Panasonic LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 II ASPH マイクロフォーサーズ(Ⅱ型) 概要・特徴
ズームしても変わらない明るさ、美しいボケ味での撮影が可能
全域F2.8の大口径レンズにより、より速いシャッタースピードでの撮影が可能。
また、一般的なズームレンズでは望遠側で暗くブレやすくなりますが、望遠撮影でもシャッタースピードを速く設定できるので、明るくブレずに撮影できます。
さらに、美しく柔らかいボケ味を活かして、人物を際立たせた撮影も楽しめます。
広角から中望遠をカバーする焦点距離24mm-70mm
24mm-70mm※と広角・標準・中望遠を幅広くカバーし、大口径を活かした室内での家族写真からコンパクト性を活かした旅先での風景やスナップ写真まで、幅広い撮影領域に対応可能。たくさんのレンズを持ち歩かず、この1本だけでさまざまな焦点距離を活かした撮影を楽しめます。また、遠近効果やボケ効果を活かして、作画に工夫を凝らした写真撮影や動画撮影が可能です。
24mm
70mm
ボディ5軸、レンズ2軸による手ブレ補正が進化した新開発手ブレ補正システム「Dual I.S.2」
手ブレ補正機能「Dual I.S.2」に対応し、カメラのボディ内手ブレ補正(B.I.S.)とレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)をリアルタイムで連動させて、手ブレ補正を制御することが可能。
上下左右の角度ブレ(Pitch/Yaw)・回転方向のブレ(Roll)・上下左右の並進ブレ(X/Y)を補正する5軸のボディ内手ブレ補正(B.I.S.)と、上下左右の角度ブレ(Pitch/Yaw)を補正する2軸のレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動させる手ブレ補正方式により、あらゆる撮影シーンで発生する手ブレを強力に補正して排除します。
●技術解説
通常は焦点距離が延びるにつれて、補正角が大幅に減少してきますが、「Dual I.S.」で補正することにより、中望遠域はもちろん、補正効果が難しい望遠域でも手ブレを補正することが可能です。
光学式手ブレ補正「POWER O.I.S.」を搭載
レンズ筐体内に搭載したジャイロセンサーが、手ブレを検知して補正する「POWER O.I.S.」を搭載。
毎秒4000回のブレ検知を行うことで、高周波域(早く小刻みな手ブレ)だけでなく、低周波域(大きくゆっくりとした手ブレ)の手ブレも検知して補正します。
これにより、Dual I.S.非搭載のカメラや他社製カメラに装着した時でも、ズーム撮影や手持ちでの夜景撮影など手ブレしやすい場面でも、手ブレをしっかり抑制してキレイに撮ることが可能です。
クリアな画質を獲得できる独自技術のナノサーフェスコーティング
高い解像感やコントラストに加えて、抜けの良いクリアな描写も実現。独自技術のナノサーフェスコーティングが、ゴーストやフレアを大幅に低減し、透明感のある描写に貢献しています。
ナノレベルの微細構造を持つ、超低屈折率の薄膜をレンズ表面に形成することで、可視光域を包括した380nm~780nmの全領域で光線の反射を低減。ゴーストやフレアの発生を抑制しています。
Panasonic LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 II ASPH マイクロフォーサーズ(Ⅱ型) 仕様
品番 |
H-HSA12035 |
レンズ構成 |
9群14枚(非球面レンズ:4枚、UEDレンズ:1枚、UHRレンズ1枚) |
ナノサーフェスコーティング |
○
|
マウント |
マイクロフォーサーズマウント |
画角 |
W(f=12mm):84°~T(f=35mm):34° |
光学式手ブレ補正 |
○(POWER O.I.S.、Gシリーズ本体に準じたMODE切換えが可能) |
Dual I.S. 対応
|
○(Dual I.S.2) |
焦点距離 |
f=12-35mm(35mm判換算:24-70mm) |
最小絞り値 |
F22 |
開放絞り |
F2.8(全域) |
絞り形式 |
7枚羽根 円形虹彩絞り |
撮影可能範囲 |
ズーム全域で0.25m~∞(撮像面から) |
最大撮影倍率 |
0.17倍(35mm判換算:0.34倍) |
フィルター径 |
Φ58mm |
防塵防滴 |
○ |
最大径×長さ |
Φ67.6mm×約73.8mm※ |
質量 |
約305g (レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず) |
動作環境(使用可能温度 / 湿度) |
-10~40 ℃ / 10~80 % |