IDX CW-1dxとは
IDX CW-1dxは、免許不要の5GHz帯無線を使用したHDMI専用のワイヤレスビデオ伝送システムです。最大約250mのワイヤレス映像伝送に対応し、HDビデオ信号を約70msecの低遅延で安定伝送できます。屋外利用にも対応しており、受信機への伝送だけでなくRTSPプロトコルによるストリーミング機能も備えているため、iPadやiPhoneなどのモバイル端末で手軽に映像モニタリングが可能です。カメラとモニター間のケーブル配線を省きたい現場で活躍します。
この商品がおすすめの人
- カメラ周りを完全ワイヤレス化したい撮影者:HDMI出力対応のカメラからケーブルレスで映像を伝送できるため、移動の多い現場でも取り回しが大幅に向上します。
- 屋外イベントやスポーツ中継を担当する配信者:屋外使用が可能で、見通し約250mの広範囲で安定した映像伝送を求めている現場に適しています。
- タブレットやスマホで手軽に映像確認を行いたいディレクター・制作スタッフ:受信機を設置した大型モニターだけでなく、スマートフォンやタブレットへダイレクトに映像を送って画角や進行状況を確認できます。
おすすめの用途
- ワイヤレス映像伝送:HDMI映像信号を約250mの長距離かつ低遅延(70msec)でワイヤレス伝送でき、長距離のHDMI配線が難しい現場に最適です。
- 映像モニタリング:受信機への出力に加え、スマートフォンやタブレット端末へのストリーミング(RTSP)に対応しており、手元での画角やプログラム映像のチェックを効率化できます。
- 屋外撮影:免許不要の5GHz帯で屋外利用に対応しているため、屋外のイベント中継やロケーション撮影でも安心して運用できます。
IDX CW-1dxをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 端子はHDMI専用です。SDI入出力には対応していませんので、SDI機器と接続する場合は別途SDI→HDMIコンバーターなどをご用意ください。
- 当店のレンタル付属品として含まれるACアダプターは受信機(RX)用の1個のみです。送信機をコンセントから給電したい場合や、送信機をバッテリー駆動させたい場合は別途電源の準備が必要です。
- 送信機側の駆動用バッテリーは付属していません。手持ち撮影や移動撮影で運用する場合は、対応バッテリーをあらかじめご手配ください。
スペック・機能上の注意点
- 伝送距離は障害物のない見通し環境で最大約250mとなります。遮蔽物や電波干渉がある環境では伝送距離が短くなったり、映像が途切れたりする場合があります。
- 伝送遅延は約70msec発生します。シビアなタイミングが求められるリアルタイムスイッチングやゲーム配信などの用途では遅延幅を考慮して運用してください。
- モバイル端末でのモニタリングには、専用アプリの導入とSSIDの接続設定が必要です。
使用前に準備・確認したいこと
- 送信機(TX)と受信機(RX)のアンテナが正しく取り付けられているか確認してください(アンテナは予備を含めて5本同梱されています)。
- 接続するカメラのHDMI出力解像度・フレームレートが本機の対応信号形式と合致しているか事前にご確認ください。
- モバイル端末で映像確認を行う場合は、撮影現場に入る前にあらかじめ対応アプリをインストールし、接続確認を行っておくことを推奨します。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
Q: 屋外での撮影に使用したいのですが、電波法に基づく資格や申請は必要ですか?
A: いいえ、特別な資格や事前の免許申請は不要です。本機はDFS(動的周波数選択)機能を搭載しており、日本の電波法において屋外利用が認められている5GHz帯の周波数を自動的に選択して通信するため、どなたでも合法的に屋外で使用できます。
Q: レンタルセットにはバッテリーが含まれていますか?別途用意するものはありますか?
A: レンタルセットにはACアダプターは付属しますが、バッテリーは含まれていません。屋外や移動しながらの運用には、別途ソニー製Lバッテリー(NP-Fシリーズ)などの対応バッテリーと充電器をご用意いただくか、追加でレンタルしていただく必要があります。
Q: Hollyland Mars 400S Proと比較して、どのような現場に向いていますか?
A: 本機は非圧縮伝送を採用しており、遅延が1ミリ秒以下と非常に少ないため、シビアなフォーカス操作が求められる映画撮影や、遅延が致命的となるライブ配信のスイッチング用途に最適です。一方、スマホやタブレットでのモニタリング機能は搭載していません。
Q: 実撮影環境でのバッテリー持続時間はどのくらいですか?
A: 使用するバッテリーの容量によりますが、一般的なNP-F970(大容量)バッテリーを使用した場合、送信機・受信機ともに約4〜5時間の連続駆動が目安となります。長時間のイベント収録の際は、予備バッテリーを複数ご用意することをおすすめします。
Q: 利用途中で天候が悪化した場合、雨の中や水際でもそのまま使えますか?
A: 本機は防水・防滴仕様ではありません。屋外利用は可能ですが、雨天時や水しぶきがかかる環境で使用する場合は、市販の防水カバーやビニール等で本体を保護するなど、水濡れを防ぐ対策が必須となります。
Q: 送信機1台に対して、複数の受信機へ同時に映像を送ることは可能ですか?
A: 本機は1対1(ユニキャスト)の伝送を前提に設計されており、1台の送信機から複数の受信機へ同時に映像を伝送するマルチキャスト機能には対応していません。複数箇所で映像を確認したい場合は、受信機側に映像分配器(スプリッター)を接続してください。
Q: 予定していた撮影が延期になりました。利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次のお客様の予約が入っていない場合に限り、レンタル期間の延長が可能です。延長をご希望の場合は、返却期限の前に必ずマイページから延長手続きを行うか、カスタマーサポートまでご連絡ください。
Q: SDI出力のみを搭載した業務用ビデオカメラでも使用できますか?
A: 本機の入出力端子はHDMIのみとなっているため、SDI端子しか持たないカメラと直接接続することはできません。SDIカメラで使用する場合は、別途SDIからHDMIへ変換するコンバーターをカメラと送信機の間に挟む必要があります。
自動で接続するので使い勝手が楽