Blackmagic Cloud Store Mini 16TBとは
Blackmagic Cloud Store Mini 16TBは、超高速な10Gイーサネットと16TBのM.2 NVMe SSD(RAID 0構成)を搭載した、可搬性と静音性に優れる小型ネットワークストレージです。複数人での高解像度メディアへの同時アクセスを実現し、マルチカム編集や12K Blackmagic RAWなどの大容量映像編集も遅延なくスムーズに行えます。さらにDropboxやGoogle Driveとのクラウド同期、USB-C経由のダイレクト接続、動作状況を可視化するHDMIモニタリング出力にも対応し、スタジオからロケ先まで高度な共同制作環境を素早く構築できます。
この商品がおすすめの人
- 複数人で大容量映像を共同編集したいクリエイター:10Gイーサネットによる高速通信とSSDの並行処理により、複数台のPCから同時にストレスなくアクセスできます。
- DaVinci Resolveでのマルチカム・高解像度編集を行うチーム:ローカルディスクに保存することなく、ネットワークストレージ上で直接スムーズな再生・編集が可能です。
- 撮影現場や仮設スタジオへ共有ストレージを持ち出したい方:コンパクトな1Uハーフラックサイズで持ち運びやすく、複雑なIT設定なしで即座に共有環境を展開できます。
おすすめの用途
- 映像制作:4枚のM.2フラッシュメモリーによる超高速アクセスで、12K RAWなどの大容量シネマファイルを扱う現場に最適です。
- 動画編集:最大50台のクライアント接続に対応し、DaVinci Resolveをはじめとする複数ワークステーションでの共同編集を効率化します。
- データ転送:高速10GポートやEthernet Over USB対応のUSB-Cポートを備え、大容量撮影データの迅速なバックアップや共有が可能です。
- データ保存:16TBの大容量フラッシュストレージを備え、DropboxやGoogle Driveとのローカルキャッシュ同期による安全なデータ保管・遠隔共有が可能です。
Blackmagic Cloud Store Mini 16TBをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 10Gイーサネット環境の有無:本機の持つ超高速な転送性能を最大限に発揮するには、接続するPCやネットワーク機器が10GBASE-Tに対応している必要があります(1Gイーサネットでも動作は可能ですが、速度は1G上限に制限されます)。
- RAID 0構成による耐障害性:内蔵ストレージは速度を最優先したRAID 0構成となっています。ディスク単体故障時の冗長性(パリティ保護)はないため、重要な元データは必ず別のメディアやクラウドへ二重バックアップを行ってください。
- クラウド同期用アカウントの準備:DropboxやGoogle Driveとの同期機能を利用する場合は、あらかじめ同期に必要な容量を持つサービスアカウントの契約・準備が必要です。
スペック・機能上の注意点
- ファイル共有プロトコル:対応プロトコルはSMBです。最大50台までのコンピューター接続に対応しています。
- HDMI出力はモニタリング専用:背面のHDMI端子は、ストレージマップ、データレートの推移、ユーザー接続状況などを表示するステータスモニタリング専用(1080p)です。編集用映像のプレビュー出力端子ではありません。
- USB-C接続の仕様:USB-CポートはUSB 3.0(最大5Gb/s)で動作し、Ethernet Over USBをサポートしています。PCと直結してネットワークストレージとしてマウント可能です。
使用前に準備・確認したいこと
- 専用ユーティリティソフトのインストール:IPアドレスなどのネットワーク詳細設定やクラウド同期設定を行うため、事前にMacまたはWindows PCへ「Blackmagic Cloud Storeユーティリティ」をインストールしてください。
- ネットワークのIPアドレス設定:初期状態ではDHCP接続に設定されています。固定IP環境の閉域網に接続する場合は、事前に設定変更の手順をご確認ください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:LANケーブル — PCやスイッチングハブと接続するためのネットワークケーブルは付属していません。10G転送を行う場合はカテゴリ6A(Cat6A)以上のケーブルを別途ご用意ください。
- 利用条件によって必要:USB-Cケーブル — PCとUSB-Cで直結してアクセス(Ethernet Over USB)する場合や、本体の初期設定・ファームウェア更新を行う場合に別途必要です。
- 利用条件によって必要:HDMIケーブル — 本機の稼働ステータスやストレージマップを外部モニターにリアルタイム表示させる場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:モニター・ディスプレイ — HDMIモニタリング出力のグラフィック画面を確認・常時表示する場合に必要となります。
おすすめオプション
Q: 機器のセットアップに専門的なネットワークの知識は必要ですか?
A: いいえ、ITの専門知識は不要です。電源とLANケーブルを接続するだけで、MacのFinderやWindowsのエクスプローラーから自動的に認識され、すぐにファイルの読み書きが可能です。複雑な初期設定なしで運用を開始できます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 本体、電源ケーブルに加え、10Gイーサネットの性能をフルに発揮するためのCat6A対応LANケーブルが同梱されています。お手持ちのPCやスイッチングハブと接続するための基本的なケーブル類は揃っており、追加購入なしでご利用いただけます。
Q: 一般的なNAS(SynologyやQNAPなど)と比較してどう違いますか?
A: 最大の違いは映像制作に特化している点です。内部に高速なNVMe SSDを搭載し、複数人での大容量映像ファイルの同時編集でも遅延が発生しません。また、HDMIポートからモニターに直接稼働状況を出力できる独自の機能を備えています。
Q: クラウド同期機能はどのサービスに対応していますか?
A: 現在、DropboxおよびGoogle Driveとの同期に対応しています。設定ユーティリティからアカウントを紐づけることで、指定したフォルダとクラウドストレージ間で自動的にファイルのアップロード・ダウンロードが行われます。
Q: 10GイーサネットポートがないPCでも使用できますか?
A: はい、一般的な1G(ギガビット)イーサネットポートやWi-Fi経由でもネットワーク越しにアクセス可能です。ただし、本機の最大転送速度を活かして快適な映像編集を行うには、10G対応の有線LANアダプタやスイッチングハブのご用意を推奨します。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、他のお客様の予約が入っていない場合に限り、レンタル期間の延長が可能です。プロジェクトの進行遅れや追加の編集作業が発生した際は、マイページからお早めに延長手続きをお願いいたします。
Q: 内部のストレージ(SSD)をユーザー自身で交換・増設することは可能ですか?
A: いいえ、本製品のストレージは内蔵型で固定されており、ユーザーによるドライブの交換や容量の増設はできません。16TB以上の容量が必要な場合は、上位モデルのレンタルをご検討いただくか、複数台の運用をおすすめします。
Q: 映画のロケ現場など、DIT業務のバックアップ用途に適していますか?
A: 非常に適しています。コンパクトで持ち運びやすく、静音性にも優れているため現場の環境を損ないません。高速なデータ取り込みと同時に、クラウド同期機能を使って遠隔地の編集室へプロキシデータを即座に送るワークフローが構築可能です。