LTE-Advancedは、複数の周波数帯を束ねて同時通信を行うLTE回線の主要技術のひとつである「CA(キャリアアグリゲーション)」対応によって安定した通信を実現します。2つの周波数帯(2GHz+800MHz)を束ねるキャリアアグリゲーションに対応した「2CA」に加え、MR05LNは、3つの周波数帯(2GHz+1.5GHz+800MHz)を束ねて高速通信を可能にした「3CA」に対応し、さらなる高速化が実現しました。
アドオンセル
広域エリアをカバーするマクロセル内にスモールセルを追加(あるいはマクロセルを多重化)し、これらを「CA」で束ねて通信を実施。通信が混雑するエリアでも周波数帯の利用効率が向上し、高速通信が可能になります。
らくらく無線スタート&WPSによる無線LAN設定も、タッチパネルでよりスムーズに!
本体ディスプレイの表示をタップするだけで、SSIDや暗号化キーを含む設定情報を子機側に転送して自動登録できます。
強固なAESモードが暗号化キーとして設定済みだから、安心です。
また、Wi-Fi Allianceが定めた無線LAN規格“WPS(Wi-Fi Protected Setup)”に対応したゲーム機やパソコンなども、本体ディスプレイのタップ操作で簡単に設定できます。

[ショートカット]アイコンから簡単操作!
MR05LNはタッチパネル搭載だから、本体での設定も簡単。ホーム画面にある[ショートカット]アイコンをタップすると、「公衆無線LAN」のON/OFFや「ECO機能」のON/OFFなど簡単に操作できるので便利です。

ステータスアイコンで状態がすぐわかる!
MR05LNは、利用中のSIMや回線、電波受信レベルなどの状態がすぐわかるステータスアイコンをディスプレイ上部に配置しています。また、タッチパネルは「スライド方式」を採用しているので、操作しやすく設定もスムーズです。

名称 |
表示 |
状態 |
説明 |
1. 電波受信レベル |
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点灯 |
LTE/3G/公衆無線LANの信号の強度を4段階で表示 |
消灯 |
LTE/3G機能が停止中※1で、公衆無線LANでインターネット接続ができないとき |
 |
点灯 |
LTE/3G/公衆無線LANでインターネット接続ができないとき |
2. 接続状態 |
 |
点灯 |
LTEでインターネットに接続しているとき |
点滅 |
LTEでインターネットに接続処理中 |
 |
点灯 |
3Gでインターネットに接続しているとき |
点滅 |
3Gでインターネットに接続処理中 |
 |
点灯 |
公衆無線LANでインターネットに接続しているとき |
点滅 |
公衆無線LANでインターネットに接続処理中 |
3. 通信時に表示※2 |
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点灯 |
送信時 |
 |
点灯 |
受信時 |
4. nanoSIMカードの状態 |
※3 |
点灯 |
PINロック中/PUKロック中/PIN未承認状態 (数字はnanoSIMスロット番号) |
※3 |
点灯 |
nanoSIMカード未挿入または未認識状態 (数字はnanoSIMスロット番号) |
※3 |
点灯 |
nanoSIMカードを認識 (数字はnanoSIMスロット番号) |
※4 |
点灯 |
国際ローミング状態 (数字はnanoSIMスロット番号) |
5. 有線の接続状態※5 |
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点灯 |
LAN側をUSB接続しているとき |
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点灯 |
LAN側を優先LANで接続しているとき |
6. Bluetoothの状態※6 |
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点灯 |
Bluetoothがオンのとき(右下の数字は接続台数) |
消灯 |
Bluetooth機能がオフのとき |
7. 無線LANの状態※6 |
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点灯 |
LAN側無線LANが2.4GHz帯で動作中のとき (右下の数字は接続台数) |
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点灯 |
LAN側無線LANが5GHz帯(屋外)で動作中のとき (右下の数字は接続台数) |
点滅 |
チャネル利用開始前のレーダー確認中 |
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点灯 |
LAN側無線LANが5GHz帯(屋内)で動作中のとき (右下の数字は接続台数) |
- ※1 ユーザ設定やデータ通信量管理機能などで通信機能が停止されているとき。
- ※2 公衆無線LANサービスをご利用時には表示されません。
- ※3 自動SIM切替が動作中のときは、青色点灯
- ※4 国際ローミング使用時のみ表示。
- ※5 クイック設定Webの「USBテザリング機能」「クレードル通信機能」で「使用する」のチェックがはずれている場合は表示されません。
- ※6 ショートカット画面で各機能([LTE/3G][公衆無線LAN][Bluetooth][Wi-Fi])が[OFF]になっている場合は表示されません。
必要な情報はホーム画面で一目瞭然!
ホーム画面で「受信・送信」のステータスや「日付・時刻」など、必要な情報を確認できます。
また、状況によって表示される「APN設定を確認してください」などのメッセージもホーム画面で確認できます。

「データ通信量」部分には、現在のデータ通信量の累計値※1/上限設定値※2が表示されるので、使用量をチェックしながら利用できて安心です。上限設定値については、各SIMごとに設定できるので便利です。
SIM契約ごとのデータ通信量管理にも対応
MR05LNでは、お使いのSIMごとにデータ通信量管理が行えます。データ通信量の月次管理だけでなく、日時管理に加え、設定した上限値になると通信を止めることも可能。サービスに合わせて管理できるので、データ量超過の心配から解放されます。

- ※1 データ量はあくまで目安です。ご契約の事業者の計測方法と異なる場合があります。
- ※2 データ通信量の上限値は、各SIMごとに設定が必要です。
好みで変更できるカラータイル
ディスプレイのカラータイルは3色をご用意しました。カラータイルはタッチパネルでいつでも簡単に変更できるので、その日の気分や持ち物にあわせてコーディネートを楽しむことも可能です。

カフェや駅構内などの「公衆無線LANスポット」に対応!
LTE/3G回線だけでなく、公衆無線LANにも対応しているので、カフェや駅構内などの公衆無線LANスポットで高速なインターネット利用が可能です。

- ※1 現在のサービス(2016.09.01現在) では、docomo PREMIUM 4G™サービスにおいて2GHz+1.5GHz+800MHzの受信最大337.5Mbpsとなります。2GHz+1.7GHz+800MHzの受信最大375Mbpsには対応していません。3.5GHzを利用したPREMIUM 4G™の受信最大370Mbpsには対応していません。各通信事業者の提供サービスや対応エリアにより、通信速度は異なります。詳しくは通信事業者へご確認ください。
- ※2 5GHz帯でのご利用には、切替設定が必要です。
- ※3 表示の数値は本商品と同等の構成をもった機器との通信を行ったときの理論上の最大値であり、実際のデータ転送速度を示すものではありません。
- ※4 公衆無線LAN利用時は、Bluetooth接続台数は1台までとなります。
- * 公衆無線LANサービスのご使用時には、64bitWEPの暗号化方式には対応しておりません。

ギガビット(有線LAN 1000Mbps)のホームルータに
別売りの専用クレードル「PA-MR05L-EX5C」は、ギガビット(1000Mbps)対応の有線LANポートを1ポート搭載。ホームルータとして利用することも可能になります。
LTEホームルータとして使う(ルータモード)
ご自宅にあるWi-Fi機器はもちろん、デスクトップパソコンなどLANケーブルで接続が必要な機器からも、LTEの高速通信が利用できます。


- * 充電池パックの保護のため、高温になったら充電を停止することがあります。
- * 停電復旧後、電池保護のため充電が再開されない場合があります。その場合は、USB ケーブルの抜き差しを行ってください。充電が再開されます。
Wi-Fiアクセスポイントとして使う(ブリッジモード)
ご自宅にブロードバンド環境がある場合には、クレードルと既設のルータをLANケーブルで接続し、MR05LNを【ブリッジモード】にすることで、Wi-Fiアクセスポイントに早変わり。
外出先で使用していたWi-Fi接続機器をそのまま使用できるので便利です。


PA-MR05L-EX5C(オプション)の製品情報
- * 充電池パックの保護のため、高温になったら充電を停止することがあります。
- * 停電復旧後、電池保護のため充電が再開されない場合があります。その場合は、USB ケーブルの抜き差しを行ってください。充電が再開されます。
注意事項
- * 上り無制限とは、月々の転送量が無制限という意味です。
- * 上り専用SIMのため、下りの速度は、100kbps程度の速度になります。
- * 規格上は、上り、37.5Mbpsとなっております。
- * 弊社で動作確認している範囲では、2Mbps程度となっております。