SIRUI Night Walker 24mm T1.2 (MS24E)とは
「SIRUI Night Walker 24mm T1.2 (MS24E)」は、APS-C / Super 35センサーに対応したソニーEマウント用の大口径シネマレンズです。開放T1.2という極めて明るい開放値を持ち、暗所や夜景の撮影でもノイズを抑えたクリアな映像と、シネマティックで美しいボケ味を実現します。フルサイズ換算約34mm相当の画角はスナップや風景、ドキュメンタリーなど幅広い動画撮影に適しています。堅牢なアルミ製シネハウジングを採用しながら約500gと軽量で、ジンバル撮影や手持ち撮影にも柔軟に対応できる一本です。
この商品がおすすめの人
- 夜間や暗所でのシネマティックな映像を撮りたい方:開放T1.2の明るさにより、ISO感度を過度に上げずにノイズを抑えた低照度撮影が可能です。
- ジンバルや手持ちでの動画撮影を行う方:約500gと軽量・コンパクトなため、セットアップのバランスが取りやすく長時間の運用に適しています。
- シネマレンズ特有の本格的なフォーカス操作を求める方:フォーカスブリージングが最小限に抑えられており、スムーズなマニュアルフォーカス操作が可能です。
おすすめの用途
- 動画撮影:フォーカスブリージングが最小限に抑えられ、滑らかなピント送りと映画のような被写界深度表現が可能です。
- 夜景撮影:T1.2の大口径を活かし、夜間の街並みやイルミネーションを美しくボケさせながら低ノイズで描写できます。
- 暗所撮影:光量が少ない室内や夕暮れ時でもシャッタースピードや感度を犠牲にせず明るい露出を確保できます。
- 風景撮影:35mm判換算で約34mm相当の自然な広角画角となり、広がりと臨場感のある風景描写に適しています。
SIRUI Night Walker 24mm T1.2 (MS24E)をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 対応センサーサイズ:本レンズはAPS-C / Super 35フォーマット専用です。フルサイズカメラで使用する場合は、カメラ側を「APS-Cクロップモード」等に設定しないと四隅にケラレが発生します。
- マニュアルフォーカス(MF)専用設計:電子接点のない完全マニュアルレンズのため、オートフォーカス(AF)やカメラ本体からの絞り制御は使用できません。ピントや絞りはレンズ鏡筒のリングで直接操作します。
- レンズ内手ブレ補正は非搭載:手ブレを抑えるには、ボディ内手ブレ補正を搭載したカメラを使用するか、三脚・ジンバルの併用を推奨します。
スペック・機能上の注意点
- 極めて浅い被写界深度:開放T1.2ではピントの合う範囲が非常に薄くなるため、カメラのピーキング機能や拡大表示機能を活用したシビアなピント合わせが求められます。
- Exifデータの非連動:カメラ本体と通信を行わないため、撮影データに焦点距離や絞り値(F値/T値)などのExif情報は記録されません。
使用前に準備・確認したいこと
- 「レンズなしレリーズ」の設定:電子接点がないレンズのため、カメラ側で「レンズなしレリーズを許可」に設定しないとシャッターや録画が作動しない場合があります。
- ボディ内手ブレ補正の手動焦点距離設定:カメラにボディ内手ブレ補正がある場合、焦点距離を「24mm」に手動設定することで適切な手ブレ補正効果が得られます。
- フィルター径の確認:付属のレンズフィルターは67mmです。NDフィルターなどを追加で使用する場合は、フィルター径67mmのものをご用意ください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
- 利用条件によって必要:SONY FX30 — Super 35フォーマットのシネマラインカメラで、本レンズの光学性能を最大限に引き出した本格的なシネマ映像制作が可能です。
- あると便利:ジンバル・スタビライザー — 約500gの軽量ボディを活かし、移動撮影でもブレの少ない滑らかなシネマティック映像を撮影できます。
- あると便利:RIG-リグ- — フォローフォーカスギアの取り付けや外部モニターの装着など、本格的なシネマ撮影システムの構築に役立ちます。
Q: 映像制作の初心者ですが、オートフォーカスは使用できますか?
A: 本製品は完全なマニュアルフォーカス(MF)専用のシネマレンズです。オートフォーカス機能は搭載されていないため、カメラ側のピーキング機能を利用するか、フォローフォーカス等を使用して手動でピントを合わせる必要があります。
Q: レンタルセットにはレンズプロテクターやNDフィルターは含まれますか?
A: 基本セットにはレンズ本体、前後キャップ、専用フードが含まれます。NDフィルターやプロテクターは付属しませんので、屋外での動画撮影の際は、お客様ご自身でフィルター径67mmの可変NDフィルター等を別途ご用意いただくことをおすすめします。
Q: ソニーのフルサイズカメラ(FX3やα7S IIIなど)でも使用できますか?
A: 本製品はAPS-CおよびSuper35センサー向けに設計されています。フルサイズ機に装着すること自体はEマウントのため可能ですが、画面周辺に黒いケラレが発生します。カメラ側の設定で「APS-C/Super35mmクロップ」をオンにしてご使用ください。
Q: 他の安価な中華系シネマレンズ(Meike 25mm T2.2など)と比較してどう違いますか?
A: 最大の違いはT1.2という圧倒的な明るさです。同価格帯の競合製品の多くはT2.2程度ですが、本製品は約2段分明るく、暗所での撮影やより浅い被写界深度の表現において明確なアドバンテージがあります。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、他のお客様の予約が入っていない場合に限り、Webサイトのマイページから所定の延長料金をお支払いいただくことでレンタル期間の延長が可能です。天候不良などでスケジュール変更の可能性がある場合はお早めにお手続きください。
Q: ジンバルに乗せて撮影したいのですが、重さはどのくらいですか?
A: レンズ本体の重量は約505gです。一般的な片手持ちジンバルでも十分に搭載・運用可能な軽量設計となっています。また、シリーズ間で重量やサイズが近いため、同シリーズの別画角への交換時もバランス調整が容易です。
Q: 写真(スチル)撮影などの業務用途に適していますか?
A: スチル撮影にもご使用いただけますが、動画撮影に特化した設計(クリックレス絞りや重めのフォーカスリング)のため、素早いスナップ撮影には不向きです。じっくりとピントを合わせるポートレートや作品撮りには、T1.2の美しいボケ味を活かすことができます。
Q: フォーカスリングの回転角(フォーカススロー)はどのくらいですか?
A: フォーカスリングの回転角は270度です。スチル用レンズに比べて非常に長いため、被写界深度が極端に浅いT1.2の開放付近でも、微細で正確なピント送りが可能になっています。