JVC KY-PZ200N-Bとは
JVC KY-PZ200N-Bは、光学20倍ズームレンズと広範囲な旋回機能を備え、ネットワーク経由での映像伝送プロトコルNDI|HXに標準対応したHD対応PTZリモートカメラです。HDMIおよび3G-SDI出力に加え、LAN端子からのPoE給電やIPストリーミング(NDI|HXやSRT)、さらにPCと直結して高品位なWebカメラとして認識させるUVC接続にも対応します。会場での遠隔操作や少人数でのオペレーションを実現し、高倍率ズームを活かした広範囲の撮影から登壇者のクローズアップまで、柔軟で安定した映像制作を可能にします。
この商品がおすすめの人
- 少人数やワンマンで現場配信を行いたい方:リモコンやIPコントローラーを使って遠隔からパン・チルト・ズーム操作やプリセット呼び出しを行いたい方に最適です。
- 高倍率ズームで広い会場を撮影したい方:光学20倍ズーム(35mm判換算約30.2~606.9mm)を備え、大会議室やホール後方からでも登壇者をしっかり捉えたい方に向いています。
- NDIやIPベースの制作システムを構築したい方:NDI|HX標準対応により、LANケーブル1本で映像・音声伝送やカメラ制御を行いたい現場に適しています。
- 高品質なWebカメラとして活用したい方:USB接続(UVC)に対応しており、PCに繋ぐだけで高倍率Webカメラとして活用したい方におすすめです。
おすすめの用途
- リモート撮影:プリセット機能やコントローラーを活用し、無人ポジションから遠隔操作で柔軟なアングル切り替えが行えます。
- ライブ配信:低遅延かつ高画質なNDI|HXや安定性の高いSRTプロトコルに対応し、高品質なストリーミング配信を実現します。
- マルチカメラ撮影:NTP同期によるVITC方式でのカメラ同期に対応し、複数台のカメラを組み合わせたスイッチング収録や配信に役立ちます。
- Web会議:UVC(USB Video Class)対応により、PCとUSB接続するだけで高画質なズーム対応Webカメラとして利用可能です。
- 動画撮影:3G-SDIやHDMIでの高画質HD映像出力に対応し、セミナーやイベントの記録収録に適しています。
JVC KY-PZ200N-Bをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 天吊り用パネルは付属しません:当店のレンタルセットには天吊り用パネルが含まれていないため、据え置きや三脚設置での運用をご検討ください。
- 映像出力・通信ケーブルは付属しません:本体付属はACアダプター、リモコン、RS232Cケーブル等のみです。HDMIケーブル、SDIケーブル、LANケーブル、USBケーブルなどは使用環境に合わせて別途ご用意ください。
スペック・機能上の注意点
- 最大解像度はフルHD(1920×1080)です:撮像素子は有効画素数約207万画素のCMOSセンサーを搭載しており、出力解像度は最大1080p(60p等)となります。4K解像度での出力・撮影には対応しておりません。
- UVC接続時のストリーミング制限:USB接続(UVC)にてPCと接続してWebカメラとして使用している間は、LAN経由でのストリーミング配信を行うことはできません。
- 画角への本体映り込み:パン、チルト、ズームの動作位置の組み合わせによっては、カメラ本体の一部が映像内に映り込む場合があります。
- 付属リモコンの同時操作制限:付属の赤外線リモコンは1台で最大4台のカメラを選択して操作可能ですが、複数台を同時に連動操作することはできません。
使用前に準備・確認したいこと
- ネットワーク設定の確認:NDI|HXやSRT、Webブラウザ制御などを利用する場合は、事前に現場のルーターやスイッチングハブとカメラのIPアドレス帯設定をご確認ください。
- PoE給電環境の確認:ACアダプターを使用せずLAN経由で電源供給を行う場合は、PoE(IEEE802.3af準拠)に対応したスイッチングハブや給電装置が必要です。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:HDMIケーブル — HDMI端子経由でスイッチャーやモニターへ接続する場合に必要です。
- 別途必要:BNCケーブル(HD-SDI) — 3G-SDI端子を使用して長距離伝送や業務用スイッチャーへ接続する場合に必要です。
- 利用条件によって必要:LANケーブル — NDI|HX配信、IP制御、PoE給電を利用する場合に必要です。
- 利用条件によって必要:USBケーブル — PCとUVC接続してWebカメラとして運用する場合に必要です(USB 3.0 Type-B端子接続)。
- 利用条件によって必要:三脚・スタンド — カメラを卓上据え置き以外で適切な高さに固定して撮影する場合に必要です。
- 利用条件によって必要:HUB(ハブ) — 複数台のカメラをネットワーク接続する場合やPoE給電を行う場合に必要です。
おすすめオプション
Q: NDI|HXを利用したネットワーク配信に専門的なネットワーク知識は必要ですか?
A: 基本的なIPアドレスの設定知識があれば運用可能です。NDI|HX対応のスイッチャーやソフトウェア(vMixやOBSなど)を使用する同一ローカルネットワーク内に接続すれば、自動的にカメラが検出されるため、複雑なルーティング設定なしで映像伝送を開始できます。
Q: レンタルセットにはLANケーブルやPoE+対応ハブは含まれますか?
A: 標準のレンタルセットにはカメラ本体、ACアダプター、リモコンが含まれます。LANケーブル1本での映像伝送・給電(PoE+)を行うための対応スイッチングハブや長尺のLANケーブルは、お客様の現場の規模に合わせて別途レンタルオプションから追加していただく必要があります。
Q: PanasonicのAW-UE40と比較して、どのような点が異なりますか?
A: 両者とも優秀なPTZカメラですが、本製品は標準でSRTプロトコルやマルチカメラ同期(VITC/NTP)に対応しており、インターネット越しの遠隔リモートプロダクションに強みを持ちます。一方、AW-UE40はダイレクトドライブモーターによる静音性に優れています。
Q: UVC(USB接続)を利用する場合、別途専用のドライバーをインストールする必要はありますか?
A: いいえ、専用ドライバーのインストールは不要です。WindowsやMacなどのPCにUSBケーブルで接続するだけで、一般的なWebカメラと同様にOS標準のドライバーで認識され、ZoomやTeams、OBS Studioなどですぐに使用可能です。
Q: ライブ配信の途中でレンタル期間を延長することは可能ですか?
A: はい、レンタル期間中の延長手続きは可能です。ただし、次のお客様の予約状況によっては延長をお断りする場合がございますので、イベントのリハーサル等でスケジュールが延びる可能性がある場合は、あらかじめ余裕を持った期間でのご予約をおすすめします。
Q: 天吊り設置で利用したいのですが、レンタル品にマウント用の金具は付属していますか?
A: 本体の底面には一般的な三脚用のネジ穴(1/4インチ)がありますが、専用の天吊り用ブラケットや壁掛け金具は標準セットに含まれておりません。特殊な設置環境を想定されている場合は、市販の対応マウントをご用意いただくか、事前にご相談ください。
Q: PoE+対応のスイッチングハブを使用する場合、別途電源ケーブルの接続は必要ですか?
A: いいえ、必要ありません。IEEE802.3at準拠のPoE+対応スイッチングハブとCat5e以上のLANケーブルを使用すれば、ネットワーク経由で十分な電力が供給されるため、付属のACアダプターを接続せずにカメラを駆動させることができます。
Q: 屋外でのスポーツ中継など、雨天や直射日光下での使用に適していますか?
A: 本製品は屋内での使用を前提とした設計となっており、防水・防塵性能は備えていません。屋外で使用する場合は、急な降雨や極端な温度変化を避けるため、テント内での運用や専用の全天候型ハウジングを別途用意するなどの対策が必須となります。