SE ELECTRONICS SE2300とは
SE ELECTRONICS SE2300は、手作業で製造される1インチのトゥルーコンデンサーカプセルを搭載した、多用途向けのラージダイアフラム・コンデンサーマイクです。無指向性、カーディオイド(単一指向性)、フィギュア8(双指向性)の3段階の指向性切り替えに対応し、ボーカル録音から楽器収録、対面インタビューまで幅広く対応します。2段階のアッテネーションパッド(-10dB/-20dB)とローカットフィルター(80Hz/160Hz)を備えており、大音量の音源から不要な低域ノイズの抑制まで柔軟にコントロール可能です。低ノイズかつクリアでニュアンス豊かな収音を行いたいクリエイターに適しています。
この商品がおすすめの人
- 高音質なボーカルやナレーションを収録したい方:広いダイナミックレンジと高感度設計により、微細な声のニュアンスまで忠実に捉えられます。
- 対談収録やアコースティック楽器の録音を行う方:指向性を無指向性や双指向性に切り替えることで、1本のマイクで対面収録や空間の響きを活かした録音に対応できます。
- 自宅やスタジオでの本格的な宅録を行いたい方:付属のショックマウントとポップフィルターにより、ノイズ対策を整えた環境を手軽に構築できます。
おすすめの用途
- レコーディング:ボーカルやアコースティックギター、アンプ録音など、原音に忠実で解像度の高いスタジオ品質の収音が可能です。
- 音声収録:カーディオイド設定と付属のポップガードを活用し、ポッドキャストや動画ナレーションのクリアな音声を収録できます。
- 音楽制作:3つの指向性パターンを切り替えることで、ソロパートからコーラス、ルームアンビエンスまで柔軟な音源制作に対応します。
SE ELECTRONICS SE2300をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本機はコンデンサーマイクのため、動作には48Vファンタム電源の供給が必須となります。接続先の機材が対応しているかご確認ください。
- 端子はXLR 3ピン仕様です。一般的なパソコンやスマートフォンに直接接続することはできません。
- マイク本体の重量は約611gあり、ショックマウントを含めるとさらに重くなるため、安定して保持できる頑丈なスタンドをご用意ください。
スペック・機能上の注意点
- 最大許容音圧レベルはパッドなしで126dB、-20dBパッド有効時で最大146dBです。ドラムや大音量の管楽器などを収録する際は、音割れを防ぐためパッドスイッチを適切に設定してください。
- エアコンの動作音や振動ノイズが気になる環境では、背面のローカットフィルタースイッチ(80Hz / 160Hz)を有効にすることで低域ノイズを軽減できます。
- 非常に感度が高いため、環境騒音(ファンの音、部屋の反響など)も拾いやすくなります。収録環境の防音や反響対策に配慮してセッティングを行ってください。
使用前に準備・確認したいこと
- ショックマウントへの装着時は、マイク本体が落下しないようネジ留めをしっかりと確認してください。
- ケーブルの抜き差しを行う際は、スピーカーやヘッドフォンへの突入電流による破損・ノイズを防ぐため、必ずファンタム電源をオフにし、ボリュームを下げた状態で行ってください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
- あると便利:ヘッドフォン — 収録中の音声をリアルタイムで正確にモニタリングし、ノイズや音割れがないか確認するために役立ちます。
- 利用条件によって必要:ハンディレコーダー/フィールドレコーダ — パソコンを使用せず、スタジオ外や出先でファンタム電源を供給しながら高音質録音を行いたい場合に便利です。
Q: コンデンサーマイクの使用に特別な資格や専門知識は必要ですか?
A: 資格は不要ですが、動作にはオーディオインターフェースやミキサーからの「48Vファンタム電源」の供給が必須です。また、非常に感度が高いため、湿気や物理的な衝撃に注意して扱う基本的な知識が必要です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: マイク本体に加え、専用のショックマウント、金属製ポップシールドが含まれます。マイクケーブル(XLRケーブル)やマイクスタンドは標準付属していないため、お持ちでない場合は別途レンタルをご検討ください。
Q: AKG C214と比較して音質にどのような違いがありますか?
A: C214は高域の抜けが良くモダンでシャープなサウンドが特徴ですが、本機はカスタムトランスを搭載しているため、中低域に温かみや太さのあるヴィンテージライクなサウンドが得られる傾向があります。
Q: 3つの指向性(オムニ、カーディオイド、フィギュア8)はどう使い分けますか?
A: カーディオイドは正面の音のみを拾うためボーカルに、フィギュア8は前後を拾うため対面での対談に、オムニは全方位を拾うため部屋の響きや複数人でのコーラス録音に適しています。
Q: 別途用意すべきケーブルやアクセサリはありますか?
A: 録音機器と接続するためのXLRケーブル(オス-メス)と、マイクを固定するための頑丈なマイクスタンドが必要です。卓上で使用する場合は卓上マイクスタンドをご用意ください。
Q: 最大音圧レベルが高めですが、ドラムの録音にも使えますか?
A: はい、-20dBのパッドスイッチを使用することで最大146dB SPLまで対応可能です。スネアのクローズマイクや、シンバル・全体のアンビエンスを狙うオーバーヘッドマイクとしても問題なくご使用いただけます。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することはできますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、マイページからレンタル期間の延長手続きが可能です。レコーディングのスケジュールが延びた場合などにご活用ください。
Q: 湿気の多い季節や屋外での使用に適していますか?
A: コンデンサーマイクは湿気や結露に非常に弱いため、屋外や雨天での使用は推奨されません。空調の効いた室内やスタジオ環境での使用をお願いいたします。
カプセルタイプ: 1インチ・トゥルー・コンデンサー
指向性: 無指向性、カーディオイド、フィギュア8(切り替え式)
周波数特性: 20 Hz - 20 kHz
感度: 24 mV/Pa (-32.5 dBV)
最大許容音圧レベル(SPL): 126 / 136 / 146 dB (0 / 10 / 20 dB パッド使用時) (0.5% THD @ 1kHz)
等価ノイズレベル: 9 dB(A)
ダイナミックレンジ: 117 / 127 / 137 dB (0 / 10 / 20 dB パッド使用時)
S/N比: 85 dB
ローカットフィルター: 80 / 160 Hz(切り替え式)、6 dB/Oct
パッド: 10 / 20 dB(切り替え式)
動作電源: ファンタムパワー 48V (IEC 61938 準拠)
インピーダンス: 40Ω
推奨負荷インピーダンス: 1kΩ以上
コネクター: 3ピンXLRコネクター(オス)
外形寸法: 直径 51 mm、長さ 215 mm
本体重量: 611 g
sE2300は、「5万円前後で買える本格スタジオマイク」の中でもかなり完成度の高い1本です。
特に評価できるのは、
* 癖が少なく扱いやすい音質
* ノイズの少なさ
* 3種類の指向性切替(単一指向・無指向・双指向)
* ショックマウントとポップフィルター付属
という点です。単なる宅録入門機ではなく、小規模スタジオでも十分通用する性能を備えています。
かなり広がりがあってよかった。