Wi-Fi干渉を回避する1.9GHz帯DECT準拠方式
Clear-Com DX410などの2.4GHz帯モデルと比較し、本機は1.9GHz帯を使用しています。展示会やライブ会場で数千人の観客がスマートフォンを使用しWi-Fi帯域が飽和状態になっても、通信断絶やノイズのリスクが極めて低く、プロの現場に不可欠な安定した連絡網を確保できます。
IP67の防塵防水性能と米国MIL規格準拠の堅牢性
一般的な店舗用インカム(IP54程度)と異なり、WD-D10TRは水深1mに30分没しても内部に浸水しないIP67に対応しています。さらにMIL-STD-810Gの落下衝撃テストをクリアしており、過酷な屋外現場でも破損トラブルを防ぎ、機材トラブルによる業務停止リスクを最小限に抑えます。
最大10台までの同時通話システムを即座に構築
アナログトランシーバーのような「送信ボタンを押している間だけ話せる」仕様ではなく、電話と同じ双方向通話が可能です。ベースステーションを中心に、最大10名が同時に発言できるため、緊急時の割り込み指示も遅滞なく行えます。複数部門間の連携スピードが格段に向上します。
設定済みの5台セットで現場到着後すぐに運用開始
ベースステーションとトランシーバー5台があらかじめペアリングされた状態で届くレンタル専用パッケージです。機材管理者が現地で複雑なID登録を行う必要がなく、電源を入れるだけで即日運用をスタートできるため、短期のイベントやロケ撮影における準備時間を大幅に削減できます。
Q: 使用にあたって無線の免許や資格、専門知識は必要ですか?
A: 特定小電力無線局(1.9GHz帯)を使用しているため、免許や資格、総務省への申請は一切不要です。電源を入れるだけでどなたでも合法的にご使用いただけます。
Q: レンタルセットにはイヤホンマイクも含まれていますか?
A: 本セットにはベースステーションとトランシーバー本体(バッテリー含む)が5台分含まれますが、イヤホンマイクやヘッドセットは別レンタルとなります。用途に合わせた純正アクセサリを併せてご手配ください。
Q: 実際の現場環境でのバッテリー持続時間はどのくらいですか?
A: 付属のリチウムイオンバッテリーを使用した場合、連続通話で約24時間稼働します。1日の長丁場となるイベントやロケ収録であれば、途中で充電やバッテリー交換を行うことなく運用可能です。
Q: Clear-Com DX410などの2.4GHz帯インカムと比較してどう違いますか?
A: 2.4GHz帯はWi-Fi等と帯域を共有するため混信リスクがありますが、本機は1.9GHz帯を使用するため、観客のスマホが密集する環境でも干渉を受けず、より安定した通信環境を構築できます。
Q: ベースステーション(WD-10BS)からどのくらいの距離まで電波が届きますか?
A: 見通しの良い屋外で約100m〜130m、屋内の場合は壁や床の材質によりますが約40m〜50mが目安です。広い会場の場合は事前の電波テストをおすすめします。
Q: 屋外の雨天時や砂埃の舞う建設現場でもそのまま使えますか?
A: トランシーバー子機は高い防塵・防水性能を備えているため、追加の防水カバー等なしで大雨の中や粉塵の多い環境でも安全にご使用いただけます。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することはできますか?
A: はい、次のご予約が入っていない場合に限り、Webサイトのマイページから簡単に延長手続きが可能です。天候不良によるイベント順延や工期延長の際も柔軟に対応できます。
Q: 放送局やホールの既存の有線インカム設備と接続することは可能ですか?
A: 可能です。ベースステーションには2ワイヤーおよび4ワイヤーの外部インターフェースが備わっており、既存の有線システムと連携して通信網を拡張できます。
イベント制作ディレクター (30代 男性) 音楽フェスでの安定性は抜群だが初期設定に注意 : 評価 ★★★★☆ 4.0
機材レンタル会社のレビューより。数千人が集まる野外フェスで導入しましたが、1.9GHz帯のおかげでスマホの電波干渉を全く受けず、クリアな同時通話が維持できました。堅牢なボディも安心感があります。ただ、ベースステーションと子機のグループ分けのメニュー階層がやや深く、初めて操作するスタッフには事前のマニュアル確認とテストが必須だと感じました。
テレビ番組技術スタッフ (40代 女性) 驚異的なバッテリーと防水性。ただし重量感あり : 評価 ★★★★☆ 4.5
放送機材ブログの検証記事より。大雨の中での屋外ロケで使用。IP67の防水性能は本物で、カバー無しでも全く問題なく動作しました。連続24時間稼働するため、丸一日の収録でも交換不要なのは助かります。一方で、堅牢性を重視しているためか子機本体が約118gと少し分厚く重みがあり、長時間胸ポケットに入れていると少し気になります。ベルトクリップでの装着がおすすめです。
舞台監督 (50代 男性) 小声でも伝わる高音質。マイク選びには注意 : 評価 ★★★☆☆ 3.5
購入者レビューサイトより。暗転中の静かな劇場内でのキュー出しに使用。デジタルならではのノイズの少なさと、マイクの感度が良く小声でも明瞭に伝わる点が高評価です。同時通話の遅延も感じません。ただ、本体の性能を引き出すには接続するイヤホンマイクの品質に大きく左右されます。安価なサードパーティ製マイクだと接触不良が起きやすいため、純正オプションを揃える必要がありました。
通信方式: 時分割多重アクセス方式(TDMA-WB)
使用周波数帯: 1.9GHz帯(1895.616MHz ~ 1904.256MHz)
Image sensor / Lens / Video & Photo resolution: 該当なし(音声通信機器のため)
防水・防塵性能 (子機): IP67相当(防塵・防浸形)
バッテリー容量・駆動時間 (子機): 専用リチウムイオン充電池内蔵、連続通話 約24時間
バッテリー充電時間 (子機): 要確認(専用充電器使用時)
Storage: 該当なし
Connectivity (外部接続端子): 2ワイヤー/4ワイヤーインターフェース、LAN端子(WD-10BS)
Dimensions (寸法): WD-10BS: 幅260mm × 高さ44mm × 奥行220mm / WD-D10TR: 幅54mm × 高さ94mm × 奥行23.5mm
Weight (重量): WD-10BS: 約1.6kg / WD-D10TR: 約118g(バッテリー含む)
Operating temperature range (動作温度範囲): -10℃ ~ +50℃
商業施設内でのイベントに使用しました。
屋内で施設の柱など障害物もありましたが、ベースステーションから半径30m程度での通信は問題ありませんでした。
もっと広い場所で使用する場合や2階には電波が届かないため、ベースステーションを組み合わせることでより通信範囲が拡大できるのかなと思います。