AKG D230とは
AKG D230は、報道現場や番組制作でのレポーターやインタビュアー向けに設計された無指向性のハンドヘルド型ダイナミックマイクです。無指向性設計により、インタビュー時にマイクを話者の口元へ厳密に向けなくても、明瞭なサウンドで的確に声を捉えることができます。長さ218mm・重量225gと軽量で取り回しやすく、長時間の取材や街頭インタビューでも扱いやすい構造です。電源不要のダイナミック方式のため、屋外ロケやイベント収録など、機動力と確実な集音が求められる現場で活躍します。
この商品がおすすめの人
- 屋外ロケや街頭インタビューを行う取材者:話者の口元に正確にマイクを向け続けなくても安定して集音できるため、スムーズな進行が可能です。
- イベントや配信で手持ちマイクを使いたい方:バッテリーやファンタム電源が不要でセットアップが素早く、軽量で長時間の保持でも疲れにくいためです。
おすすめの用途
- インタビュー収録:無指向性のため、インタビュアーと回答者の交互の受け答えでも音量バランスが崩れにくく、確実な集音が可能です。
- 取材:軽量で扱いやすく、移動が多いロケーション取材や突発的なレポートでも素早く安定した音声を収録できます。
- 音声収録:人の声を聞き取りやすく捉える明瞭な音質設計により、ニュースレポートや番組向けの音声収録に適しています。
AKG D230をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 接続機器の入力端子:マイク本体の出力はXLR端子です。接続予定のカメラやレコーダーがXLRマイク入力に対応しているか確認してください。
スペック・機能上の注意点
- 無指向性による周囲音の混入:360度全方向の音を均等に拾う無指向性マイクのため、周囲の環境音や反響音も拾いやすい特性があります。騒音の大きい場所ではマイクと話者の距離を近づけて運用してください。
- ファンタム電源は不要:ダイナミックマイクのため、コンデンサーマイクのようなファンタム電源(+48V)の供給は不要です。
- 風切り音への配慮:屋外や風のある場所で使用する場合、風切り音(吹かれ)を拾うことがあるため、風の強い環境では風防などの対策を推奨します。
使用前に準備・確認したいこと
- 入力ゲインの事前設定:ダイナミックマイクは出力信号が比較的小さいため、接続機器側でマイクレベル入力に設定し、適切なゲイン(録音レベル)に調整してください。
- マイクホルダーのネジ径確認:付属のマイクホルダーには変換ネジが含まれていますが、使用するスタンドのネジ規格に合わせて正しく装着してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:マイクケーブル 5m(キャノン・XLRオス-XLRメス) — 本商品には接続ケーブルが付属していないため、音声を入力機器へ送るために別途必要です。
- 別途必要:録音機器 — マイク本体には録音機能がないため、音声を収録・入力するレコーダーやカメラが別途必要です。
- 利用条件によって必要:マイクスタンド — 手持ちではなく、卓上やスタジオ内でスタンドに固定して収録を行う場合に必要です。
おすすめオプション
- 利用条件によって必要:USBオーディオインターフェイス — XLRマイクの音声をパソコンや配信用PCへ直接取り込んで配信・録音を行う場合に役立ちます。
- あると便利:ヘッドフォン — 収録現場で音割れやノイズの混入がないかをリアルタイムで正確にモニタリングするために便利です。
Q: 使用にあたり、カメラ側にファンタム電源や特別な設定は必要ですか?
A: いいえ、必要ありません。本製品はダイナミック型マイクのため、48Vファンタム電源の供給は不要です。XLRケーブルでビデオカメラやオーディオレコーダーに接続し、入力設定を「MIC」レベルに合わせるだけで即座に音声の収録を開始できます。設定がシンプルでトラブルが起きにくいのが特徴です。
Q: レンタルセットにはケーブルや風防などのアクセサリは含まれますか?
A: はい、マイク本体に加えて、屋外での風切り音を軽減するウインドスクリーン(スポンジ製風防)と、機器に接続するためのXLRケーブルがセットに含まれています。お客様側で別途アクセサリをご用意いただく必要がなく、届いたその日からすぐにインタビュー収録の現場でご使用いただけます。
Q: 競合機種であるSHURE SM63Lと比較して、どのような違いがありますか?
A: どちらも無指向性の名機ですが、SHURE SM63Lが約124gと軽量でシャンパンゴールドの細身な外観であるのに対し、AKG D230は約225gと適度な重さがあり、ダークグレーの堅牢なボディを採用しています。D230は重心が安定しており、よりタフな現場での取り回しや耐久性を重視するユーザーに好まれます。
Q: スマートフォンやミラーレス一眼カメラに直接接続して録音できますか?
A: そのままでは接続できません。本製品の端子はXLR(3ピン)です。スマートフォンや3.5mmマイク端子のみのミラーレスカメラで録音する場合は、XLRから3.5mmへの変換ケーブルを使用するか、XLR入力端子を備えたオーディオインターフェースやフィールドレコーダーを別途レンタルして経由させる必要があります。
Q: 屋外の雨天時や水しぶきがかかる環境でも使用できますか?
A: 本製品は防水仕様ではありません。多少の飛沫や湿気にはダイナミックマイクならではの耐久性で耐えられますが、激しい雨の中での使用や水没は故障の原因となります。雨天時の取材では、マイク本体を透明なビニールで保護するなどの防水対策を行うか、安全なひさしの下でご使用ください。
Q: 無指向性マイクは周囲の雑音もすべて拾ってしまいませんか?
A: 無指向性は全方向の音を拾いますが、マイクを話し手の口元(10〜15cm程度)まで近づけることで、声の音量が相対的に大きくなり、背景ノイズを目立たなくさせることができます。ガンマイクのように遠くから狙うのではなく、しっかりと対象者にマイクを向けて近づけるのが綺麗に録音するコツです。
Q: 予定していたロケが延期になった場合、利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、可能です。レンタル期間中にマイページから延長手続きを行っていただくことで、1日単位で期間を延長できます。ただし、次のお客様のご予約がすでに入っている場合は延長をお断りすることがありますので、スケジュール変更が判明した時点でお早めに手続きをお願いいたします。
Q: 音楽ライブでのボーカル用マイクとして使用するのに適していますか?
A: 音楽ライブのボーカル用としてはあまり推奨されません。無指向性のため、ステージ上のスピーカーの音を拾ってしまい、ハウリング(ピーという不快な音)が発生しやすくなります。ライブボーカルには、単一指向性でハウリングに強いSHURE SM58などのマイクをレンタルすることをおすすめします。
形式: ダイナミック型
指向特性: 無指向性(オムニディレクショナル)
周波数特性: 40Hz ~ 20,000Hz
感度: 2.5 mV/Pa (-52 dBV)
最大音圧レベル: 要確認
等価雑音レベル: 要確認
インピーダンス: 320Ω
推奨負荷インピーダンス: 1000Ω以上
コネクタ: XLR 3ピン(オス)
電源: 不要(ダイナミック型のためファンタム電源不要)
寸法: 直径 50mm × 長さ 218mm
重量: 225g
筐体材質: ダイキャストメタル
付属品: ウインドスクリーン、スタンドアダプター(※レンタル品の内容は要確認)
非常にインタビューの声が太く厚く録音できました。