SIRUI Night Walker 55mm T1.2とは
SIRUI Night Walker 55mm T1.2(MS55E)は、APS-CおよびSuper 35センサーに対応したソニーEマウント用の大口径シネマレンズです。開放T1.2という圧倒的な明るさを備え、暗所でもノイズを抑えたクリアな映像を記録できるほか、浅い被写界深度を活かした豊かなボケ描写が可能です。12枚の絞り羽根による滑らかなボケ味と、シネマ仕様ならではの精密なマニュアルフォーカス操作により、ドラマチックで奥行きのある映像制作を実現します。
この商品がおすすめの人
- 映画のようなボケ感や映像美を追求したい方:開放T1.2の大口径を活かし、被写体を際立たせたシネマティックなポートレートや印象的なカットが撮影できます。
- 夜間や屋内など暗所での撮影が多い方:優れた低照度性能により、照明機材が限られた薄暗い現場でも十分な光量を確保できます。
- マニュアル操作で本格的な動画撮影を行いたい方:フォローフォーカスなどのギアに対応したフォーカスリング・絞りリングを備えており、精密なピント送りが可能です。
おすすめの用途
- 映画撮影:滑らかなボケ味と高精度な被写界深度コントロールにより、ストーリー性を引き立てる映画のような奥行きのある描写が可能です。
- 暗所撮影:T1.2の大口径設計により、光量の少ない夜景撮影や室内シーンでも低照度性能を存分に発揮します。
- 動画撮影:シネマレンズならではの滑らかなクリックレス絞り操作とピント送りにより、演出意図に合わせた柔軟な露出・フォーカス制御が行えます。
SIRUI Night Walker 55mm T1.2をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 対応センサーサイズ:本レンズのイメージサークルはAPS-C / Super 35です。フルサイズセンサー搭載のEマウントカメラで使用する場合は、周辺減光やケラレを防ぐためにカメラ側を「APS-Cクロップ(Super 35mm)」設定にしてご使用ください。
- マニュアル専用レンズ:電子接点のない完全マニュアルレンズのため、オートフォーカス(AF)やカメラ本体からの電子絞り制御には非対応です。ピント合わせや絞りはすべてレンズ鏡筒のリングを手動で操作する必要があります。
スペック・機能上の注意点
- 最短撮影距離:スペック上の最短撮影距離は0.6mです。マクロレンズのように被写体へ極端に近づくことはできませんので、適切なワーキングディスタンスを確保して撮影してください。
- 手ブレ補正機能は非搭載:レンズ内に手ブレ補正機構はありません。手ブレを抑えた安定した映像を撮影したい場合は、ボディ内手ブレ補正を搭載したカメラや、三脚・スタビライザーの併用をおすすめします。
使用前に準備・確認したいこと
- カメラ側の「レンズなしレリーズ」設定:電子接点がないレンズのため、カメラ側で「レンズなしレリーズ」を許可に設定しないと、シャッターが切れない、または動画記録が開始できない場合があります。
- フィルター径の確認:本レンズのフィルター径はM67(67mm)です。保護フィルターは付属していますが、NDフィルターなどを別途用意される際は口径サイズをご確認ください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
- あると便利:ビデオ三脚 — シネマレンズでの精密なマニュアルフォーカス操作や、パン・チルトを伴う安定した動画撮影を行う際に役立ちます。
- 利用条件によって必要:レンズフィルター — 日中の屋外など明るい環境で開放T1.2のボケ味を活かして撮影する場合、露出オーバー(白飛び)を防ぐためにNDフィルターの併用をおすすめします(67mm径に対応するものをご用意ください)。
- あると便利:RIG-リグ- — フォローフォーカスや外部モニターなどを装着し、本格的なシネマ撮影システムをセットアップしたい場合に便利です。
Q: 動画専用のシネマレンズですが、写真(スチル)撮影にも使用できますか?
A: はい、使用可能です。ただし完全マニュアルフォーカスとなるため、動体のスナップ撮影よりも、じっくりとピントを合わせるポートレートや風景、静物撮影に適しています。T1.2の明るさと独特のボケ味は写真でも非常に魅力的です。
Q: ソニーのフルサイズ機(α7シリーズなど)に装着して撮影できますか?
A: 装着自体は可能(Eマウント共通)ですが、本製品はAPS-C(スーパー35mm)センサー用です。フルサイズ機で使用する場合は、カメラ側の設定で「APS-C/Super 35mmモード」をオンにしてクロップ撮影を行う必要があります。
Q: レンタルセットにはレンズ本体以外に何が含まれますか?
A: レンタル品には、レンズ本体に加え、フロントキャップ、リアキャップ、専用レンズフード、およびレンズ保護用のプロテクトフィルターが含まれます。フォローフォーカス用のモーターやジンバルは別途ご用意いただく必要があります。
Q: AF(オートフォーカス)やカメラ側の手ブレ補正には対応していますか?
A: 本製品は電子接点を持たない完全マニュアルレンズのため、オートフォーカスは機能しません。また、カメラ側のボディ内手ブレ補正を使用する場合は、カメラのメニューから手動で焦点距離(55mm)を入力して設定する必要があります。
Q: Meikeや7Artisansなどの同価格帯シネマレンズと比較してどう違いますか?
A: SIRUI Night Walkerは、T1.2という明るさを確保しつつ、シリーズ全体でギアの位置とフィルター径(67mm)が統一されている点が最大の強みです。これにより、レンズ交換時のリグやフォローフォーカスの再調整の手間が省け、現場での運用効率が圧倒的に高くなります。
Q: 別途用意すべきフィルターのサイズやおすすめのアクセサリはありますか?
A: フィルター径は67mmです。T1.2という非常に明るいレンズのため、日中の屋外で絞りを開けて(ボケを活かして)撮影する場合は、白飛びを防ぐために67mmの可変NDフィルターの併用を強く推奨します。
Q: 利用途中で天候不良などで撮影が延期になった場合、レンタル期間を延長できますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、Webサイトのマイページから所定の延長料金をお支払いいただくことでレンタル期間の延長が可能です。延長をご希望の際は、なるべくお早めに空き状況をご確認ください。
Q: ジンバル(DJI RS 3など)に載せての撮影に適していますか?
A: はい、非常に適しています。重量は約500g強とシネマレンズとしては軽量・コンパクトに設計されており、一般的な中型ジンバルで容易にバランスを取ることができます。マニュアルフォーカス用のフォーカスモーターを取り付けての運用が定番です。
マウント: ソニー Eマウント
対応センサーサイズ: APS-C / Super 35mm
焦点距離: 55mm(35mm判換算 約82.5mm相当)
最大T値(絞り開放): T1.2
最小T値(最小絞り): T16
レンズ構成: 10群11枚
絞り羽根枚数: 12枚
最短撮影距離: 0.6m
フォーカスリング回転角: 270度
ギアピッチ(フォーカス/絞り): 0.8M
フィルター径: 67mm
フォーカス方式: マニュアルフォーカス(MF)専用
電子接点: なし(Exif情報非対応)
手ブレ補正: レンズ内手ブレ補正なし
最大径×長さ: 約79mm × 83.7mm
重量: 約500g
外装素材: アルミニウム合金