Roland VR-400UHDとは
Roland VR-400UHDは、直感的なデュアル・タッチモニターを搭載し、4K/60fps映像のスイッチングと音声ミキシング、USBストリーミングを1台で実現する4K対応AVミキサーです。7系統のHDMI入力(最大4映像同時合成)と全入力スケーラーを備え、解像度や規格が混在する現場でも柔軟な映像処理が行えます。さらに1台の4Kカメラから複数アングルを切り出すROI機能や、会場送出と配信を別々に制御できるデュアル・モードを搭載。ハイブリッドイベントやセミナー、ステージ演出などで、外部モニターや周辺機器を最小限に抑えた効率的なワンマンオペレーションを可能にします。
この商品がおすすめの人
- ワンマンで映像・音声・配信をまとめて操作したい方:左右2画面の7インチ・タッチモニターと物理フェーダーやつまみにより、直感的なコントロールが可能です。
- 会場上映とライブ配信で別々の映像を出力したい方:PGM1とPGM2を独立して操作できるデュアル・モードにより、異なる出力先への同時送出がスムーズに行えます。
- 限られた機材数でリッチな画面演出を行いたい方:1台の4Kカメラ映像から必要な領域を切り出すROI(Region Of Interest)機能により、カメラ台数を増やさずにマルチアングルのような演出が実現できます。
おすすめの用途
- イベント配信:登壇者のクローズアップと会場全体のスイッチング、ステージ用スクリーンと配信用への異なる映像送出が1台で完結します。
- ライブ配信:USB Type-C経由でPCに接続し、最大4K/30fpsの高解像度なWebカメラ映像として配信プラットフォームへ直接送出できます。
- 映像スイッチング:全入力にスケーラーを搭載したHDMI入力により、PCやビデオカメラなどの混在する解像度やフレームレートを自動で統一して切り替え可能です。
- マルチカメラ撮影:最大4系統の映像を同時に合成でき、ピクチャー・イン・ピクチャーやキー合成を活用した本格的な映像演出が行えます。
Roland VR-400UHDをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- HDMI入力系統と同時使用数の制限:HDMI入力端子は7系統備わっていますが、同時に使用・合成できる映像は最大4入力までとなります(HDMI 4は4つの端子から1つを選択する仕様です)。
- 本体サイズと設置スペース:左右に大型タッチモニターと操作フェーダーを備えた筐体のため、設置場所に十分なスペース(EIA19インチラックマウント対応サイズ)が必要です。
スペック・機能上の注意点
- USBストリーミング出力の仕様:4K STREAMING端子(USB Type-C)からの映像出力はSDR固定・最大4K/30fpsとなります。4K/60fpsでのUSB配信には対応していません。
- 4K配信時のケーブルおよびPC要件:USB経由で4K配信を行うには、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)対応ケーブルおよび対応PC環境が必要です。USB 3.0や3.2 Gen 1接続時の最大出力フォーマットは1080p/60fpsとなります。
- デュアル・モード時のトランジション制限:左右モニターでPGM1・PGM2を独立操作するデュアル・モードでは、映像の切り替え効果がフリーズ・カットに固定されます(ディゾルブやワイプ等のエフェクトは使用できません)。
- 静止画の保存容量:本体内部メモリーに保存できる静止画は最大8枚までです。対応フォーマットは非圧縮BMP、JPEG、アルファチャンネル対応PNG(最大3840×2160)となります。
使用前に準備・確認したいこと
- 入力解像度・フレームレートの設定:各HDMI入力は4K/60pまで対応しスケーラーを内蔵していますが、接続機器側の出力設定やカラースペース(Rec.709/Rec.2020)を事前にご確認ください。
- ファンタム電源の設定:XLR入力端子は48Vファンタム電源に対応しています。コンデンサーマイク接続時は、接続完了後に本体設定からファンタム電源をオンにしてください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:HDMIケーブル — 撮影用カメラやPCなどの入力機器、および外部ディスプレイへの接続に別途必要です。
- 利用条件によって必要:USBケーブル — PCに接続してUSBライブ配信やWebカメラとして運用する場合に別途必要です(4K配信時はUSB 3.2 Gen 2対応品をご用意ください)。
- 利用条件によって必要:マイク — 外部から音声を直接入力する場合、用途に応じたマイクおよびマイクケーブルが別途必要です。
- 利用条件によって必要:USBメモリー — ロゴや案内用の静止画データを本体に読み込む場合に別途必要です。
- 利用条件によって必要:配信・受信用PC — USBストリーミング機能を用いて配信プラットフォームへ送出、または録画ソフトを運用する場合に別途必要です。
おすすめオプション
Q: 複雑な操作画面に見えますが、使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要です。2つのタッチモニターによるスマートフォン感覚の操作と、設定をワンタッチで呼び出せる「シーン機能」により、事前の仕込みを行えば専門知識のない方でも直感的に映像の切り替えや配信が可能です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: VR-400UHD本体のほか、専用ACアダプター、電源コードが標準で含まれます。PCへの配信用USBケーブルやカメラ接続用のHDMIケーブル、マイク類は環境に合わせて別途レンタルをご検討ください。
Q: Blackmagic DesignのATEMシリーズと比較してどう違いますか?
A: 最大の違いは、本機が2つの7インチタッチモニターを内蔵しており、外部モニターなしで映像の確認と操作が完結する点です。また、高品質なオーディオミキサー機能が統合されているため、音響設定も本機のみで細かく調整できます。
Q: 4K配信を行う場合、別途用意すべきPCのスペックは?
A: 4K/30pでのUSBストリーミングを行うには、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)対応のType-Cポートを備え、エンコード処理に十分な性能を持つ最新のCPU(Intel Core i7以上等)と16GB以上のメモリを搭載したPCを推奨します。
Q: 企業のハイブリッド会議や株主総会等の業務用途に適していますか?
A: 非常に適しています。会場のプロジェクターへの出力(PGM出力)と、オンライン配信用の映像を別々に管理できるルーティング機能を備えており、遅延の少ない確実な映像運用が求められるビジネスの現場で高く評価されています。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、マイページから簡単に延長手続きが可能です。ただし、次の予約が入っている場合は延長をお断りすることがありますので、長期のイベントや検証でご利用の場合は、あらかじめ余裕を持った期間でのレンタルをおすすめします。
Q: 入力できる映像の解像度が異なっても問題ありませんか?
A: 問題ありません。全HDMI入力に高品質なスケーラーが内蔵されているため、4KカメラやフルHDのPC画面など、異なる解像度やフレームレートの映像ソースを接続しても、自動的に設定された出力フォーマットに変換して処理されます。
Q: 音声のノイズ対策やエフェクト機能は内蔵されていますか?
A: はい。各音声入力に対して、EQ、コンプレッサー、ノイズゲートを搭載しているほか、ハウリングを防ぐアンチ・フィードバック機能や、マイクの音声が入るとBGMの音量を自動で下げるオート・ダッキング機能など、プロ品質の音声処理が可能です。
イベントで会場のLEDディスプレイに各映像ソースを出力するためにおかりました。
そもそもスイッチャーが会場に付いていないのも初めてのケースでしたが、HDではなくUHDが必要なディスプレイだったのでスイッチャーの選択肢が一気に狭まってしまいます。
たまにしか使わないのに購入するには高いためレンタルがあって助かりました。
本職ではないので操作面で不安でしたが一目でわかる操作性で設定も簡単だったので助かりました。(本番前に一度会場テスト用にお借りしましたが前日リハからでも間に合ったくらい分かりやすかったです)トランジションが自由に選べてPIPが2つ、静止画ロゴも入れたいとなると現段階では最低ラインがこの機種になってくると思います。
4入力2出力のHDMIですが4つ目の入力がさらに4つから選択できるようになっているのでバックアップ用の入力は普段はアクティブにせず待機させておくなどの使い方ができました。
梱包は黒のキャリー付きのハードケースで届くので運搬も楽でした。