Blackmagic Design ATEM 4 M/E Broadcast Studio 4Kとは
Blackmagic Design ATEM 4 M/E Broadcast Studio 4Kは、12G-SDIに対応したビデオ入力20系統・出力13系統を備える、ハイエンドな4K対応ライブプロダクションスイッチャーです。Ultra HD 2160p59.94までの高フレームレートに対応し、4つのM/E列に合計16系統のATEMクロマキーヤー、4系統のピクチャー・イン・ピクチャーを可能にするSuperSource、2系統のUltra HDマルチビューアを搭載しています。すべての入力にフレームシンクロナイザーを備え、大規模イベント、中継、eスポーツ配信など、多数のソースを扱うプロの現場に最適です。
この商品がおすすめの人
- 大規模イベントやeスポーツ配信のオペレーター:20系統のSDI入力と豊富なM/E列により、多数のカメラやPC画面を柔軟に切り替えたい現場に最適です。
- 高度なバーチャルセットやクロマキー合成を行いたい方:合計16系統の次世代ATEMクロマキーヤーをフル活用し、リッチな合成演出が可能です。
- 4K60pの高フレームレート制作を行うプロダクション:1本のBNCケーブルでUltra HD 2160p59.94までを扱える12G-SDIワークフローを構築できます。
おすすめの用途
- 映像スイッチング:20系統の入力と13系統の出力を備え、大型中継や複雑なルーティングを伴うスイッチングに余裕を持って対応できます。
- ライブプロダクション:4 M/E列やSuperSource、DVE、マクロ機能など、放送品質の現場で要求される機能を網羅しています。
- マルチカメラ撮影:すべての入力にフレームシンクロナイザーを搭載しているため、同期信号のないカメラが混在していても安定したスイッチングが可能です。
- クロマキー合成:各M/E列に4系統、計16系統のキーヤーを搭載し、マルチカメラでのバーチャルスタジオ運用に適しています。
- ライブ配信:パワフルな内蔵オーディオミキサーや柔軟なAux出力を活かし、配信系統と会場上映系統の個別制御が可能です。
Blackmagic Design ATEM 4 M/E Broadcast Studio 4Kをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 物理コントロールパネルまたはPCが別途必要です:フロントパネルからAux出力等の簡易操作は可能ですが、本機の機能をフルに操作・設定するには、ネットワーク接続したPC(ATEM Software Control)またはハードウェアコントロールパネルが必要です。
- 映像端子はSDI専用です:入出力端子は12G/6G/3G/HD-SDIのみです。HDMI端子は搭載されていないため、HDMI機器(PCや民生用カメラ等)を接続する場合は変換コンバーターが必要です。
- 筐体サイズと電源環境:2Uラックマウントサイズの大型機器です。電源二重化に対応しており、安定した運用のために付属の電源ケーブル2本での給電を推奨します。
スペック・機能上の注意点
- フォーマットの統一:全入力に再同期(フレームシンクロナイザー)機能はありますが、アップ/ダウンコンバート機能は入力ごとには搭載されていません。接続するカメラや映像ソースは、スイッチャー本体の動作解像度・フレームレートに合わせて統一する必要があります。
- タリー出力の仕様:本体に直接タリー端子(ピン)は備わっていません。タリー信号を出力するには、イーサネット接続の外部インターフェース等が必要です。
使用前に準備・確認したいこと
- コントロール用PCの準備とソフトウェア導入:操作用PCにBlackmagic Design公式サイトから最新または適合バージョンの「ATEM Switchers」ソフトウェアを事前にインストールしてください。
- IPアドレスとネットワーク設定の確認:スイッチャー本体と操作PCが同一のネットワーク(サブネット)上にある必要があります。付属のUSBケーブルでPCと接続し、ATEM SetupユーティリティからIPアドレスの設定を行ってください。
- 12G-SDI対応ケーブルの用意:4K/Ultra HD(特に2160p59.94等)で運用する場合は、高帯域に対応した12G-SDI規格のBNCケーブルをご使用ください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:操作用PC — 本体の設定や各種スイッチング操作ソフトウェア(ATEM Software Control)を実行するために必要です。
- 別途必要:LANケーブル — スイッチャー本体とPCまたはルーターを有線接続するために必要です。
- 別途必要:SDIケーブル(BNC) — カメラやモニターなどの映像機器と接続するために必要です。
- 利用条件によって必要:マルチビュー確認用モニター — 映像ソースやプログラム、プレビューを一覧監視するために必要です。
- 利用条件によって必要:HDMI to SDI コンバーター — PCやゲーム機、民生用ビデオカメラなどのHDMI機器を本機に入力する場合に必要です。
おすすめオプション
Q: 本体の操作には専用のハードウェアコントロールパネルが必須ですか?
A: 必須ではありません。MacやWindowsに無償のATEM Software Controlをインストールすることで、PCの画面上からすべての機能にアクセスし操作することが可能です。ただし、直感的な物理操作が必要な現場では、別途ATEM 1 M/E Advanced Panelなどのレンタルを推奨します。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: スイッチャー本体、専用AC電源ケーブル2本(リダンダント電源用)、および取扱説明書が含まれます。映像入力用のSDIケーブルやネットワーク構築用のLANケーブル、操作用のPC等は含まれないため、現場のレイアウトに合わせて別途ご用意ください。
Q: Panasonic AV-HS6000と比較してどう違いますか?
A: AV-HS6000が2 M/Eであるのに対し、本機は4 M/Eを搭載し、より多くの独立したプログラム出力が可能です。また、本機は12G-SDIに対応しており、単一のケーブルで高解像度かつ高フレームレートの映像信号を伝送できる点で、より現代的な4Kワークフローに適しています。
Q: 異なる解像度やフレームレートの映像を混在して入力できますか?
A: 本機はシステム全体で統一されたフォーマット(例:1080p60)に設定して動作するため、入力信号もそのフォーマットに合わせる必要があります。異なる解像度のPC映像などを入力する場合は、別途UpDownCrossコンバーター等のレンタルをご検討ください。全入力にフレームシンクロナイザーは搭載されています。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することはできますか?
A: はい、機材のその後の予約状況に空きがある場合に限り、マイページからの手続きでレンタル期間の延長が可能です。ただし、ハイエンド機材はスケジュールが埋まりやすいため、リハーサルや撤収日を含め、当初から余裕を持った期間でのご予約をおすすめします。
Q: 実運用時の排熱やファンの音はどの程度ですか?
A: 放送局のラックルームや中継車への設置を前提とした強力な冷却ファンを搭載しているため、動作音は比較的大きめです。静寂が求められるクラシックコンサートや小規模な配信スタジオで利用する場合は、マイクから離れた別室や防音ラックへの設置を推奨します。
Q: 電源は一般的な家庭用100Vコンセントで動作しますか?
A: はい、100V〜240Vのユニバーサル電源に対応しており、一般的な100Vコンセントで動作します。デュアル電源を内蔵しているため、2系統の別々の電源から給電することで、万が一のブレーカー落ちなどのトラブル時にも無瞬断で動作を継続できます。
Q: 大規模な音楽フェスでのLEDスクリーン送出と配信の同時運用に適していますか?
A: 非常に適しています。4つのM/E列と多数のAux出力を活用することで、配信用プログラムと会場の複数スクリーン用プログラムを1台で完全に独立して制御可能です。SuperSource機能を使えば、複雑な複数画面のレイアウトも瞬時に呼び出せます。