Minrray KBD2000 IP リモートカメラコントローラーとは
「Minrray KBD2000 IP リモートカメラコントローラー」は、PTZカメラのパン・チルト・ズーム操作やパラメータ調整を直感的に行えるリモートコントローラーです。操作性の高い3軸ジョイスティックと2次元ボタンコントロールを備え、露出、フォーカス、アイリスなどの細かな設定も手元でスムーズに遠隔調整できます。VISCAやPELCO P/Dプロトコルに対応し、RS-232、RS-422、RS-485などのシリアルインターフェース経由で最大256台のカメラ接続・制御が可能です。複数台のカメラを1人で集中制御したい現場や、正確なカメラワークが求められる撮影環境に適しています。
この商品がおすすめの人
- 配信・収録オペレーター:複数台のリモートカメラを1台のコントローラーで素早く直感的に切り替えて操作したい方
- スタジオ・イベント撮影の技術担当者:滑らかな3軸ジョイスティック操作で、パン・チルト・ズームの速度を精密にコントロールしたい方
- 少人数運用のプロダクション:ワンマンオペレーションで複数アングルのカメラ調整を効率化したい方
おすすめの用途
- リモート撮影:離れた場所に設置したカメラの構図調整や露出・フォーカス制御を手元で確実に行えます。
- マルチカメラ撮影:最大256台のカメラ制御に対応しており、複数のPTZカメラを切り替えながら統一感のあるスイッチング・カメラワークが実現できます。
- 動画撮影:セミナー収録やライブ配信などの現場で、直感的な物理ジョイスティックによる滑らかなカメラワークを付加できます。
Minrray KBD2000 IP リモートカメラコントローラーをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 接続予定のPTZカメラが対応プロトコル(VISCA、PELCO P/D)およびシリアル通信インターフェース(RS-232 / RS-422 / RS-485)に対応しているか事前にご確認ください。
- 本製品にはユーロブロック端子は付属していません。
- RS端子での接続運用を行う場合は、接続規格に合わせた結線ケーブル等をご自身で準備・自作していただく必要があります。
スペック・機能上の注意点
- シリアル通信のボーレート(帯域レート)は2400 / 4800 / 9600 bpsに対応しています。接続するカメラ側の設定と一致させる必要があります。
- RS-485通信における最大通信距離は公称で最大1200m(0.5mmツイストペア使用時)となっていますが、配線環境やノイズ状況によって安定した伝送距離が変化する場合があります。
- 液晶ディスプレイ(LCD)のメニュー表示は中国語および英語対応となっており、操作時にはボタン音声プロンプト機能が動作します。
使用前に準備・確認したいこと
- 接続する各PTZカメラのカメラID(アドレス)および通信プロトコル設定がコントローラー側の割り当てと正しく合致しているか確認してください。
- 付属のACアダプター(ケーブル長 約1.5m)を接続できる電源コンセントが設置場所の近くにあるか確認してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:PTZカメラ — 被写体を撮影・制御するためのカメラ本体は付属しないため別途ご用意ください。
- 利用条件によって必要:ユーロブロック端子 — シリアル接続端子を利用する際に必要となりますが、レンタル品には含まれておりません。
- 利用条件によって必要:RS制御用シリアルケーブル — RS端子接続を行う場合、機材構成に応じたケーブルの自作または事前調達が必要です。
- 利用条件によって必要:LANケーブル — ネットワークハブ経由での配線整理や接続環境に応じて必要となります。
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、IPアドレスの割り当てやネットワーク構築に関する基礎的な知識が必要です。シリアル接続の場合はプロトコルとボーレートの設定をカメラ側と合わせる知識が求められます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: コントローラー本体、専用ACアダプター、および取扱説明書が基本セットに含まれます。LANケーブルやシリアル接続用の制御ケーブル、PoE対応ハブなどは運用環境に合わせて別途ご用意いただく必要があります。
Q: Sony RM-IP500等の直接的な競合機種と比較してどう違いますか?
A: 純正コントローラーが自社製カメラの制御に特化しているのに対し、本機はONVIFや標準VISCA over IPをサポートし、メーカーの異なる複数台のPTZカメラを1台のコンソールで混在制御できる汎用性の高さが最大の違いです。
Q: IP制御を行うためのネットワーク設定はどのように行いますか?
A: 本体の液晶ディスプレイとボタン操作で直接IPアドレスの検索と割り当てが可能です。ONVIF対応カメラであれば、同一ネットワーク内のカメラを自動検索してリストアップする機能があり、手動入力の手間を省けます。
Q: 別途用意すべきケーブル・電源・アクセサリはありますか?
A: IP制御の場合はカテゴリ5e以上のLANケーブルが必要です。PoE給電を利用する場合はIEEE802.3af準拠のPoE対応スイッチングハブをご用意ください。シリアル制御の場合はRS232またはRS422対応の制御ケーブルが必要です。
Q: 物理ボタンやジョイスティックの操作音は収録の邪魔になりませんか?
A: ボタンには適度なクリック感がありますが、静音性に配慮された設計となっており、一般的な配信現場の環境音に紛れるレベルです。極めて静粛なクラシックコンサート等の場合は、マイク位置から少し距離を離して設置することをお勧めします。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、マイページから延長手続きが可能です。本番環境でのリハーサルが長引いた場合や、追加の収録日が急遽決まった際にも柔軟に対応いたします。
Q: 企業のハイブリッド株主総会などの業務用途等の具体シーンに適していますか?
A: 非常に適しています。最大255台のカメラ登録と、カメラごとのプリセット位置の即時呼び出しが可能なため、登壇者、役員席、質問者などを少人数のオペレーターで確実に捉える必要がある厳格なビジネス用途に最適です。
制御インターフェース: RJ45(10/100M LAN)、RS422、RS232
対応プロトコル: VISCA over IP、ONVIF、VISCA、Pelco-P、Pelco-D
最大制御台数: 255台(IPネットワーク接続時)
ジョイスティック: 4Dジョイスティック(パン、チルト、ズーム、フォーカス制御対応)
ディスプレイ: 搭載(ステータス表示用LCD)
電源: DC12V または PoE(IEEE802.3af準拠)
寸法 (幅×奥行×高さ): 320mm × 179.3mm × 109.9mm
重量: 約 2.8kg
動作温度範囲: -10℃ ~ 50℃
防水性能: 非対応(屋内専用)
イメージセンサー / レンズ / ビデオ解像度 / 写真解像度 / ストレージ: カメラコントローラーのため非該当
バッテリー容量 / 駆動時間 / 充電時間: バッテリー非搭載(有線給電のみ対応)
手持ちのAVOXのVISCAカメラに使いました。
以下パンダスタジオ推奨ではないので、あくまで「私の場合」です。
ルーターとVISCAカメラと本機をつなぎ、IPボタンを押して手動で目的カメラのIPを設定
(必ずESPキーを押して初期画面に戻らないとIPボタンが押せない)
その設定を進むと、ポート番号(52381)やボーレート(9600)を設定して、カメラ番号を1-4に割り付けると、その後はLCD下のカメラ番号で呼び出せます。
■良い点
・レンタル価格が安く、ジョイスティックもスムーズ。
・カメラ選択ボタンがある。
・AF→MFがつまみを動かすことでモードチェンジできる点
■良くない点
・ポジションメモリーを使うのに、SETもRECALLもいちいち「esc」を押して数字キーを押してエンターキーを押す必要があること。
・ポテンショメーター(アイリス、フォーカスなどの丸つまみ)のステップが荒く、微調整が効かない。
・OSDを呼び出すボタンが、手が触れやすい位置にあり危険。
■総合すると
複数のカメラを持っているが、急にコントローラーが複数必要になったような場合に安価なレンタルで台数が増やせるのはありがたい。
■注意
上記はネットワークやPTZカメラの知識があってできることなので、何かあっても自己責任です。
状況によっては危機の破損なども起こりうることなので、推奨外使用をする場合は慎重な判断を求めます。