Blackmagic Design ATEM 4 M/E Constellation HDとは
Blackmagic Design ATEM 4 M/E Constellation HDは、フォーマット変換機能を備えた40系統の3G-SDI入力と24系統のAux出力を搭載した大規模ライブプロダクション向けHDスイッチャーです。4つのM/E列、16基のATEM Advanced Chroma Keyer、2系統の独立したSuperSource、最大156ch対応のFairlightオーディオミキサーを内蔵。大規模なマルチカメラ撮影や複雑な画面構成が求められる現場でも、圧倒的な処理能力と柔軟性を提供します。Webカメラ出力にも対応し、高品位な配信環境を構築可能です。
この商品がおすすめの人
- 多数のカメラを使用する制作チーム:最大40入力に対応し、スタジアムや音楽フェスなどの大規模イベントで余裕を持ったスイッチングを行いたい方に最適です。
- 高度な映像演出を行いたいオペレーター:2基のSuperSourceや豊富なDVE、4つのM/E列を活用して、複雑なピクチャー・イン・ピクチャーや画面遷移を構築したい方におすすめです。
- バーチャルセットや合成を多用する配信事業者:16基の高精度なクロマキーヤーを備えており、複数台のカメラを同時にキーイング合成したい現場に適しています。
おすすめの用途
- 映像スイッチング:40系統の入力すべてにフォーマット変換が搭載されており、異なる解像度やフレームレートのソースが混在する現場でも安定したスイッチングが可能です。
- ライブプロダクション:最大4系統の独立したマルチビューにより最大64分割のモニタリング環境を構築でき、放送や大規模中継の現場で活躍します。
- クロマキー合成:各M/E列に4基ずつ、合計16基のアドバンスド・クロマキーヤーを搭載しているため、本格的なバーチャルスタジオ収録に対応します。
- ライブ配信:USB-C接続によるウェブカメラ出力を備えており、配信用PCに接続してWeb会議や各種配信ソフトウェアへ直接高画質映像を送り出せます。
Blackmagic Design ATEM 4 M/E Constellation HDをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本機はHD専用(3G-SDI対応)のスイッチャーです。4K(12G-SDIや12G-HDMI)の信号処理には対応していませんので、入力ソースの規格をご確認ください。
- 映像入出力端子はSDI端子(BNC)のみとなります。HDMI出力のカメラやPCを直接接続することはできません。
- ラックマウントサイズの大規模機材です。設置スペースや運搬経路、設置場所の耐荷重を事前にご確認ください。
スペック・機能上の注意点
- 本機背面の映像入出力は3G-SDI規格です。長距離伝送を行う場合は、規定の伝送距離に適したSDIケーブルをご使用ください。
- 内蔵のUSB-C端子から出力されるウェブカメラ機能はフルHD解像度(1080p)となります。
- ハードウェアパネルまたはイーサネット経由でのPC(ATEM Software Control)によるコントロールが必要です。フロントパネルでも基本操作は可能ですが、詳細な設定や複雑な運用には外部コントロール手段が推奨されます。
使用前に準備・確認したいこと
- PCから制御する場合は、事前に対応するバージョンのATEM Software Controlをダウンロード・インストールしてください。
- スイッチャー本体とPCを同一ローカルネットワークに接続するためのIPアドレス設定(ネットワーク設定)を確認してください。
- 電源ケーブルが2本付属しています。冗長電源として安定稼働させるため、可能であれば別系統のコンセントへの接続を推奨します。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:SDIケーブル(BNC) — カメラやモニターなどの映像機器と本体を接続するために必要となります。
- 別途必要:確認用ディスプレイ — マルチビュー画面やプログラム映像を外部で確認するために必要となります。
- 利用条件によって必要:HDMI to SDIコンバーター — HDMI出力のみに対応したPCやカメラを入力ソースとして接続する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:SDI to HDMIコンバーター — 一般的なHDMIモニターへマルチビューやプログラム映像を出力する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:LANケーブル — PCやコントロールパネルと本体をネットワーク経由で有線接続する場合に必要となります。
おすすめオプション
Q: 40個の入力すべてで異なる解像度やフレームレートを混在させることは可能ですか?
A: はい、可能です。本機の40個の3G-SDI入力はすべて独立したフォーマット変換機能(スケーラー)を内蔵しています。1080p、1080i、720pなどの異なるフォーマットを入力しても、スイッチャーのシステムフォーマットに合わせて自動的に変換・同期されます。
Q: レンタルする際、操作用のハードウェアパネルはセットに含まれますか?
A: 本製品はスイッチャー本体(メインフレーム)のみのレンタルとなります。操作には無償のATEM Software ControlをインストールしたPCを使用するか、別途「ATEM 2 M/E Advanced Panel」などのハードウェアコントロールパネルを併せてレンタルしていただく必要があります。
Q: 冷却ファンの動作音はどの程度ですか?静かな収録現場でも使用できますか?
A: 本機は強力な処理能力を持つため、冷却ファンが常時稼働しており、ある程度の駆動音が発生します。クラシックコンサートやインタビュー収録など、極めて静粛性が求められる現場では、本体を別室や防音ラックに設置する運用を推奨します。
Q: 出力端子はすべてプログラムアウト(本線)と同じ映像が出力されるのでしょうか?
A: いいえ、24個の3G-SDI出力はすべて個別にルーティング(割り当て)が可能です。プログラム映像だけでなく、プレビュー、特定のカメラ入力、クリーンフィード、マルチビューなど、任意の映像を各出力端子に自由に設定できます。
Q: ATEM 2 M/E Constellation HDと比較して、どのような現場に適していますか?
A: 入力数が20から40へ、出力数が12から24へと倍増しており、SuperSourceも2系統搭載しています。複数のステージがある大型フェスや、多数のカメラ・PC画面・リモート出演者を同時に扱うeスポーツ大会など、より大規模で複雑なルーティングが必要な現場に最適です。
Q: 外部のオーディオミキサーと接続するための端子は備わっていますか?
A: はい。1/4インチのバランスTRSアナログオーディオ入出力を備えているほか、MADI端子(BNC)を搭載しており、MADI対応の外部オーディオコンソールと最大64チャンネルのデジタル音声を双方向でやり取りすることが可能です。
Q: 現場での設営トラブルを避けるため、事前に設定を済ませておくことはできますか?
A: 可能です。手元のPCにATEM Software Controlをインストールし、オフライン状態でマクロやメディアプールの画像、ルーティング設定を作成してXMLファイルとして保存できます。レンタル機材が到着後、そのファイルを読み込ませるだけで即座に設定を復元できます。
Q: レンタル期間中にイベントのスケジュールが延びた場合、利用途中で期間を延長できますか?
A: はい、次のお客様の予約が入っていなければ、利用途中でもWebサイトのマイページからレンタル期間の延長手続きが可能です。大規模イベントではリハーサルの延長などが生じやすいため、柔軟に対応可能です(延長料金が発生します)。