/Oユニット、モニターがセットになっており、現場でのシステム構築を効率化できます。
- ライブプロダクション:コンサートや企業発表会など、失敗が許されない現場で強力なグラフィック機能やマクロを活用した高品位な演出を提供します。
NewTek IPシリーズ VMC1をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 大型・複数口での搬入:エンジン本体、4-Stripe大型コンソール、モニター3枚、I/Oユニットが含まれるため、輸送箱の個数が多く重量もあります。搬入経路や荷解きスペース、設置用の強固な作業机を事前に確保してください。
- 十分な電源容量の確保:エンジン、コンソール、NC1モジュール、液晶モニター3台など複数の機材へ同時に給電する必要があります。会場の電源容量および各機器への配線系統をあらかじめ確認してください。
スペック・機能上の注意点
- SDI入出力のチャンネル数:本セットに含まれるNC1 Studio I/Oモジュールで扱えるSDI端子は8chです。基本セット単体で最大44入力すべてをSDIで直接受けることはできず、NDI経由のIPソースを活用するか、追加のI/Oユニットが必要となります。
- ネットワーク帯域の負荷:NDIストリームを多数送受信するため、ネットワークインフラには非常に高い負荷がかかります。ギガビット以上の帯域幅と適切なQoS設定が施されたネットワーク環境で運用してください。
使用前に準備・確認したいこと
- IPアドレスの設計とネットワーク設定:各機器がNDI経由で相互に正しく認識・通信できるよう、事前にサブネットやIPアドレスの割り振りを設計しておいてください。
- コンソールとの接続:VMC1本体と4-Stripeコントロールパネルの通信にはLAN接続が必要です。付属のLANケーブルを用いて同一ネットワークまたは指定の接続手順に従って正しくリンクさせてください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:LANケーブル — 付属のLANケーブル(5m)1本以外に、ネットワークスイッチやNC1モジュール、外部ネットワークへの接続を行うためのケーブルが追加で必要となります。
- 別途必要:電源タップ — 複数の本体機器や3台のモニターに給電するための十分な口数を持つマルチタップが別途必要です。
- 利用条件によって必要:BNCケーブル — カメラや外部映像機器からSDI信号をNC1ユニット等に入力する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:HDMIケーブル — PCやHDMI出力機器をシステムへ入力する際、またはモニター接続の延長時に必要となります。
おすすめオプション
Q: 操作には専門的な資格やTriCasterの深い知識が必要ですか?
A: 資格は不要ですが、IPネットワークルーティングやNewTek製品特有のソフトウェアUIに関する基礎知識は必要です。TriCasterの上位機種にあたるため、同シリーズの経験があれば比較的スムーズに操作へ移行できます。
Q: レンタルセットには映像入力用のLANケーブルやSDIケーブルも含まれますか?
A: 本セットにはVMC1、NC1、コンソール、ディスプレイとそれぞれの電源ケーブル、基本接続用ケーブルが含まれますが、現場の規模に応じた長尺のLANケーブルやSDIケーブルは別途レンタルまたはご用意いただく必要があります。
Q: 現場のネットワーク環境(インターネット)がなくても単体で動作しますか?
A: はい、ローカルエリアネットワーク(LAN)を構築するための専用スイッチングハブを用意すれば、インターネット接続がなくてもNDI対応カメラやPCからの映像入力、スイッチング、ローカル録画は可能です。
Q: 付属する3枚のディスプレイはどのような用途で使いますか?
A: 一般的には、1枚を操作用のメインUI画面、残り2枚を多数の入力ソースやM/E列の状態を確認するためのマルチビューア画面として割り当てます。これにより、複雑な現場でも高い視認性を確保できます。
Q: Blackmagic DesignのATEMシリーズと比較してどう違いますか?
A: ATEMシリーズが主にSDIベースのハードウェア処理に特化しているのに対し、VMC1はNDI(IPネットワーク)を中心としたソフトウェアベースの柔軟なルーティングと、バーチャルセットなどの高度な合成機能に強みがあります。
Q: 4K UHD 60pでの制作時、入力チャンネル数に制限は生じますか?
A: VMC1は4K UHD 60p環境下でも、ネットワークの帯域幅が許す限り最大44チャンネルの同時入力をサポートします。ただし、大容量データを処理するため、10GbE以上の堅牢なネットワークインフラの構築が必須となります。
Q: 利用途中でリハーサル日が追加になった場合、レンタル期間を延長できますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、追加料金にてレンタル期間の延長が可能です。大規模システムのため、スケジュール変更の可能性がある場合は余裕を持った期間でのご予約をおすすめします。
Q: 別途用意すべきメモリカードやストレージメディアはありますか?
A: VMC1本体内部に録画用ストレージが内蔵されていますが、長時間のマルチチャンネル録画を行う場合や、収録データを迅速に持ち帰りたい場合は、大容量で高速な外付けUSB3.0/Type-C接続のSSDを別途ご用意ください。
VMC1レンタルは、ここしかないので、便利だけれども、4ストライプの大きなコンソールだけではなく、2ストライプの小さい方のコンソールも用意して欲しい。