1. SIRUI Night Walker 55mm T1.2の基本概要
SIRUI Night Walker 55mm T1.2 シネマレンズは、APS-CおよびS35フォーマットに対応した高性能なシネマレンズです。Lマウントを採用し、パナソニックやシグマ、ライカのカメラボディとの互換性を持つこのレンズは、特に映像制作を重視するクリエイター向けに設計されています。明るいT1.2の絞り値により、暗い環境でも鮮明な映像を撮影できる点が大きな特徴です。
2. 優れた光学性能と設計
このレンズは、優れた光学性能を備えており、14枚のレンズ要素を10群に配置することで、色収差や歪みを最小限に抑えています。また、ED(超低分散)ガラスや高屈折率レンズを採用することで、シャープな画質と自然なボケ味を実現。シネマレンズならではの滑らかなフォーカスリングと絞りリングの操作性は、プロフェッショナルな映像制作において高い精度を提供します。
3. 夜間撮影に特化した性能
製品名の「Night Walker」が示す通り、夜間や低光量環境での撮影に特化しています。T1.2の明るい絞りは、ISO感度を上げずにノイズを抑えた映像を撮影可能にし、街灯やキャンドルライトのような微弱な光源下でも美しい映像を捉えます。映画制作やドキュメンタリー撮影で、臨場感のある映像を求めるクリエイターに最適です。
4. コンパクトで軽量なデザイン
SIRUI Night Walker 55mm T1.2は、シネマレンズとしては比較的コンパクトで軽量な設計が施されています。重量は約500g程度で、長時間の撮影でも疲れにくい構造です。また、堅牢な金属製のボディは、耐久性と信頼性を確保し、過酷な撮影環境でも安心して使用できます。
5. 多様な撮影スタイルに対応
このレンズは、ポートレート、風景、ストリートスナップなど、さまざまな撮影スタイルに対応します。特に、55mmの焦点距離は人間の視野に近い自然な画角を提供し、日常的なシーンからドラマチックな映像まで幅広くカバー。Lマウントの互換性により、複数のカメラシステムで柔軟に活用できる点も魅力です。
2025年6月8日開催「SIRUIのレンズを試そう!江ノ電~鎌倉ポートレート撮影セミナー」のイベントレポート。江ノ電沿線や極楽寺の紫陽花を背景に、最新SIRUIレンズを使ったポートレート写真やアナモルフィック動画撮影を写真家・森脇章彦先生の指導で体験。モデル・斉藤明日美さんと共に、アナモルフィックや85mm大口径レンズの魅力、参加者の多彩な表現に迫ります。