Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、IPアドレスの割り当てやネットワーク構築に関する基礎的な知識が必要です。シリアル接続の場合はプロトコルとボーレートの設定をカメラ側と合わせる知識が求められます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: コントローラー本体、専用ACアダプター、および取扱説明書が基本セットに含まれます。LANケーブルやシリアル接続用の制御ケーブル、PoE対応ハブなどは運用環境に合わせて別途ご用意いただく必要があります。
Q: Sony RM-IP500等の直接的な競合機種と比較してどう違いますか?
A: 純正コントローラーが自社製カメラの制御に特化しているのに対し、本機はONVIFや標準VISCA over IPをサポートし、メーカーの異なる複数台のPTZカメラを1台のコンソールで混在制御できる汎用性の高さが最大の違いです。
Q: IP制御を行うためのネットワーク設定はどのように行いますか?
A: 本体の液晶ディスプレイとボタン操作で直接IPアドレスの検索と割り当てが可能です。ONVIF対応カメラであれば、同一ネットワーク内のカメラを自動検索してリストアップする機能があり、手動入力の手間を省けます。
Q: 別途用意すべきケーブル・電源・アクセサリはありますか?
A: IP制御の場合はカテゴリ5e以上のLANケーブルが必要です。PoE給電を利用する場合はIEEE802.3af準拠のPoE対応スイッチングハブをご用意ください。シリアル制御の場合はRS232またはRS422対応の制御ケーブルが必要です。
Q: 物理ボタンやジョイスティックの操作音は収録の邪魔になりませんか?
A: ボタンには適度なクリック感がありますが、静音性に配慮された設計となっており、一般的な配信現場の環境音に紛れるレベルです。極めて静粛なクラシックコンサート等の場合は、マイク位置から少し距離を離して設置することをお勧めします。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、マイページから延長手続きが可能です。本番環境でのリハーサルが長引いた場合や、追加の収録日が急遽決まった際にも柔軟に対応いたします。
Q: 企業のハイブリッド株主総会などの業務用途等の具体シーンに適していますか?
A: 非常に適しています。最大255台のカメラ登録と、カメラごとのプリセット位置の即時呼び出しが可能なため、登壇者、役員席、質問者などを少人数のオペレーターで確実に捉える必要がある厳格なビジネス用途に最適です。
配信エンジニア (30代 男性) 混在環境での救世主。ただし初期設定には知識が必要 : 評価 ★★★★☆ 4.0
YouTubeの機材レビューより。古いシリアル接続のカメラと最新のIPカメラを同時に制御できる点が素晴らしく、現場の機材を無駄なく活かせました。ジョイスティックの追従性も滑らかです。ただ、ネットワークのIP割り当てやプロトコルの手動設定は初心者には少しハードルが高く、事前のテスト時間が必須だと感じました。
イベント制作ディレクター (40代 女性) PoE給電で設営が圧倒的に楽。暗所での視認性に課題 : 評価 ★★★★★ 4.8
機材レンタルサイトの利用者レビューより。LANケーブル1本で電源も制御信号も送れるPoE対応のおかげで、客席後方への配線が非常にスマートに完了しました。複数台のカメラ切り替えも一瞬です。ただ、液晶ディスプレイは明るいですが、物理ボタン自体のバックライトがやや弱く、暗転中のライブハウスでは手元灯が必要でした。
企業内スタジオ管理者 (50代 男性) コストパフォーマンスは抜群。マニュアルに難あり : 評価 ★★★☆☆ 3.5
映像機器フォーラムの書き込みより。数十万円する純正コントローラーと比較しても、基本となるパン・チルト・ズームの操作感は遜色なく、予算が限られた設備導入には最適です。プリセットの呼び出しも正確でした。一方で、付属のマニュアルが簡素すぎて、ONVIFでの自動検索がうまくいかない時のトラブルシューティングに苦労しました。
制御インターフェース: RJ45(10/100M LAN)、RS422、RS232
対応プロトコル: VISCA over IP、ONVIF、VISCA、Pelco-P、Pelco-D
最大制御台数: 255台(IPネットワーク接続時)
ジョイスティック: 4Dジョイスティック(パン、チルト、ズーム、フォーカス制御対応)
ディスプレイ: 搭載(ステータス表示用LCD)
電源: DC12V または PoE(IEEE802.3af準拠)
寸法 (幅×奥行×高さ): 320mm × 179.3mm × 109.9mm
重量: 約 2.8kg
動作温度範囲: -10℃ ~ 50℃
防水性能: 非対応(屋内専用)
イメージセンサー / レンズ / ビデオ解像度 / 写真解像度 / ストレージ: カメラコントローラーのため非該当
バッテリー容量 / 駆動時間 / 充電時間: バッテリー非搭載(有線給電のみ対応)
手持ちのAVOXのVISCAカメラに使いました。
以下パンダスタジオ推奨ではないので、あくまで「私の場合」です。
ルーターとVISCAカメラと本機をつなぎ、IPボタンを押して手動で目的カメラのIPを設定
(必ずESPキーを押して初期画面に戻らないとIPボタンが押せない)
その設定を進むと、ポート番号(52381)やボーレート(9600)を設定して、カメラ番号を1-4に割り付けると、その後はLCD下のカメラ番号で呼び出せます。
■良い点
・レンタル価格が安く、ジョイスティックもスムーズ。
・カメラ選択ボタンがある。
・AF→MFがつまみを動かすことでモードチェンジできる点
■良くない点
・ポジションメモリーを使うのに、SETもRECALLもいちいち「esc」を押して数字キーを押してエンターキーを押す必要があること。
・ポテンショメーター(アイリス、フォーカスなどの丸つまみ)のステップが荒く、微調整が効かない。
・OSDを呼び出すボタンが、手が触れやすい位置にあり危険。
■総合すると
複数のカメラを持っているが、急にコントローラーが複数必要になったような場合に安価なレンタルで台数が増やせるのはありがたい。
■注意
上記はネットワークやPTZカメラの知識があってできることなので、何かあっても自己責任です。
状況によっては危機の破損なども起こりうることなので、推奨外使用をする場合は慎重な判断を求めます。