MOMAN Matrix 600sとは
MOMAN Matrix 600sは、SDIおよびHDMIの入出力に対応した長距離ワイヤレス映像伝送システムです。アンテナ内蔵型のコンパクトかつ軽量(160g)な設計ながら、屋外で最大200mの映像伝送が可能で、約0.08秒(80ms)の低遅延で最大1080p 60Hzの映像をワイヤレス伝送できます。独自の静音放熱構造によるファンレス設計を採用しているため、マイクに近い位置での撮影でもノイズを拾う心配がありません。機動力が求められる現場でケーブルの制約をなくし、快適なリアルタイムモニタリングを実現します。
この商品がおすすめの人
- 移動撮影が多いカメラオペレーター:内蔵アンテナ仕様と軽量設計により、カメラリグやジンバルにすっきりと搭載できます。
- 音声収録にシビアな撮影クルー:冷却ファンを排除した静音設計のため、舞台撮影やインタビュー収録でもファンの動作音を気にせず運用できます。
- SDIとHDMIが混在する現場のエンジニア:両方の端子に対応しており、ミラーレス一眼から業務用ビデオカメラ、スイッチャーまで柔軟に接続できます。
おすすめの用途
- ワイヤレス映像伝送:広範囲を動くカメラからスイッチャーや配信機へのケーブル配線を省略し、自由度の高いカメラワークを可能にします。
- 映像モニタリング:監督やクライアント、撮影アシスタントの手元モニターへ低遅延で映像を飛ばし、リアルタイムな確認環境を構築できます。
- 屋外撮影:屋外利用に対応し最大200mの長距離伝送が可能なため、屋外のイベント中継やスポーツ撮影、ロケーション撮影で活躍します。
MOMAN Matrix 600sをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本商品の伝送距離は屋外で見通しが良い場合で最大200mです。障害物や遮蔽物、電波の混雑状況によっては伝送距離が短くなったり、遅延が120ms程度まで増加したりする場合があります。
- 対応解像度は最大1080p 60Hzです。4K信号の直接入出力には対応していないため、カメラ側の出力設定をフルHD以下に設定してご使用ください。
スペック・機能上の注意点
- 送信機・受信機の給電方式は、5V DC(USB Type-C)またはNP-F型バッテリーに対応しています。
- ファンレス設計のため動作音は発生しませんが、使用中は本体に熱を持つ場合があります。通気性の悪い密閉空間での運用は避けてください。
- アンテナは本体に内蔵されているため、金属板や遮蔽物で本体を囲わないよう設置位置にご配慮ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 接続するカメラの映像出力フォーマット(HDMI/SDI)が、本機の対応フォーマット(720P、1080I、1080P等)と一致しているか確認してください。
- 送信機・受信機それぞれの電源供給手段(NP-FバッテリーまたはUSB給電機器)が2台分確保されているか確認してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:HDMIケーブルまたはBNCケーブル — カメラやモニターと接続するための映像ケーブルは付属していないため、使用機材の端子に合わせて別途準備が必要です。
- 別途必要:モバイルバッテリー/USB充電器またはNP-F型バッテリー — 送信機および受信機を駆動するための電源(バッテリーやACアダプター)は付属していません(付属のType-Cケーブルは1本のみのため、両機を動かす電源環境が必須です)。
おすすめオプション
- 利用条件によって必要:HDMIケーブル 3m — HDMI出力を持つミラーレス一眼カメラや外部モニターと接続して運用する場合に便利です。
- 利用条件によって必要:BNCケーブル 1m 3C 黒 — 業務用ビデオカメラやスイッチャーとSDI接続して確実な伝送を行いたい場合に適しています。
- あると便利:小型モニター — 受信機に接続してワイヤレスでリアルタイムに映像を確認したい場合に役立ちます。
Q: 屋外での使用に無線の免許や資格は必要ですか?
A: いいえ、必要ありません。本製品は日本の電波法に基づく技適マークを取得した帯域を使用しているため、特別な免許や資格なしでどなたでも合法的に屋外・屋内問わずご使用いただけます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?別途用意すべきアクセサリはありますか?
A: 送信機・受信機本体に加え、動作に必要なNP-F互換バッテリー、充電器、SDIケーブル、HDMIケーブル、カメラマウント用シューアダプターがセットになっています。カメラとモニターさえあればすぐにご利用可能です。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することはできますか?
A: はい、可能です。天候不良による撮影延期やスケジュールの変更が発生した場合、マイページから簡単に延長手続きを行っていただけます(※次のお客様の予約が入っていない場合に限ります)。
Q: 障害物がある屋内環境でも200mの距離まで映像を飛ばせますか?
A: 200mという数値は障害物のない見通しの良い屋外での最大値です。屋内でコンクリートの壁や鉄の扉などを挟む場合、電波が減衰し伝送距離は大幅に短くなります。屋内では配置を工夫してご使用ください。
Q: Hollyland Mars 400S Proと比較してどのような違いがありますか?
A: 最大の違いは筐体デザインです。Mars 400S Proが外部アンテナを備えているのに対し、本機はアンテナを内蔵しているため、ジンバル撮影時などにアンテナが引っかかる物理的なリスクが低減されています。
Q: 実撮影条件でのバッテリー持続時間はどのくらいですか?
A: 同梱の大容量NP-F970互換バッテリーを使用した場合、環境にもよりますが約4〜5時間の連続稼働が目安となります。長丁場のイベント配信などでは、予備バッテリーの追加レンタルをおすすめします。
Q: 映像の遅延はどの程度発生しますか?ライブ配信の音声ズレに影響はありますか?
A: 伝送遅延は約0.08秒(80ms)と非常に低遅延ですが、わずかなラグは存在します。ライブ配信で口の動きと音声を完全に一致させたい場合は、スイッチャーや配信ソフト側で音声に数フレームのディレイをかける調整を推奨します。
Q: 送信機側でSDIとHDMIの同時出力(ループアウト)には対応していますか?
A: はい、対応しています。送信機にはSDIループアウト端子が備わっており、カメラからの映像をワイヤレスで飛ばしつつ、手元のカメラマン用モニターにも同時に有線で映像を出力することが可能です。
安価かつ、他の既存機種と同様に使用ができた。SONYのハンディタイプカメラからHDMI接続で使用した。屋内で20mほどの距離で使用したが、遅延も少なく高画質な映像を伝送できた。