Meike 35mm T2.2 シネマレンズとは
Meike 35mm T2.2 シネマレンズは、マイクロフォーサーズマウントに対応した動画撮影専用の単焦点シネマレンズです。開放T2.2の明るさを備え、暗所での撮影や浅い被写界深度による柔らかなボケ味を活かしたシネマティックな映像表現が可能です。フォーカスリングと絞りリングには業界標準の0.8Mギアピッチが採用されており、フォローフォーカスを組み合わせることで滑らかかつ精密なピント操作が行えます。クリックのない無段階の絞りリングにより、撮影中のスムーズな露出調整も実現。手頃に本格的な映画風の撮影システムを構築したい映像クリエイターに最適な1本です。
この商品がおすすめの人
- 本格的なシネマライクな映像を撮りたい方:T2.2の明るい開放値による美しいボケ味と、映画のような質感描写を手軽に得られます。
- マニュアルフォーカスで精密にピント操作を行いたい方:回転角が広く滑らかな操作感のギア付きフォーカスリングにより、意図通りのフォーカス送りが可能です。
- リグやフォローフォーカスシステムを組んで撮影する方:標準規格の0.8Mギアを搭載しているため、各種フォローフォーカス機器とスムーズに連携できます。
おすすめの用途
- 映画撮影:滑らかなフォーカス送りや無段階の絞り操作を活かし、演出意図に沿った緻密な画作りが可能です。
- 映像制作:プロモーションビデオやMVなどで、背景を美しくぼかした印象的なシネマティックトーンを表現できます。
- 動画撮影:明るいT2.2の開放値を活かし、室内や夕景などの低照度環境でもノイズを抑えたクリアな撮影が行えます。
Meike 35mm T2.2 シネマレンズをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 完全マニュアルレンズ:本レンズは電子接点を持たないため、オートフォーカス(AF)やカメラ側からの電子絞り制御、手ブレ補正の自動連動には対応していません。
- マウント形式の確認:マウント形状はマイクロフォーサーズマウントです。ご使用のカメラマウントに適合しているか事前にご確認ください。
- 画角の換算:マイクロフォーサーズ機に装着した場合、35mm判換算で約70mm相当の中望遠画角となります。広角撮影には適さないためご注意ください。
スペック・機能上の注意点
- 手ブレ補正機構は非搭載:レンズ内に手ブレ補正機構はありません。手ブレを抑えるには、カメラボディ内手ブレ補正を使用するか、三脚やジンバルの併用をおすすめします。
- Exifデータの非記録:電子接点がないため、カメラ側に焦点距離やF値(T値)などのレンズ情報は記録されません。
- フィルター径:付属フィルターの径は77mmです。追加でフィルターを使用される場合はサイズにご注意ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 「レンズなしレリーズ」の設定:電子接点がないため、カメラ側のメニュー設定で「レンズなしレリーズ」を「許可(ON)」に設定しないとシャッターや録画が切れない場合があります。
- フォーカスアシスト機能の活用:完全手動でのピント合わせとなるため、カメラ本体の「ピーキング機能」や「拡大表示機能」を有効にしてピント精度の向上を図ることを推奨します。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
- あると便利:ビデオ三脚 — 中望遠画角かつ手ブレ補正非搭載のため、安定した構図でのフィックス撮影や滑らかなパン・チルト操作に役立ちます。
- あると便利:小型モニター — 精密なマニュアルフォーカス合わせを行う際、大きめの外部モニターでピントや構図をしっかり確認できるため便利です。
Q: レンタルする際、カメラ本体以外に別途用意すべきアクセサリはありますか?
A: 本製品はマニュアルフォーカス専用のため、正確なピント合わせにフォローフォーカスや外部モニターの併用を強く推奨します。また、レンズ前面にフィルターネジ(77mm)がありますが、マットボックスを使用するとより本格的な運用が可能です。
Q: オートフォーカス(AF)や手ブレ補正機能は搭載されていますか?
A: いいえ、シネマレンズの特性上、オートフォーカスや電子接点による手ブレ補正、Exif情報の通信機能は一切搭載されていません。すべてマニュアルでの操作となります。カメラボディ側の手ブレ補正は、手動で焦点距離(35mm)を入力することで機能します。
Q: マイクロフォーサーズ機とAPS-C機の両方で使えますか?
A: マウント形状が適合していれば使用可能です。ただし、レンタル時はご自身のカメラが「マイクロフォーサーズマウント」か「ソニーEや富士フイルムXなどのAPS-C用マウント」か、必ず適合するマウントのモデルを選択してください。
Q: 7ArtisansやSamyangなどの安価なシネマレンズと比較してどう違いますか?
A: Meikeのシネマレンズは、総金属製の堅牢な筐体と、シリーズ全体で統一されたギア位置・フロント径が特徴です。レンズ交換時にフォローフォーカスの位置調整を最小限に抑えられるため、現場でのセットアップ時間が短縮されるメリットがあります。
Q: 屋外の雨天環境や過酷な環境での撮影に使用できますか?
A: 本製品には防塵防滴シーリングが施されていないため、雨天時や水しぶきがかかる環境でのむき出しでの使用は推奨されません。屋外の悪天候下で使用する場合は、必ず適切なレインカバーやハウジングを併用してください。
Q: レンタル期間中に撮影が延びた場合、期間を延長できますか?
A: はい、他のお客様の予約が入っていなければ、Webサイトのマイページから延長手続きが可能です。ただし、シネマレンズは週末に予約が集中しやすいため、スケジュールが不確実な場合はあらかじめ余裕を持った期間でレンタルすることをおすすめします。
Q: 絞りリングにクリック感(カチカチという感触)はありますか?
A: いいえ、シネマレンズ専用設計のため、絞り(アイリス)リングは無段階(クリックレス)で滑らかに回転します。これにより、動画撮影中の明るさの変化に合わせて、録音にノイズを入れずにスムーズな露出調整が可能です。
Q: ジンバルに載せて撮影したいのですが、重量バランスは取りやすいですか?
A: 本製品の重量は約660gあり、小型のMFT単焦点レンズと比べると重厚です。標準的なジンバルであれば搭載可能ですが、軽量なカメラボディと組み合わせる場合はフロントヘビーになるため、カウンターウェイトによるバランス調整が必要になる場合があります。
焦点距離: 35mm(MFT換算 約70mm / APS-C換算 約52.5mm)
対応マウント: マイクロフォーサーズ(MFT) / 各種APS-Cマウントモデルあり(要確認)
イメージセンサー対応: APS-C / マイクロフォーサーズ
レンズ構成: 8群10枚
絞り羽根枚数: 10枚
最大絞り(T値): T2.2
最小絞り: T22
最短撮影距離: 0.51m
フィルター径: 77mm
フォーカスリング回転角: 約270度
ギアピッチ: 0.8MOD(フォーカス / アイリス共通)
外形寸法(最大径×長さ): 約80mm × 85mm(マウントにより若干異なります)
質量: 約660g
オートフォーカス: 非対応(マニュアルフォーカス専用)
手ブレ補正: 非搭載
防塵防滴仕様: 非搭載
動作温度範囲: -10℃ ~ 50℃(要確認)
MEIKEのMFT Cine primeは、自分でも16mmと25mmを所有していて、フォーカスリングの操作性や描写を気に入っていました。MFT機はどうしても広角レンズのラインナップに困るので、パンダスタジオレンタルでも12mmや7mmのレンズを借りることがあったのですが、35mmはこれまでスチルレンズで代用しており使ったことがありませんでした。
今回映画の制作で使用し、このシリーズならではの操作感や描写は変わらずいい仕事をしてくれました。