SIRUI Night Walker 75mm T1.2 Eマウント (MS75E)とは
SIRUI Night Walker 75mm T1.2 Eマウント (MS75E)は、APS-C / Super35センサーに対応した開放T1.2の大口径中望遠シネマレンズです。非常に明るいT値により、光量の乏しい暗所撮影でもノイズを抑えたクリアな描写を可能にし、浅い被写界深度による美しいボケ味で被写体を印象的に際立たせます。中望遠75mmの画角は、歪みの少ない自然な遠近感を生み出し、ポートレートや物語性のあるシネマティックな映像制作に最適です。最短撮影距離0.7mのクローズフォーカス性能や、映画撮影に適した滑らかなマニュアルフォーカス操作性を備え、プロフェッショナルな映像表現を強力にサポートします。
この商品がおすすめの人
- 暗所や夜景での撮影が多いクリエイター:開放T1.2の明るさを活かし、照明が限られた環境でも豊かな階調と低ノイズな映像を収録したい方に適しています。
- シネマライクなボケ感を求める映像制作者:被写体を背景からしっかりと分離させ、美しいボケを活かした叙情的なカットを撮りたい方におすすめです。
- マニュアル操作で精密なピント合わせを行いたい方:フォローフォーカスギア対応のシネマ仕様リングにより、細かなフォーカシングを行いたい方に最適です。
おすすめの用途
- 映画撮影:歪みの少ない中望遠の画角と映画的なボケ表現により、登場人物の感情やストーリー性を豊かに描き出せます。
- ポートレート撮影:被写体のディテールを鮮明に捉えつつ、背景を滑らかにぼかして主役を引き立てる撮影が可能です。
- 暗所撮影:T1.2の驚異的な明るさにより、夜間ロケや低照度下の屋内でも十分な露出を確保できます。
- ドキュメンタリー撮影:最短撮影距離0.7mを活かした手元のクローズアップなど、現場の臨場感を緻密に記録できます。
- 動画撮影:クリエイティブなMV撮影やWeb動画などで、ドラマチックな映像演出を加える中望遠レンズとして活躍します。
SIRUI Night Walker 75mm T1.2 Eマウント (MS75E)をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 対応マウントはソニー Eマウントです。他のマウントのカメラには直接装着できません。
- イメージサークルはAPS-C / Super35対応です。フルサイズセンサー搭載のカメラで使用する場合は、カメラ側を「APS-Cクロップモード」等に設定して撮影してください(フルサイズ設定のままでは周辺減光やケラレが発生します)。
スペック・機能上の注意点
- 本レンズは完全マニュアルフォーカス(MF)仕様です。オートフォーカス(AF)や手ブレ補正機構(レンズ内OSS)は搭載されていません。
- カメラボディ側との電子接点がないため、F値や焦点距離などのExifデータはカメラ側に記録されません。
- T1.2の極めて浅い被写界深度では、ピント合わせがシビアになります。カメラ側のフォーカス拡大機能やピーキング機能の活用を推奨します。
使用前に準備・確認したいこと
- 電子接点がないレンズのため、カメラの設定メニューで「レンズなしレリーズ」を「許可」に設定してください。設定が無効の場合、シャッターが切れないことがあります。
- 手持ち撮影を行う場合は、カメラボディ側の手ブレ補正(IBIS)の焦点距離設定を「75mm」に手動設定しておくと安定した撮影が行えます。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:対応カメラ本体 — 撮影を行うためのEマウント対応カメラ本体が別途必要です。
- 別途必要:記録メディア — 映像記録用のSDカードなどのメディアは付属していません。
- 利用条件によって必要:三脚 — 中望遠かつマニュアル操作でのシビアなピント合わせや固定アングル撮影時に必要となります。
- 利用条件によって必要:RIG-リグ- — フォローフォーカスやマットボックスなどを組み合わせてシネマスタイルで運用する場合に必要です。
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 資格は不要ですが、本製品はオートフォーカス非対応の完全マニュアルレンズです。ピント合わせや絞りの調整を手動で行うため、カメラの基本操作やマニュアルフォーカスの経験がある方に適しています。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: レンタルセットには、レンズ本体、フロントキャップ、リアキャップが含まれます。NDフィルターやフォローフォーカスモーターなどのシネマ用アクセサリーは付属しないため、必要に応じて別途ご用意ください。
Q: 追加アクセサリなしで雨天・水中で使えますか?
A: いいえ、本レンズには防塵防滴機能(ウェザーシーリング)は施されていません。雨天時や水辺での撮影では、内部に水が浸入して故障の原因となるため、専用のレインカバー等を別途ご用意ください。
Q: Meikeなどの同価格帯シネマレンズと比較してどう違いますか?
A: 最大の違いはT1.2という圧倒的な明るさです。同等のMeike製レンズ(T2.1)よりも光を多く取り込めるため、より暗い環境での撮影や、背景を大きくぼかしたシネマティックな表現に優れています。
Q: 別途用意すべきアクセサリはありますか?
A: 日中の屋外でT1.2の開放絞りを活かして撮影する場合、露出オーバーを防ぐための可変NDフィルター(67mm径)が必須です。また、動画撮影時の正確なピント送りにはフォローフォーカスがあると便利です。
Q: ソニーのフルサイズカメラ(FX3やα7S III)でも使用できますか?
A: 本レンズはAPS-C/Super35センサー向けに設計されています。フルサイズカメラに装着する場合は、カメラ側の設定で「APS-C/Super35mm撮影」をオンにする(クロップモードにする)ことで使用可能です。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、他のお客様の予約が入っていない場合に限り、レンタル期間の延長が可能です。撮影スケジュールが延びた際は、マイページから延長手続きを行っていただくか、サポートまでお早めにご連絡ください。
Q: ジンバル(スタビライザー)での運用に適していますか?
A: 約510gとシネマレンズとしては非常に軽量なため、DJI RSシリーズなどの手持ちジンバルでの運用に最適です。ただし、75mmという中望遠の画角は微細なブレが目立ちやすいため、ジンバルの調整は慎重に行ってください。
対応センサー (Image sensor): APS-C / Super35
レンズ (Lens): 75mm(35mm判換算:約112.5mm相当) / T1.2 - T16 / 13枚羽根 / 4群13枚
動画解像度&フレームレート (Video resolution & framerate): レンズのため該当なし(要確認)
写真解像度 (Photo resolution): レンズのため該当なし(要確認)
防水性能 (Waterproof rating): 防塵防滴非対応(要確認)
バッテリー (Battery): 電子接点なし・バッテリー非搭載(要確認)
ストレージ (Storage): レンズのため該当なし(要確認)
接続性 (Connectivity): 完全マニュアル・電子接点なし(要確認)
寸法と重量 (Dimensions & weight): 約79.0mm × 85.5mm / 約510g
動作温度範囲 (Operating temperature range): 要確認
マウント: Sony Eマウント
最短撮影距離: 0.7m
フォーカスリング回転角: 270度
ギアピッチ: 0.8M(フォーカスリング、絞りリング共通)
フィルター径: 67mm
SONY FX3で使いました。
ビネットを消そうとアクティブ手ぶれ補正をかけると三脚でパンした時でも画面が歪んでしまったので、アクティブ手ぶれ補正は使わず1.4倍に超解像ズームして使用しました。
イレギュラーな使い方かもしれませんが、このレンズの質感で望遠で撮りたかったので、結果は満足です。
フォーカスリングが滑らかなのもグッドです。