Blackmagic Videohub 40x40 12Gとは
Blackmagic Videohub 40x40 12Gは、最大2160p60のSD、HD、Ultra HDに対応したゼロレイテンシーの40入力40出力12G-SDIビデオルーターです。2Uサイズのコンパクトな筐体に各40系統の12G-SDI端子を備え、異なるフォーマットの映像信号を同時にルーティングできます。フロントパネルには映像や信号フォーマットを確認できる大型5インチLCDとスピンノブを搭載し、本体単体での直感的なルーティング操作が可能です。全出力にSDIリクロッキングを搭載し、長距離伝送時の信号劣化を防止。中規模から大規模なイベント、ライブ配信、放送中継の現場で配線をすっきりとまとめ、確実な映像ルーティングを実現します。
この商品がおすすめの人
- 大規模な中継や配信を行う現場オペレーター:多数のカメラや再生機器、スイッチャーの入出力を1台で一元管理したい方に適しています。
- 本体だけで映像確認とルーティングを行いたい方:大型カラーLCDと回転ノブを備えているため、外付けモニターを用意せずに手元で信号確認と切り替えを行いたい方に向いています。
- 4K(12G-SDI)ワークフローを構築する映像技術者:同軸ケーブル1本で4K60p映像を低遅延でルーティングできる信頼性の高い環境を整えたい方に最適です。
おすすめの用途
- 映像分配:40系統の入力映像を任意の出力先へ遅延なく一元的にルーティング・分配する用途に最適です。
- 映像スイッチング:複数のスイッチャーや収録機、モニターへの信号ルーティングを柔軟に切り替える中核システムとして活躍します。
Blackmagic Videohub 40x40 12Gをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 設置スペースとラックの確保:本機は2Uラックマウントサイズです。機材ラックや放熱スペースを確保できる安定した平らな設置場所を事前にご準備ください。
- リダンダント電源の供給環境:冗長化(二重化)電源用の電源ケーブルが2本付属しています。電源トラブルに備えた二重化運用を行う場合は、独立した2系統のAC電源コンセントをご準備ください。
スペック・機能上の注意点
- フレームシンクロナイザー(入力再同期)は未対応:本機はビデオ入力再同期に非対応です。切り替え時のノイズを防ぐクリーンなスイッチングを行いたい場合は、各入力機器へのリファレンス同期(同期信号の入力)を行うか、後段のスイッチャー側で再同期を行ってください。
- 入出力端子はSDI(BNC)専用:HDMI端子は直接接続できません。HDMI機器を接続する場合は、別途HDMI/SDIコンバーターが必要です。
- 解像度・フレームレートの変換機能はありません:入力された信号フォーマットのまま出力されます。アップ/ダウン/クロスコンバートは行えませんのでご注意ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 入出力系統の割り当て表の作成:40×40の大規模ルーティングとなるため、事前にどの機器を何番ポートに接続するか、パッチ表(系統図)を整理しておくことをおすすめします。
- ネットワーク設定とソフトウェアの確認:PCからのリモート制御を行う場合は、専用ソフトウェア(Videohub Software)のインストールと、本体のIPアドレス設定を事前にご確認ください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:SDIケーブル(BNC) — 各映像機器と本機を接続するために必要です(12G-SDI信号伝送時は12G対応ケーブル推奨)。
- 利用条件によって必要:LANケーブル — PCからのソフトウェア制御や外部コントロールパネルと接続して遠隔操作する場合に必要です。
- 利用条件によって必要:USB-Cケーブル — 初回セットアップやIPアドレス設定、ファームウェアアップデートをPCからUSB経由で行う場合に必要です。
- 利用条件によって必要:HDMI to SDIコンバーター — パソコンや民生用カメラなどのHDMI映像信号を本機に入力する場合に必要です。
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、SDI信号やルーティングの基本概念についての知識が必要です。ただし、フロントパネルのLCD画面を見ながらノブを回すだけで直感的に操作できるため、専門的なネットワーク設定を行わなくてもスタンドアローンで基本的な映像の切り替えは可能です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 通常、本体、電源ケーブル(冗長化のため2本)が含まれます。SDIケーブルや外部コントロール用のLANケーブル、PCなどは付属しませんので、現場の規模に合わせて別途必要な長さ・本数の12G対応BNCケーブルをレンタルまたはご用意ください。
Q: AJA KUMOシリーズなどの競合機種と比較してどう違いますか?
A: 最大の違いはフロントパネルの有無です。AJA KUMOは非常にコンパクトですが、本体のみでの操作や映像確認ができません。本機はLCDモニターとスピンノブを内蔵しているため、PCを接続しなくてもその場で映像ソースを目視確認しながらルーティングを変更できる点が大きな強みです。
Q: 異なる解像度やフレームレートの映像を同時に入力できますか?
A: はい、可能です。各BNC接続はマルチレートに対応しており、NTSC/PAL、720p、1080i、1080p、2160pまでの異なるフォーマットの信号を、同じルーター内で同時に、かつ独立してルーティングできます。ルーター側でフォーマット変換は行わず、入力された信号をそのまま出力します。
Q: 映像の切り替え時にノイズや暗転(ブラックアウト)は発生しますか?
A: 本機はクリーン・スイッチ機能を搭載していないため、非同期の信号を切り替える際には一瞬のノイズや映像の乱れが発生する場合があります。放送品質のシームレスな切り替えが必要な場合は、ルーターの後段にフレームシンクロナイザーを搭載したビデオスイッチャーを接続して処理してください。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、事前の予約状況に空きがあればレンタル期間の延長は可能です。ただし、大型イベントのシーズンなどは次の予約が入っている場合が多いため、設営やリハーサルの日程を考慮し、最初から余裕を持った期間でご予約いただくことを強くお勧めします。
Q: ネットワーク経由で複数人から同時にコントロールできますか?
A: 可能です。イーサネット経由でネットワークに接続すれば、Mac、Windows、iPadにインストールした無償のコントロールソフトウェアや、別売りのハードウェアパネルから、複数のオペレーターが同時にルーティング状態を確認・変更できます。
Q: 動作時のファンの音はどの程度の大きさですか?
A: 12G-SDIの高速処理と冷却のために強力なファンを搭載しており、動作音は比較的大きめです。静寂が求められるクラシックコンサートのステージ袖や、マイクのすぐ近くでの使用には適していません。中継車内や機材ラック室など、音響への影響が少ない場所への設置を推奨します。
配信スタジオ交流会@PANDASTUDIOお台場にてご紹介がありました「Blackmagic Videohub」がついにレンタル開始されました。