1. TASCAM Model 12の基本概要
TASCAM Model 12は、プロフェッショナルなレコーディングとミキシングを一台で実現する多機能なレコーディングミキサーです。ライブパフォーマンスやスタジオ録音、ポッドキャスト制作など、さまざまなシーンで活用できるオールインワン型のデバイスとして設計されています。12チャンネルの入力と10トラックの録音機能を備え、USBオーディオインターフェースとしても機能するため、PCやDAWとの連携が容易です。コンパクトな設計ながらも、高品質な音響性能を提供し、初心者からプロフェッショナルまで幅広いユーザーに支持されています。
2. 多彩な接続性と操作性
Model 12は、マイク入力、ライン入力、楽器入力に対応した多様な接続オプションを備えています。Bluetooth接続にも対応しており、スマートフォンやタブレットからの音声再生が可能です。また、直感的な操作が可能なコントロールパネルを採用しており、ミキシングやエフェクトの調整がスムーズに行えます。内蔵のコンプレッサーやEQ、リバーブなどのエフェクト機能も充実しており、録音からミックスまで一台で完結することが可能です。
3. 高品質な録音と再生
このミキサーは、24ビット/48kHzの高解像度での録音をサポートし、クリアで自然な音質を再現します。マルチトラック録音機能により、個々のトラックを別々に録音・編集できるため、後から細かな調整を行うことができます。また、SDカードへの直接録音も可能で、PCを使わずに現場で録音データを保存できる点も大きな魅力です。ライブ録音やリハーサルでの使用にも最適です。
4. 幅広い用途への対応
Model 12は、音楽制作だけでなく、ポッドキャストや動画配信、イベント音響など多岐にわたる用途に対応しています。特に、複数のマイクを使用した対話形式の録音や、楽器とボーカルの同時録音が可能な点が強みです。コンパクトながらもプロフェッショナルな機能を備えているため、場所を選ばず高品質な音響環境を構築することができます。
5. TASCAMの信頼性とサポート
TASCAMは、長年にわたり音響機器の分野で信頼を築いてきたブランドです。Model 12もその信頼性を受け継ぎ、耐久性のある設計と安定したパフォーマンスを提供します。また、ユーザーサポートやファームウェアのアップデートも充実しており、購入後も安心して使用できる環境が整っています。音響機器を初めて扱う方にも扱いやすい設計が施されている点も、TASCAM製品の特徴です。
社内ラジオの収録用に、いつも使っているミキサー(Zoom L-8)とは違うものを試してみたく、お借りしました。
いつも使っているミキサーとは違い、コンプが搭載されているため、話者が急に大きな声を出しても慌てて音量を絞る必要もなく、普段よりもいい音で収録できた気がします。
一方で、ダイヤルなどがチャンネル毎に独立しているため仕方ないのですが、L-8と比べると設置面積が必要となるため、常設するには他の機器を動かすなどの工夫が必要だなと感じましたが、そんな工夫をしても是非購入したい機器と感じました!