SENNHEISER MD 421-IIとは
SENNHEISER MD 421-IIは、「クジラマイク」の愛称で広く親しまれている単一指向性の定番ダイナミックマイクです。最大音圧レベル143dBという極めて高い耐音圧性能と、30Hz〜17kHzのワイドな周波数特性を備え、大音量の楽器演奏でも歪みにくく抜けの良いサウンドを捉えます。さらに5段階の低域ロールオフフィルターを搭載しており、近接効果の調整や不要な低域ノイズの抑制が可能です。ドラムのタムやバスドラム、エレキギターのアンプ収音、管楽器、ボーカル録音まで幅広く活躍し、プロの現場でも長年選ばれ続けている汎用性の高いマイクロフォンです。
この商品がおすすめの人
- ドラムや打楽器の収音を行いたい方:大音量のタムやバスドラムでも音が割れにくく、輪郭のはっきりした低音を収録できます。
- ギターアンプや管楽器の録音をしたい方:大音量に強くクリアな音質のため、ダイナミックな楽器演奏の質感を余すところなく捉えられます。
- 抜けの良い力強いボーカルを録りたい方:低域のスピード感と明瞭な中高域により、バンドサウンドに埋もれないボーカル収音が可能です。
おすすめの用途
- 楽器録音:ドラムのタム類やバスドラム、ベース・ギターアンプ、金管・木管楽器など、大音圧の楽器収音に最適です。
- レコーディング:スタジオでの高品位なマルチマイク収録や、5段階フィルターによる細やかな音作りが求められる現場に適しています。
- ボーカル録音:パワフルなロックボーカルや配信・ナレーションなど、存在感のある声の収録に力を発揮します。
- ライブパフォーマンス:高い耐久性と単一指向性(カーディオイド)による優れたハウリング耐性を備え、ステージ本番でも安定して使用できます。
SENNHEISER MD 421-IIをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本体コネクタは標準的な3ピンXLR(キャノン)端子です。接続先の音響機器にXLR入力があるか確認してください。
- ダイナミックマイクのため、ファンタム電源は不要です。ファンタム電源が印加されていても通常は問題ありませんが、使用前に接続機器側の設定を確認してください。
スペック・機能上の注意点
- 本体後部に5段階の低域フィルター(バスロールオフスイッチ)が備わっています。「M(Music:フラット)」から「S(Speech:低域カット)」の間で切り替え、音源やマイクとの距離(近接効果)に合わせて調整してください。
- 単一指向性のため、正面からの音をクリアに捉える一方で、背面からの音は遮断しやすくなっています。マイクの先端部を目的の音源に正しく向けてセッティングしてください。
使用前に準備・確認したいこと
- 付属の専用マイクホルダー(MZA421)はスライド装着式です。取り外しの際はホルダーのリリースボタンを押しながらスライドさせてください。無理な力を加えると破損の原因となります。
- マイクスタンドへ取り付ける際は、スタンド側のネジ規格(3/8インチまたは5/8インチ)を確認し、ホルダーのネジ穴に正しく固定してください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
Q: 使用にあたりファンタム電源(+48V)の供給は必要ですか?
A: いいえ、本機はダイナミックマイクであるため、ファンタム電源による電力供給は不要です。一般的なミキサーやオーディオインターフェースのXLR端子に接続するだけで、すぐにご使用いただけます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: マイク本体に加え、専用のマイククリップ(MZA 421)、収納用ポーチ、および接続用のXLRケーブルが同梱されています。マイクスタンドのみお客様の環境に合わせて別途ご用意いただく必要があります。
Q: 専用のマイクホルダー(クリップ)の着脱方法にコツはありますか?
A: マイクの根本にあるボタンを押しながらスライドさせることで着脱します。ロック機構が少し硬めになっているため、無理に引っ張らず、ボタンをしっかり押し込んだ状態でレールに沿ってスライドさせてください。
Q: Shure SM58などの一般的なボーカルマイクと比較してどう違いますか?
A: SM58がライブボーカルの耐久性に特化しているのに対し、本機はより広い周波数特性(30Hz〜17kHz)と大型ダイアフラムを持ち、ドラムのタムや管楽器、アンプの収音など、より高音質が求められるスタジオ録音用途に優れています。
Q: PC用のオーディオインターフェースに直接接続して使えますか?
A: はい、XLR入力端子を備えたオーディオインターフェースであれば直接接続可能です。ただし、マイクの感度(2.0 mV/Pa)がコンデンサーマイクより低いため、十分なゲインを稼げるプリアンプが内蔵されている機器の利用を推奨します。
Q: ポッドキャストやナレーションなどの音声収録に適していますか?
A: 非常に適しています。5段階の低域ロールオフスイッチを「S(Speech)」側に設定することで、環境ノイズや不要な低音をカットし、放送局のラジオパーソナリティのような明瞭で聴き取りやすい声色を録音することができます。
Q: 録音スケジュールが延びた場合、利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、可能です。レンタル期限の前にマイページから延長手続きを行っていただくことで、1日単位で期間を延長できます。ただし、次のお客様の予約が入っている場合は延長できないことがありますので、早めのお手続きをお願いします。
Q: 屋外でのロケ収録や湿度の高い環境でも使えますか?
A: ダイナミックマイクであるため、コンデンサーマイクに比べて湿度や温度変化には強い構造です。ただし、完全防水ではないため、雨天時の直接の水濡れは避けてください。屋外で風のある日は、別途ウィンドスクリーンの併用をおすすめします。
マイクタイプ: ダイナミック
指向特性: カーディオイド(単一指向性)
周波数特性: 30 Hz - 17,000 Hz
感度 (1kHz): 2.0 mV/Pa ± 3 dB
公称インピーダンス: 200 Ω
最小終端インピーダンス: 200 Ω
コネクタ: XLR 3ピン
寸法: 215 x 46 x 49 mm
重量: 約 385 g
機能・スイッチ: 5段階低域ロールオフスイッチ(M〜S)
サックスとベースのレコーディング用にレンタルさせて頂きました!
ベースアンプのマイク収録に使用した際、ベースアンプらしい腹にくる低音が収録できました!バスドラム用のマイクと似た印象ですが、重低音というよりも、中低音に特徴があるイメージで、4弦ベースやドライブサウンドのギターにも合うんじゃないかなと思います。
サックスはオンマイクで使用しましたが、近い音像、ライブPAの機材を通ったようなニュアンスの音でした。中音、高音もダイナミックマイクの質感でありながら、きちんと網羅している印象でした。
低音もしっかり収録できる万能なダイナミックマイクのイメージでしたが、いろんなパートで活用したいマイクです。