Blackmagic Cloud Store Mini 8TBとは
Blackmagic Cloud Store Mini 8TBは、小型ラックマウント設計の超高速ネットワークストレージ(NAS)です。内部に4枚のM.2 NVMe SSDをRAID 0で搭載し、高速10Gイーサネットを備えることで、複数ユーザーによる大容量シネマファイルへの同時アクセスでも極めて高いパフォーマンスを発揮します。Dropboxとのクラウド同期に対応し、遠隔地の制作チームともローカル感覚でスムーズなコラボレーションが可能。さらにHDMIモニタリング出力を備え、ストレージの使用状況やデータ転送グラフを画面上でリアルタイムに把握できます。大容量メディアを扱うスタジオや現場で、即座に高速共有環境を構築したい場合に最適なストレージソリューションです。
この商品がおすすめの人
- 大容量動画を複数人で共同編集したい制作チーム:高速なRAID 0構成のSSDと10Gイーサネットにより、マルチカム編集や大容量RAW素材の同時編集でも快適な転送速度を維持できます。
- Dropboxを活用してリモート拠点でデータを同期したいクリエイター:インターネットを介してローカルキャッシュを同期し、離れた制作拠点間でも遅延なくファイルを共有できます。
- 現場で即座に共有ストレージ環境を構築したい撮影・配信スタッフ:ITの専門知識がなくてもDHCPやUSB-Cイーサネット経由で簡単に接続でき、迅速にデータ共有環境を立ち上げられます。
おすすめの用途
- 動画編集:10Gイーサネットの高速通信により、Blackmagic RAWなどの高解像度メディアをローカルにコピーすることなく直接快適に編集できます。
- 映像制作:映画やテレビ番組制作において、編集、カラーグレーディング、VFX、音声処理の各スタッフが同一ストレージへ同時にアクセスして作業を進められます。
- データ転送:高速イーサネットおよびUSB-C接続を活用し、撮影後の大容量データを編集用ワークステーションへ迅速に転送・分配できます。
- データ保存:8TBの高速フラッシュストレージを活かし、プロジェクト期間中の素材や中間ファイルの一元的な保存場所として活用できます。
Blackmagic Cloud Store Mini 8TBをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- ネットワーク環境の通信速度:本機の持つ超高速性能をフルに発揮するためには、10Gイーサネット対応のスイッチングハブやPC環境が必要です。1G環境でも動作しますが、通信速度は1G(約100MB/s前後)が上限となります。
- RAID 0によるデータ管理:内蔵SSDは速度重視のRAID 0構成で動作しています。RAID 5などのパリティ保護はないため、万一のトラブルに備えて重要なデータは必ず外部ディスクやクラウドへ定期的にバックアップを行ってください。
- 返却時のデータ消去:レンタル終了時は、必要なデータをすべてお手持ちのストレージへバックアップした上で、必ず初期化(データ消去)を行ってからご返却ください。
スペック・機能上の注意点
- USB-C接続時の転送規格:USB-CポートをPCと接続してファイル共有を行う場合、USB 3.0仕様(最大5Gb/s)のイーサネットアダプターとして認識されます。最高速度を求める場合は10Gイーサネット接続をご利用ください。
- HDMIモニタリング出力の役割:HDMI端子はストレージ状況(使用量、転送速度グラフ、接続ユーザー数など)を可視化するためのモニタリング専用出力です。保存されている映像ファイル自体の再生・プレビュー出力には対応していません。
- クラウド同期機能の利用条件:Dropbox同期機能を利用する場合、インターネット接続環境とお客様ご自身の有効なDropboxアカウントが別途必要となります。
使用前に準備・確認したいこと
- 専用ユーティリティソフトウェアの導入:ネットワーク設定の変更やDropbox同期フォルダの指定を行う場合は、事前にMacまたはWindows PCへ無償の「Blackmagic Cloud Store ユーティリティ」をインストールしてください。
- PCと直接接続する場合のIP設定:本機は標準でDHCPに設定されています。ルーターを介さずPCとLANケーブルで直接接続する場合は、IPアドレスの手動割り当てやユーティリティソフト経由での認識確認を行ってください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:LANケーブル — 本機をネットワーク機器やPCへ接続してデータ共有を行うために必要です。10G通信を行う場合はCat6A以上のLANケーブルをご用意ください。
- 利用条件によって必要:USBケーブル — USB-Cポートを介してPCと直接接続し、ネットワーク設定や簡易ファイル転送を行う場合に必要です。
- 利用条件によって必要:HDMIケーブル — 本機のHDMIモニタリング出力を外部ディスプレイに接続し、稼働ステータスを画面表示させる場合に必要です。
おすすめオプション
- あると便利:HUB(ハブ) — 複数のPCや編集端末から本機へ同時にアクセスするローカルネットワークを現場で構築する際に役立ちます。
- あると便利:PCモニター /パソコンディスプレイ — 本機のHDMIモニタリング出力を常時表示させ、転送速度やストレージ容量、ユーザーアクセス状況をリアルタイムで監視したい場合に最適です。
- 利用条件によって必要:HyperDeckなどのレコーダー — 収録機から本機へ直接映像データを書き込み、即座にDaVinci Resolveワークステーションで編集を開始するシームレスな収録・編集ワークフローを構築できます。
Q: 使用にネットワーク構築の専門知識や資格は必要ですか?
A: いいえ、専門知識は不要です。DHCPをサポートしているため、既存のネットワークにLANケーブルで接続するだけで自動的にIPアドレスを取得し、MacのFinderやWindowsのエクスプローラーから通常のドライブとして即座に認識・アクセス可能です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 本体および専用の電源ケーブルが含まれます。10Gの高速通信を最大限に活かすためのCat6A以上のLANケーブルや10G対応スイッチングハブは付属しないため、環境に応じて別途ご用意いただくか、追加レンタルをご検討ください。
Q: DropboxやGoogle Driveのアカウントは別途用意する必要がありますか?
A: はい、クラウド同期機能を利用する場合は、お客様ご自身で契約された各サービスのアカウントが必要です。本体の設定ユーティリティからアカウントを紐付けることで、指定したフォルダの自動同期が開始されます。
Q: 汎用的なQNAPやSynologyのNASと比較してどう違いますか?
A: 最大の違いは映像編集に特化した内部処理とインターフェースです。M.2 SSDによる高速アクセスに加え、HDMI出力でストレージの転送状態をリアルタイムに視覚化できる点や、USB-Cからの直接データインジェスト機能など、クリエイター向けの独自機能が備わっています。
Q: 実作業環境において、何人程度まで同時に高解像度映像を編集できますか?
A: 扱う映像のコーデックやビットレートに依存しますが、一般的なProRes 422 HQの4K素材であれば、10Gネットワーク環境下で3〜4人のエディターが同時にコマ落ちなく快適にマルチカム編集を行えるパフォーマンスを備えています。
Q: 現場でのDIT(デジタル・イメージング・テクニシャン)業務に適していますか?
A: 非常に適しています。コンパクトな筐体で持ち運びやすく、USB-Cポート経由でカメラメディアから直接データを吸い出しながら、別のポートで外付けSSDへ同時にバックアップを作成できるため、現場でのデータ管理作業を大幅に効率化できます。
Q: 利用途中でプロジェクトの期間が延びた場合、レンタル期間を延長できますか?
A: はい、マイページから手続きを行うことでレンタル期間の延長が可能です。ただし、次の予約が入っている場合は延長できないことがあるため、スケジュール変更が判明した時点でなるべく早めにご連絡いただくことをお勧めします。
Q: 停電などの不意な電源断に対してデータ保護機能はありますか?
A: 本機自体にバッテリーは内蔵されていないため、不意の電源断はデータ破損のリスクがあります。重要なプロジェクトで使用する場合は、無停電電源装置(UPS)を併用し、常に外部ドライブやクラウドへのバックアップ設定を有効にしておくことを強く推奨します。
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