FoMaKo KC608Nとは
FoMaKo KC608Nは、NDIおよびPoE受電に対応し、3インチのLCDスクリーンを搭載したPTZカメラ用コントローラーです。直感的な4Dジョイスティックと各速度調整ノブにより、高精度なパン・チルト・ズーム操作を実現します。IP接続により最大255台のPTZカメラ制御が可能で、よく使うカメラを即座に切り替えられる7つのショートカットボタンを備えています。LCDディスプレイ上でのリアルタイム映像確認(RTSP対応)も行えるため、ワンマンオペレーションでのライブ配信や本格的な映像制作環境を強力にサポートします。
この商品がおすすめの人
- ワンマンで複数台のカメラを運用したいオペレーター:手元のショートカットキーとジョイスティックで、スムーズにカメラ切り替えとアングル調整が可能です。
- NDIやIPベースの配信システムを構築したい配信技術者:IP VISCAやVISCA TCP、NDI、ONVIFなど多彩なプロトコルに対応しており、IPネットワーク経由での一括制御が可能です。
- 手元でカメラ映像を確認しながら制御したい方:本体に3インチのLCDスクリーンを備え、RTSPプレビューによる映像確認が手元で行えます。
おすすめの用途
- マルチカメラ撮影:最大255台のカメラ制御に対応し、CAM1~CAM7の専用ボタンから即座に対象カメラを切り替えて多角的なスイッチングオペレーションを行えます。
- リモート撮影:会議室、講堂、イベントホールなどに分散設置されたPTZカメラを、離れたオペレーション卓からネットワーク経由で精密に操作できます。
- ライブ配信:スイッチャーと連携させながら一人で複数カメラのアングル変更やプリセット呼び出しをスムーズに行えます。
- 映像モニタリング:本体のLCDスクリーンを活用し、ネットワーク経由(RTSP)でカメラのステータスやリアルタイムの映像状況を手元で確認できます。
FoMaKo KC608Nをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 制御対象カメラの対応プロトコル:VISCA、IP VISCA、VISCA TCP、PELCO-P/D、RS232、RS485、ONVIFに対応しています。お持ちのPTZカメラがこれらのプロトコルに対応しているか事前にご確認ください。
- ネットワーク環境の要件:IP制御を行う場合、コントローラーとPTZカメラが同じネットワークセグメント内(IPアドレスの第3オクテットまでが一致)にある必要があります。
スペック・機能上の注意点
- LCDプレビューの制限:内蔵LCDスクリーンにリアルタイムPVW画面を表示できるのはRTSPプロトコル接続時のみとなります。すべての接続形式で映像表示ができるわけではありません。
- ポート設定の推奨:IP VISCA利用時はポートコード「5678(または1259)」、Sony VISCA利用時は「52381」が推奨されています。安定したデータ転送のため、IP ViscaまたはSony Viscaプロトコルの使用が推奨されます。
使用前に準備・確認したいこと
- IPアドレスの設定:コントローラー起動時に画面にIPアドレスが表示されます。PTZカメラのIPアドレスとネットワーク設定を合わせ、「Search」機能または手動入力でカメラを登録・割り当ててください。
- PoE給電環境の確認:PoE受電で運用する場合はPoE対応のスイッチングハブや給電装置が必要です。AC駆動の場合は付属のACアダプター(1.5m)をご使用ください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:LANケーブル — IPネットワーク経由でのカメラ制御やPoE受電を行うためのLANケーブルは付属していません。
- 利用条件によって必要:FoMaKo NDI PTZカメラ KN20A — 制御対象となるPTZカメラ本体をお持ちでない場合は別途ご用意ください。
- 利用条件によって必要:HUB(ハブ) — 複数台のカメラとIP接続する場合やPoE給電を利用して配線を一本化したい場合に必要です。
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、IPネットワーク制御を行う場合は、カメラとコントローラーのIPアドレスを同一セグメントに設定するなどの基本的なネットワーク知識が必要です。シリアル接続の場合はケーブルを繋ぐだけで比較的簡単に使用できます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: コントローラー本体、ACアダプターが含まれます。カメラと接続するためのLANケーブルやシリアルケーブル、PoEハブなどは現場のレイアウトに合わせて適切な長さ・仕様のものを別途ご用意いただくか、追加でレンタルをお願いいたします。
Q: FoMaKo以外の他社製PTZカメラも制御できますか?
A: はい、可能です。VISCA over IPやONVIFなどの標準プロトコルに対応しているため、SONY、Panasonic、BirdDogなど多くの他社製PTZカメラを制御できます。ただし、メーカー独自の拡張機能には対応しない場合があります。
Q: ネットワーク経由で最大何台のカメラを制御できますか?
A: IPネットワーク経由(VISCA over IP / ONVIF等)を使用した場合、最大255台のPTZカメラを1台のコントローラーから切り替えて制御することが可能です。大規模な会場や複数ルームにまたがる収録にも対応できます。
Q: PoE給電で動作させるために必要な機材は何ですか?
A: PoE(IEEE802.3af互換)に対応したネットワークスイッチ(PoEハブ)またはPoEインジェクターが必要です。これらを使用することで、LANケーブル1本で本体への給電と通信を同時に行うことができます。
Q: ジョイスティックでズームのスピードは調整できますか?
A: はい、調整可能です。ジョイスティックを傾ける角度(押し込み具合)によって、パン、チルト、ズームの動作スピードを直感的に無段階でコントロールできるため、被写体に合わせた滑らかなカメラワークが実現できます。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することは可能ですか?
A: はい、次のお客様の予約が入っていない場合に限り、レンタル期間の延長が可能です。イベントの順延や事後検証のために日数を追加したい場合は、返却期限前にマイページまたはサポート窓口より延長手続きを行ってください。
Q: プリセット機能はどのように使いますか?
A: カメラごとに特定のアングル(パン・チルト・ズーム位置)を本体の数字ボタンに記憶させることができます。本番中にその番号のボタンを押すだけで、事前に決めておいた画角へ瞬時にカメラを移動させることができ、ワンオペでのスイッチングに非常に便利です。
画像センサー / レンズ: 非搭載(PTZコントローラーのため)
動画解像度・フレームレート / 写真解像度: 非搭載(映像処理機能なし)
防水性能: 要確認(非防水)
バッテリー(容量・駆動時間・充電時間): 非搭載(ACアダプターまたはPoE給電で動作)
ストレージ: 非搭載
接続インターフェース: RJ45(10/100/1000Mbps, PoE対応)、RS-232、RS-422、RS-485
対応プロトコル: VISCA, VISCA over IP, Pelco-D, Pelco-P, ONVIF
最大制御台数: 255台(IPネットワーク接続時)
操作系: 4Dジョイスティック(パン・チルト・ズーム・フォーカス)、3インチLCDスクリーン
寸法・重量: 要確認
動作温度範囲: 0℃ ~ 40℃(要確認)
会社で購入を検討するためにお借りしました。FoMaKo製の手持ちのPTZカメラと、別にお借りしたOBSBOT Tail Airの2台をOBSに接続して操作するという使い方ですが、初心者の私でも簡単に設定と操作ができました。NDIライセンスつきだったのがありがたかったです。