NewTek TriCaster 40とは
NewTek TriCaster 40は、4系統のカメラ入力に対応した14チャンネルの映像スイッチングをはじめ、テロップ作成、クロマキー合成、バーチャルスタジオ、録画、ライブストリーミング配信までを1台でこなすオールインワンのライブプロダクションシステムです。持ち運びが可能なデスクトップ型のコンパクトな筐体に専用コントロールパネルが付属し、直感的なオペレーションを実現します。PCを用意することなく単体でインターネット配信や番組収録が行えるため、機材コストや設置スペースを抑えながら本格的なテレビ番組スタイルの映像制作を行いたい現場に最適な機材です。
この商品がおすすめの人
- 省スペース・少人数で番組制作を行いたい方:スイッチャー、テロッパー、レコーダー、配信エンコーダーが1台に統合されており、最小限の機材構成とオペレーターで運用できます。
- コストを抑えてバーチャルセットや合成演出を活用したい方:高品位な3Dバーチャルセットやクロマキー合成機能を標準搭載し、本格的なスタジオ収録環境を手軽に構築できます。
- 専用ハードウェアで確実なスイッチングを行いたい方:付属のコントロールパネルにより、ボタンやTバーを用いた直感的で素早いスイッチング操作が可能です。
おすすめの用途
- 映像スイッチング:4台までのカメラ入力切り替えを含む14チャンネルスイッチャーにより、本格的なマルチカメラ運用が可能です。
- ライブ配信:外部PCを用意することなく、ギガビットLAN接続を通じて本体から直接ライブストリーミング配信を行えます。
- 映像収録:内蔵ハードディスクへフルHD(1080iで約20時間)のデジタルレコーディングが可能です。
- クロマキー合成:リアルな3Dバーチャルセットと組み合わせた高度なクロマキー合成で、テレビスタジオのような演出ができます。
- テロップ挿入:タイトル機能および2系統のDSK(ダウンストリームキー)を搭載し、リアルタイムに文字やグラフィックを重ねられます。
NewTek TriCaster 40をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 映像入力端子の規格:TriCaster 40の映像入力はアナログ(HD/SDコンポーネント、コンポジット、Y/C)です。HDMIやSDI出力のカメラを接続する場合は、別途コンバーターが必要です。
- 対応フォーマットの確認:対応解像度は1080/60i、720/30p、480/60iなどに対応しています(1080/60pには非対応)。接続機器の出力解像度設定を事前に確認してください。
- 電源環境の確認:付属の電源ケーブルは3ピンプラグ仕様のため、利用場所のコンセント形状や変換アダプターの要否をご確認ください。
スペック・機能上の注意点
- 映像入出力のインターフェース:一般的なHDMIやSDIの直接入力端子は搭載されておらず、アナログBNC接続が基本仕様となります。
- ネットワーク配信プロトコル:配信機能はFlashやWindows Mediaに対応したプロファイルでのストリーミングに対応しています。配信先プラットフォームの要件を事前にご確認ください。
- ストレージ容量と収録時間:内蔵ハードディスクへの収録可能時間は1080iで約20時間、480iで約60時間です。長時間の収録を行う際は残容量にご注意ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 操作用ディスプレイの準備:本体のGUI操作画面やマルチビューを表示するためのPCモニターが別途必要です。
- カメラと変換器の接続検証:デジタル出力カメラをコンバーター経由で接続する場合、事前に信号認識のテストを行ってください。
- 内蔵マニュアルの確認:TriCaster 40の利用マニュアルは本体内にPDFとして内蔵されています。現場での操作確認にご活用ください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:操作用PCモニター — TriCasterの操作画面やモニタリングを表示するためにディスプレイが別途必要です。
- 利用条件によって必要:HDMI to コンポーネントコンバーター — HDMI出力のビデオカメラやPC画面をTriCaster 40に入力する際に必要となります。
- 利用条件によって必要:LANケーブル — ライブ配信やネットワークソースの入力を行う際に有線LAN接続用として必要です。
- 利用条件によって必要:オーディオケーブル(RCA/標準フォン) — 外部音声機器をTriCaster 40の音声入力端子(RCA、1/4インチフォン)に接続する場合に必要です。
おすすめオプション
- 利用条件によって必要:業務用ビデオカメラ — マルチカメラ番組制作やライブ配信を行う際の撮影用カメラとして組み合わせられます。
- あると便利:アナログミキサー — 複数のマイクや外部音源をまとめて調整し、TriCasterへライン入力する際に便利です。
- あると便利:クロマキー — 内蔵のバーチャルセット機能とクロマキー合成を最大限に活用した背景合成演出を行う際に適しています。
Q: 使用に特別な資格や専門知識は必要ですか?
A: 資格は不要ですが、PCベースの専用GUIを操作するため、一般的なハードウェアスイッチャーとは異なる操作感があります。基本的なスイッチングや録画は数時間の練習で習得可能ですが、バーチャルセット等の高度な機能を使用する場合は事前のテストを推奨します。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: TriCaster 40本体、電源ケーブル、専用コントロールサーフェス(操作卓)、GUI操作用のマウスとキーボード、および設定確認用のPCモニターが標準で含まれます。カメラや映像入力用のBNCケーブルは別途ご用意ください。
Q: HDMI出力のカメラを直接接続することはできますか?
A: 本機の入力インターフェースはアナログ(コンポーネント、Y/C、コンポジット)のBNC端子のみです。HDMIやSDI出力のカメラを使用する場合は、別途HDMI/SDIからアナログコンポーネントへ変換するコンバーターが必要になります。
Q: BlackmagicのATEMシリーズと比較してどう違いますか?
A: ATEMシリーズがSDI/HDMI入力主体で別途配信用PCを必要とすることが多いのに対し、TriCaster 40はアナログ入力主体で、本体内部のみで高度なCG合成、テロップ送出、録画、ストリーミング配信まで全て完結できるオールインワン設計が最大の違いです。
Q: 録画用のストレージは別途用意する必要がありますか?
A: 本体内部に大容量ドライブを内蔵しており、最大約20時間のHD映像(1080i)を直接録画可能です。そのため、短〜中期間のレンタルであれば外部レコーダーや追加のメディアカードを用意することなく運用できます。録画データはUSB経由で取り出せます。
Q: 実撮影条件での長時間の連続配信に耐えられますか?
A: 放送局向け機材を手がけるNewTek社のシステムであり、数時間〜半日程度の連続ライブ配信でも安定して動作します。ただし、PCベースのシステムであるため、熱暴走を防ぐために風通しの良い環境に設置し、吸排気口を塞がないようご注意ください。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することは可能ですか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、Webサイトのマイページから追加料金にてレンタル期間の延長手続きが可能です。イベントの順延や、事後編集のために機材をもう少し手元に残したい場合などに柔軟に対応いたします。
Q: ネットワーク経由でのPC画面入力(iVGA)に遅延はありますか?
A: 有線LAN(ギガビットイーサネット)環境で接続した場合、遅延は数フレーム程度に抑えられ、プレゼンテーション資料の投影などには全く問題ありません。ただし、動きの激しいゲーム映像や、音声との厳密なリップシンクが求められる用途では事前検証をおすすめします。
イメージセンサー: 非搭載(ライブプロダクションシステムのため)
レンズ: 非搭載
ビデオ解像度とフレームレート: 1080i 59.94/50、720p 59.94/50、480i 59.94、576i 50(入力・内部処理)
写真(静止画)解像度: 映像ソースに準ずる(静止画キャプチャ機能あり)
防水性能: 非対応(屋内利用専用)
バッテリー(容量・駆動時間・充電時間): 非搭載(AC 100V電源駆動)
ストレージ: 内蔵HDD(最大約20時間の1080i映像を記録可能)
接続インターフェース(入力): 4× コンポーネント/Y/C/コンポジット(BNC)、2× ネットワーク入力(Gigabit LAN)、1/4インチオーディオ
接続インターフェース(出力): 2× アナログビデオ(BNC)、HDMI/DVI/VGA(マルチビューア用等)
寸法と重量: 約 26.4 x 21.6 x 44.5 cm / 約 8.6 kg
動作温度範囲: 要確認
筐体も小さく、よく使う機能が非常に便利なのですが、アナログ入力、コンポーネント入力しかないのは、今の時代となっては、大変不便。コンバータがないと、なかなかコンポート出力のカメラがない。