Canon CR-N500とは
「Canon CR-N500」は、高精細な4K 1.0型CMOSセンサーと映像処理プラットフォーム「DIGIC DV6」を搭載した、本格的な映像制作向けの4K PTZリモートカメラです。光学15倍ズームと滑らかなパン・チルト駆動(スムーズPTZ)を備え、デュアルピクセルCMOS AFによる優れた被写体追尾が可能です。SDI、HDMI、IPなど多彩な映像出力に対応し、遠隔操作による高品質な撮影を実現します。スタジオ収録からライブ中継まで、少人数で高品位なカメラワークを求める現場に最適な一台です。
この商品がおすすめの人
- 少人数で高品位なマルチカメラ撮影を行いたい方:リモートからのパン・チルト・ズーム操作により、カメラごとにオペレーターを配置せず効率的に運用できます。
- 高画質なライブ配信や番組制作を行いたい方:1.0型センサーによる豊かな階調表現と低ノイズ、美しいボケ味を活かした映像表現が可能です。
- 多様な映像システムと連携させたい方:SDIやHDMIでのダイレクト接続に加え、IPネットワーク経由での映像配信や制御に対応しています。
おすすめの用途
- ライブ配信:遠隔から高精細な映像と滑らかなカメラワークを操作でき、セミナーやイベントの高品質な配信に適しています。
- マルチカメラ撮影:複数台を遠隔制御することで、限られたスタッフでも多角的なアングルからのスイッチング収録が可能です。
- リモート撮影:付属リモコンやネットワーク経由での操作に対応し、手が届きにくい高所やステージ脇からの無人撮影に役立ちます。
- 放送:1.0型大型センサーによる高画質と、SDI接続による安定した伝送で番組制作やスタジオ収録に対応します。
- 動画撮影:Canon Log 3やWide DRに対応し、カラーグレーディングを伴う本格的な映像制作にも活用できます。
Canon CR-N500をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- ネットワーク・IP設定に関する知識が必要:IP接続による遠隔制御や映像伝送を行う場合、IPアドレス設定やネットワーク構築の知識が必要です。
- 本体重量と設置環境:本体質量が約4.1kgあるため、設置する三脚や台座の耐荷重を事前にご確認ください。
スペック・機能上の注意点
- 4K出力時の制約:4K(3840×2160)映像のフレームレートは最大29.97pまでとなります。59.94pでの出力には対応していません。4K映像が出力されない場合はカメラ側のフレームレート設定を29.97以下に設定してください。
- SDIとHDMIの同時出力制限:HDMIで3840×2160を選択している場合、SDI端子からは映像が出力されません。また、SDIとHDMIで異なる解像度・フレームレートを個別に出力することはできません。
- 誤接続の禁止:RS422端子にPoEケーブル(LANケーブル)を接続しないでください。故障の原因となります。
- コントローラー併用時のACアダプター誤接続に注意:別売コントローラー「RC-IP100」とDC端子形状が同じですが、本機の付属ACアダプターは24V、RC-IP100は12Vです。RC-IP100に本機の24Vアダプターを誤接続すると基板が破損するため、絶対に差し間違えないようご注意ください。
使用前に準備・確認したいこと
- PoE+給電環境の確認:LANケーブル経由で給電する場合、給電機器側がPoE+(IEEE802.3at クラス4 / 最大25.5W要求)に対応している必要があります。通常のPoE(15.4W)では動作しません。
- IPアドレスの事前設定:PCやコントローラーと同一のネットワークセグメントに合わせて、カメラ本体のIPアドレスを適切に設定してください。
- ネットワーク帯域の確保:IPストリーミングや遠隔操作を遅延なく安定して運用するため、ギガビット対応のネットワーク環境を推奨します。
レンタル商品に含まれていないもの
- 利用条件によって必要:4k HDMI ケーブル 3m — HDMI経由で映像を出力・録画・スイッチングする場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:BNCケーブル 15m 3C 黒 — SDI経由でスイッチャーやレコーダーへ映像を長距離伝送する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:LANケーブル — IP制御やIP映像伝送、PoE+給電を行う場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:ビデオ三脚 — カメラを安全な高さに据え置き設置して撮影する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:PTZコントローラー — 専用ジョイスティックで直感的な複数台オペレーションを行う場合に必要となります。
おすすめオプション
本機材はネットワーク、IPの知識が必要です。
RS422端子にPoEケーブルを接続しないで下さい。

リモートカメラCR-N500の紹介動画となります。高精細・高品質の映像、各種機能、ユースケースなどをご覧いただけます。
4K対応1.0型CMOSセンサー
高精細な4K UHD映像に対応した、画素ピッチ3.2μmの大型1.0型CMOSセンサーを採用。
映像処理プラットフォーム DIGIC DV6とのコンビネーションにより、高感度と低ノイズ性能を両立させました。
映像処理プラットフォーム DIGIC DV6
4K UHD映像だけでなく、Over Sampling HD Processingにより、フルHDもさらなる高画質を実現。

スムーズな操作性を実現
CR-N500は、高速から低速まで多段階の速度変化が可能な高精度なPT(パン/チルト)駆動機構とズームを連動させた「スムーズPTZ」を搭載。
加えて全方向に対応するコントロールレバーが搭載された、リモートカメラコントローラー 「RC-IP100」、ネットワーク経由でありながら、操作応答性が高いリモートカメラコントロールアプリとの連携も可能。
これら要素の連携により、リモートコントロールにおいてもスムーズな操作性を実現し、映像制作や放送現場にて、演出意図や撮影状況に応じた高度なカメラワークに対応。


各種インターフェースに対応
- SDI接続やHDMI接続に加え、IP接続にも対応しています。
- これにより、高解像度・高フレームレートな映像の複数・同時の映像配信が可能です。
- 複数のプロトコルに対応しているため、汎用性の高いネットワーク構成が可能となりました。

カメラの状態を示すタリーランプ
カメラの状態を示す、タリ―ランプ(LEDランプ)が搭載されています。タリ―ランプはレンズ部の前面と後面にあり、「カメラが撮影している、または撮影が可能な状態」であるときに点灯します。


無線によるリモートコントロール
純正のアクセサリーとして、赤外線リモコンが付属しています。LANケーブルによるIP接続のほかに、Wi-Fi接続も可能です。タブレット端末からカメラの設定ページを操作できます。
赤外線リモコンやWi-Fiによる設定・操作が可能になることで、無線によるリモートコントロールを実現します。

仕様
質量 約4.1 kg (本体のみ)
撮像素子
- 1.0型CMOS(単板)
- 有効画素数:約829万画素(3840×2160)
レンズ
- 光学15倍ズーム F2.8~4.5 9枚羽根虹彩絞り
- 焦点距離:8.3~124.5mm(35mmフィルム換算時:約25.5mm-382.5mm)
デジタルズーム 20倍
最短撮影距離 ワイド端1cm、ズーム全域60cm
シャッタースピード 1/3 ~ 1/2000秒(フレーム周波数による)
ゲイン -6.0 dB ~ 33.0 dB
NDフィルター 内蔵(OFF、1/4、1/16、1/64)、電動式
ホワイトバランス
オート(AWB)、セットA、セットB、プリセット設定 (太陽光 約5600 K、電3200K)色温度設定 (2000 K ~ 150000 K)、マニュアル
フォーカス
- 調整方法 : マニュアル、AF ブーストMF、コンティニュアスAF、顔検出AF、
- 追尾AF 方式 : デュアルピクセルCMOS AF、コントラストAF
ガンマ
Normal1 (Standard)、Normal2 (×4.0)、Normal3 (BT.709)、Normal4 (×5.0)Wide DR、Canon Log 3
ブレ補正 光学式
最低被写体照度
- 3840 × 2160 : 約1.5 lux (シャッタースピード1/30 秒、フレーム周波数29.97Hz、ゲイン33.0 dB 時)
- 1920 ×1080 : 約3 lux (シャッタースピード1/60 秒、フレーム周波数59.94Hz、ゲイン33.0 dB 時)
パン・チルト機能
- パン動作範囲 : 水平 ±170°(パン動作速度 : 0.1° ~ 100°/秒)
- チルト動作範囲 : 垂直 -30° ~ +90°(チルト動作速度 : 0.1° ~ 100°/秒)
消費電力
- PoE+入力 : 最大約 19.6 W* (本体のみ)
- DC 入力 : 最大約 18.6 W (本体のみ)
- * 給電装置に対しては、クラス4 (25.5 W を要求)
システム
SDI
- 1920 × 1080 : 59.94P/59.94i、50.00P/50.00i/25.00P、29.97P/23.98P (4:2:2 10 bit)
- 1280 × 720 : 59.94P、50.00P (4:2:2 10 bit)
- – SDIとHDMIは、同一の映像出力フォーマット (SDIとHDMIで異なるフォーマットを選択することはできません)
- – HDMIで3840 × 2160を選択している場合、SDIに映像は出力されません。
HDMI
- 3840 × 2160 : 29.97P、25.00P、23.98P (4:2:2 10 bit)
- 1920 × 1080 : 59.94P/59.94i、50.00P/50.00i/25.00P、29.97P/23.98P (4:2:2 10 bit)
- 1280 × 720 : 59.94P、50.00P (4:2:2 10 bit)
- – SDIとHDMIは、同一の映像出力フォーマット (SDIとHDMIで異なるフォーマットを選択することはできません)
- – HDMIで3840 × 2160を選択している場合、SDIに映像は出力されません。
IP
- 3840 × 2160 : 29.97 fps、14.99 fps、5.00 fps (4:2:0 8 bit)
- 1920 × 1080 : 59.94 fps、 29.97 fps、14.99 fps,、5.00 fps (4:2:0 8 bit)
- 1280 × 720 : 59.94 fps、 29.97 fps、14.99 fps、5.00 fps (4:2:0 8 bit)
- 640 × 360 : 59.94 fps、 29.97 fps、14.99 fps、5.00 fps (4:2:0 8 bit)
- – フレーム周波数に59.94/50.00 Hzを選択した場合、3840 × 2160のフォーマットを選択することはできません。
- – フレーム周波数を超えるフレームレートは選択することができません。
- – JPEGはフレーム周波数によって1 パターン固定 (フォーマットは固定で選択することはできません)
- 解像度 : 1280 × 720
- フレーム周波数59.94/50.00 Hz選択時 : 14.99 fps、フレーム周波数23.98 Hz選択時 : 11.99 fps、フレーム周波数29.97/25.00 Hz選択時 : 12.50 fps
AC アダプターの使用に注意点
CR-N500とRC-IP100のACアダプター差込口は同じですが、CR-N500用のACアダプターは24V 、RC-IP100のアダプターは12Vになり、差し間違えは、過電流によりRC-IP100のメイン基板が破損してしまいます。ACアダプターの正しい選び方は以下の写真をご確認ください。

4K撮影ができない際はカメラの環境を29.97までフレームレートを落としてください。




既に、CR-N500は所有しており、イベントの規模に応じて、もう1台をこちらでレンタルしております。
NDI|HXでの使用ですので、カメラ本体にはCat6Aケーブル1本がささっているだけというスタイルです。この1本で、給電、制御、映像信号送出が賄えるので、セッティングが非常に簡単です。
コントローラーで、操作したいカメラを切り替えられるので、スムーズに切り替えて使用しました。
もう何度か借りていますので、すっかりリピーターです。
画質も良く、設置も簡単なので、また利用したいと思います。