GENELEC 8010APとは
GENELEC 8010APは、プロフェッショナルの現場で高い評価を得ているフィンランドの音響メーカーGENELECの、極めてコンパクトな2ウェイ・パワードスタジオモニター(2台1組)です。本体重量わずか1.5kg、高さ181mmの小型設計ながら、高域・低域それぞれに25WのクラスDアンプを搭載し、正確で色付けのない忠実なサウンドを提供します。限られた作業スペースでのスタジオモニタリングはもちろん、持ち運び用のキャリングバッグが付属しているため、外出先や中継現場、出張先での編集作業にも高精度なモニタリング環境を素早く構築できます。
この商品がおすすめの人
- 出張先や仮設現場で編集を行うクリエイター:付属のキャリングバッグで手軽に持ち運べ、ホテルの客室や中継先でもスタジオ品質の音響確認が可能です。
- 省スペースで正確なモニター環境を整えたい方:デスクトップや小規模な作業スペースでも邪魔にならないコンパクトなサイズです。
- 高精度な音響チェックを行いたい映像・音声制作者:原音を忠実に再現するGENELEC独自の音響設計により、ノイズやバランスの乱れを的確に把握できます。
おすすめの用途
- スタジオモニタリング:色付けのない正確な周波数バランスにより、ナレーション収録や効果音のチェックなど、繊細な音質確認に適しています。
- ミキシング:左右の音像定位やバランスを精密に再現できるため、楽曲制作や映像作品の音声トラック編集・整音作業に適しています。
- 音声モニタリング:ライブ配信やイベント現場のコントロールブースにおいて、マスター音声のモニタリングとして活用できます。
GENELEC 8010APをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 音声入力はXLR端子のみとなります。一般的な3.5mmステレオミニプラグや標準フォンプラグ、RCA端子からの直接接続には対応していないため、接続機器の出力端子をご確認ください。
- 本製品はアクティブ(パワード)スピーカーのため、2台それぞれにコンセントからのAC電源供給が必要です。
スペック・機能上の注意点
- 低音域の再生限界:3インチの小型ウーファーを搭載しているため、周波数特性は74Hz~20kHz(±2.5dB)となります。超低音域(サブベース帯域)を厳密にモニタリングする用途には制限があります。
- ISS(省電力スタンバイ機能):無信号状態が続くと自動的にスタンバイモードへ切り替わります。音声信号が再入力されると自動で復帰しますが、復帰時にわずかなタイムラグが生じる場合があります(本体背面のディップスイッチで機能のON/OFFが可能です)。
- 音量調整機能:本体に手元で操作できるボリュームノブはなく、背面のディップスイッチによる感度減衰(-10dB)での調整となります。音量の微調整は接続するミキサーやオーディオインターフェース側で行う必要があります。
使用前に準備・確認したいこと
- 設置角度の調整:本体底面には角度調整用のIso-Podスタンドが装着されています。スピーカーの正面がリスナーの耳の高さに向くよう、適切にチルト角を調整してください。
- ルーム・レスポンス補正:壁際やコーナーに設置する場合は、背面のトーンコントロールスイッチ(BASS TILTなど)を設定して低域の過度な増幅を補正してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:音声接続ケーブル(XLRケーブル等) — 音声信号を入力するためのケーブルは付属していません。ミキサーやオーディオインターフェースなどの出力端子(XLRオス-メス、またはTRS-XLRオスなど)に合わせたケーブルを別途ご用意ください。
- 利用条件によって必要:電源タップ — 2台それぞれに電源ケーブルを接続する必要があるため、設置場所のコンセント数が不足する場合は別途ご用意ください。
- 利用条件によって必要:スピーカースタンド(3/8インチネジ対応) — 底面の3/8インチネジ穴を利用してスタンドに固定したい場合に別途必要となります。
おすすめオプション
- 利用条件によって必要:YAMAHA MG06X ミキシングコンソール — XLRバランス出力を備えており、GENELEC 8010APとダイレクトに接続して手元で正確な音量調整や音源のミキシングを行う場合におすすめです。
- あると便利:スピーカースタンド — 机の天板からの不要な反射音や振動を低減し、理想的な高さ・位置へスピーカーを設置したい場合に役立ちます。
Q: GENELEC 8010APの入力端子は何ですか?一般的なパソコンやスマホに直接繋げますか?
A: 入力端子はプロオーディオ規格のXLR端子(アナログ)のみとなります。パソコンやスマートフォン、一般的なテレビのイヤホンジャック(ステレオミニ端子)に直接接続することはできません。ご使用にはXLR出力を持つオーディオインターフェースやミキサー、または適切な変換ケーブルを別途ご用意いただく必要があります。
Q: レンタルセットにはオーディオインターフェースや接続ケーブルは含まれますか?
A: 本レンタルセットには、スピーカー本体(ペア)、電源ケーブル、および標準的な長さのXLRケーブルが含まれています。オーディオインターフェースやミキサー、パソコンと接続するためのUSBケーブル類は付属しておりませんので、お客様の再生環境に合わせて別途ご用意いただくか、関連商品のレンタルをご検討ください。
Q: Yamaha MSP3AやiLoud Micro Monitorと比較してどう違いますか?
A: iLoud Micro MonitorがBluetooth対応やRCA入力など民生機寄りの利便性を持つのに対し、8010APはXLR入力専用で、より厳密な原音忠実性を追求したプロ仕様です。Yamaha MSP3Aと比較すると、8010APの方がよりコンパクトながら、アルミダイキャスト製筐体による共振の少なさと解像度の高さで優位性があります。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することは可能ですか?
A: はい、レンタル期間の延長は可能です。マイページのご注文履歴から延長手続きを行っていただけます。ただし、次のお客様のご予約がすでに入っている場合は延長をお断りすることがございますので、延長をご希望の場合は、なるべくお早めに手続きをお願いいたします。
Q: デスクに直置きした場合、机の振動で音質が悪くなりませんか?
A: 本機には「Iso-Pod」と呼ばれるゴム製の専用スタンドが標準で装着されています。このスタンドがスピーカー本体とデスクの間の振動を効果的に遮断するため、直置きでも不要な共振を最小限に抑えられます。さらに、上下の角度調整も可能なため、耳の高さに正確にツイーターを向けることができます。
Q: 電源を切り忘れた場合、自動的にスタンバイモードになりますか?
A: はい、ISS(Intelligent Signal Sensing)機能が搭載されています。音声信号の入力が一定時間無い状態が続くと自動的に省電力のスタンバイモードに移行し、消費電力を0.5W以下に抑えます。再び音声信号を検知すると、瞬時に自動で電源がオンになり再生を再開します。
Q: 海外でのロケやイベントで使用したいのですが、電圧は対応していますか?
A: レンタル機材は基本的に日本国内の100V環境での使用を想定して管理・提供しております。海外の異なる電圧下でご使用になる場合は故障の原因となる可能性があるため、事前に仕様の確認および適切な変圧器のご用意をお願いいたします。
Q: PA用のメインスピーカーとしてライブハウスや広い会場で使えますか?
A: 本機はニアフィールド(近距離)でのモニタリングを目的として設計された小型スピーカーです。最大音圧レベルは96dBありますが、ライブハウスや広いホール全体に音を届けるPAメインスピーカーとしての用途には音量・音圧ともに不足します。大音量が求められる環境では、より大型のPA専用スピーカーをご利用ください。
周波数特性: 74 Hz - 20 kHz (± 2.5 dB)
低域カットオフ / 高域カットオフ: 67 Hz / 25 kHz (-6 dB)
最大音圧レベル (SPL): 96 dB (1m)
ドライバー寸法: ウーファー 3インチ (76 mm) / ツイーター 3/4インチ (19 mm) メタルドーム
アンプ出力: ウーファー 25 W (クラスD) / ツイーター 25 W (クラスD)
クロスオーバー周波数: 3.0 kHz
入力端子: 1 × XLR アナログ入力 (10 kΩ)
外形寸法 (H × W × D): 195 × 121 × 115 mm (Iso-Pod 含む)
重量: 1.5 kg (1台あたり)
電源: 100 - 240 V AC 50/60 Hz (要確認: 国内流通モデルの仕様に依存)
消費電力: スタンバイ時 < 0.5 W / アイドル時 5 W / 最大出力時 50 W
防水・防塵性能: 非対応 (屋内使用専用)
フロアが特殊な形状の防音されてない小規模レストランでのPA業務にて、少しでもお客さんを入れたかったため別空間でMixing出来ないかと実験的に借りてみました。
結果、非常に健闘してくれて適当なパワードの転がし等にしなくて良かったと思えるほど良い環境で作業できました。
7.6cmウーファーをDSPでトリートメントしてると思うので、低域が歪み始める音量(限界音量)が思ったより早く来る代わりに(連続使用は絶対に歪まない範囲内ですること)、主流になりつつある低価格帯の5inchモニターなんかよりずっと高品質で使いやすいと思います。
低価格帯のものは6.5inch前後の物が1番お勧めで、自分は8inchや3wayモニターも好きですし、5inchでもモニター用サブウーファー追加したり工夫の余地はありますが、一般的な日本の室内環境ではセッティングは難しいと思います。
このモデルは、あまり音量が出せない、部屋が狭い、防音吸音調音に何かしら限界や制限がある等、ある程度のフレキシブルさが求められる環境が必要になった方には最強なのではないでしょうか。
レンタルならこの価格なので、気になっている方は一度試してみることをお勧めします。
※接続をノイトリックのXLRコネクターですると、ケーブルが逃げるクリアランスがシビアで後ろが若干浮いたような感じになりやすいです。
付属のインシュレーターの下にさらにインシュレーター等入れて高さを出す必要がある場合があります。
※専用卓上スタンドが発売されているので、そちらもレンタル出来るようになったら助かる方も多いと思います。