YAMAHA MG12XU ミキシングコンソール (USBオーディオインターフェイス)(ハードケース付き)3つの特徴
- Yamahaの高評価を得ているD-PREマイクプリアンプを備えています。これにより、クリアで透明感のあるサウンドを得ることができます。
- 各モノラルチャンネルに1つのノブコンプレッサーがあり、オーディオ信号のダイナミクスを簡単に制御できます。
- USB接続を介して直接コンピューターに接続でき、音楽制作ソフトウェアと簡単に統合することができます。
最大6 Mic / 12 Line入力(4 モノラル+4 ステ㆑オ)、 2 グループバス+1 ステ㆑オバス、 2 AUX (FX含む)
マイクプリアンプ「D-PRE」搭載、 1ノブコンプ、 SPXによる高品位なデジタルエフェクト24種類を搭載、
24ビット / 192kHz 2in / 2out USBインターフェース機能、iPhone(iOS7以降)/ iPad(2以降)/
iPad Camera Connection Kit / Lightning - USBカメラアダプタ使用可
+48V ファンタム電源、 メタルシャーシ、内蔵電源を搭載、 別売RK-MG12ラックマウント金具使用可
こだわりのマイクプリアンプ、音作りに欠かせないハイグレードなコンプとEQを備えた、表現力溢れるまさに音楽を作るために生まれたミキシングコンソール。メタルシャーシボディにより頑強さだけではなく、スマートなフォルムを演出した業界標準のMGシリーズ・スタンダードモデル。
■タイプ:アナログミキサー
■モノラルチャンネル数:4
■ステレオチャンネル数:4
■EQ:3band(モノch)、2band(ステレオch)
■AUX:2
■グループ(バス):2+2
■デジタルエフェクト:1 (24種類)
■寸法 (W×H×D):308(W)×118(H)×422(D)mm
■重量:4.2kg
詳細
◆D-PRE (D-PRE ディスクリート Class-A マイクプリアンプ)
D-PREマイクプリアンプには高級オーディオアンプで使用されてきたインバーテッドダーリントン回路を採用し、その回路は増幅素子を多段構成にすることで、大電流と低インピーダンスを実現しました。結果、そのサウンドは中低域にハリと艶を持たせたスムースな質感をベースに、太く、そしてナチュラルな開放感、空気を感じることができます。D-PREは高品位にありのままのキャラクターを再現する「原音忠実」を目指し、丁寧にチューニングされ、全周波数帯域に渡りフラットな特性に仕上げました。
◆ハイクオリティなサウンドの鍵はオペアンプにあり
MGシリーズの開発にあたり、新たに高品質のカスタムメイドオペアンプ"MG01"を開発。 世にある多くのオペアンプは電気的な特性や効率性を重視しますが、まず「音質」に重点を置きこのオペアンプを作り上げました。 MG01オペアンプは、内部部品や配線を最適化し、さらに優れた特性を示す高品質のシリコンウェハーと銅線などの材料を吟味し開発した自信作です。
◆ノブ1つでプロの音に近付く1ノブコンプ
難しい名前や動作原理を覚える必要なく、また新たにコンプレッサーを接続することなく、ボーカルから楽器まで最適なコンプレッション効果を得られ、本格的なサウンドを実現します。
◆EQとハイパスフィルター
MG10以上のモノラルチャンネルには3バンドのEQを装備。不要な低周波を取り除き、よりクリアなミックス操作のためにハイパスフィルターを各モノラルチャンネルに装備しました。
◆チャンネルを最大限に利用できるモノラル入力チャンネル
モノラル入力には高品質で名高いノイトリック社製コンボジャックを装備し、マイクとラインレベルの両方の信号を入力できます。音量レベルの高いソースに対応する26dBのパッドも装備しています。またMG12以上のステレオライン入力にも標準XLR端子を装備し、チャンネルをフル活用できます。
◆フレキシブルな出力構成の出力チャンネル
小型モデルではメインのXLRアウトが省略される傾向にありますが、全モデルでXLR端子とフォーン端子を装備。
◆SPXデジタルエフェクト
SPXデジタルマルチエフェクトプロセッサーは、あらゆる現場に対応するエディット可能な24種類のプログラムが用意され、サウンドをさまざまに色付けすることができます。自然でリアルなその高品位なリバーブとディレイサウンドに圧倒されるはずです。 オプションのフットスイッチFC5を接続すればフット操作でエフェクトのオン/オフが行えます。
◆メタルシャーシが誇るその堅牢性
パウダーコーティングされたメタルシャーシを採用することで耐衝撃性を高め、これまでにない耐久性を誇っています。スマートなフォルムのデザインは、最適な対流冷却を実現し、さらに内部レイアウトは電源回路をアナログ回路から分離することでノイズからの影響を徹底的に排除するだけではなく、内部部品の寿命を伸ばすことにも貢献しています。さらにノブにかかる衝撃をパネル面に分散させ、内部基板へのダメージを吸収するようノブの位置にも配慮しました。
※ オプションのRK-MG12を使用してラックマウントする場合、10U以上のスペースが必要です。ケーブルの接続を考慮する場合は11U以上のスペースを確保することをおすすめします。
イベントのマイク等の音声をスピーカーで出力すると同時にYou Tubeライブ配信する際に使用しました。マイクをはじめ音声出力をすべてMG12XUに差し込み、出力の片方をアンプ経由で会場スピーカーに。もう一つをATEM mini Extream ISOに入力しました。
マイクについては音量以外にもゲインコントロールをはじめさまざまなコントロールができることもあり音声はすごくクリアで聞き取りやすくなります。入力もマイク4本に加えて挿入映像用などそれぞれにあわせて調整もできます。AUXOUTを使ってハウリング防止もすることができるので、その辺も安心でした。
注意点としては差し込み可能な端子が、XLRるいは6.35mmのステレオプラグ、パソコンからはUSB-Aメス端子なので、たとえば3.5mmなどを使いたい場合はそれぞれに変換が必要です。
それからオペ卓にそれなりの大きなの機材が置かれるため、設置はいろいろ工夫が必要でした。とはいえその工夫をこえるだけのパフォーマンスは十分かと思います。