1. SIRUI Night Walker 35mm T1.2の基本概要
SIRUI Night Walker 35mm T1.2 シネマレンズは、APS-CおよびS35フォーマットに対応した高性能なシネマレンズで、Lマウントを採用しています。このレンズは、映像クリエイターや映画制作者向けに設計されており、優れた光学性能と操作性を提供します。T1.2の明るい絞り値により、暗い環境でも鮮明な映像を撮影できる点が特徴です。また、シネマレンズとしての設計により、フォーカスリングや絞りリングがスムーズで正確な操作を可能にしています。
2. 光学性能と描写力
このレンズは、優れた光学設計により、シャープな画質と美しいボケ味を実現しています。14枚のレンズ要素を11群に配置し、色収差や歪みを最小限に抑えています。特に、T1.2の明るさは被写界深度を浅くすることができ、背景を美しくぼかしたシネマティックな映像表現が可能です。夜間や低光量下での撮影においても、ノイズを抑えたクリアな映像を捉えることができます。
3. シネマ撮影に最適な設計
SIRUI Night Walker 35mm T1.2は、シネマ撮影に特化した設計が施されています。フォーカスリングは長めのストロークを持ち、細かなピント調整が可能です。また、絞りリングはクリックレス仕様で、撮影中に絞り値をスムーズに変更できるため、露出の変化を自然に表現できます。レンズ本体は堅牢な金属製で、耐久性にも優れています。
4. 対応マウントと互換性
Lマウントを採用しているため、ライカ、パナソニック、シグマなどのLマウントカメラと互換性があります。APS-CおよびS35センサーに対応しているため、幅広いカメラボディで使用可能です。これにより、プロフェッショナルからアマチュアまで、さまざまなユーザーがこのレンズを活用することができます。
5. コストパフォーマンスの高さ
SIRUIは、手頃な価格帯で高品質なレンズを提供することで知られています。このNight Walker 35mm T1.2も、競合するシネマレンズと比較してコストパフォーマンスに優れており、予算に制約のあるクリエイターにもおすすめです。高性能ながらも手が届きやすい価格設定は、多くの映像制作者にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
2025年6月8日開催「SIRUIのレンズを試そう!江ノ電~鎌倉ポートレート撮影セミナー」のイベントレポート。江ノ電沿線や極楽寺の紫陽花を背景に、最新SIRUIレンズを使ったポートレート写真やアナモルフィック動画撮影を写真家・森脇章彦先生の指導で体験。モデル・斉藤明日美さんと共に、アナモルフィックや85mm大口径レンズの魅力、参加者の多彩な表現に迫ります。