NewTek TriCaster Mini 4Kとは
NewTek TriCaster Mini 4Kは、コンパクトな筐体にテレビ番組クラスの制作・配信機能を凝縮した統合型ライブプロダクションシステムです。最大4K UHD 60pの高解像度に対応し、NDIによるIPネットワーク伝送をベースとした最大8系統の外部映像入力、4系統のM/Eバス、バーチャルセット合成、グラフィックス、オーディオミキシング、マルチチャンネル収録までを1台で実現します。可搬性に優れたサイズながら本格的な番組制作が行えるため、出張配信やスタジオ収録、企業イベントなどで高品質なマルチカメラ映像をワンストップでオペレーションしたい現場に最適な選びどころとなります。
この商品がおすすめの人
- 高品質な番組を省スペースで制作したい方:持ち運び可能な小型筐体でありながら、バーチャルセットやM/Eエフェクトなど放送局レベルの機能を活用できます。
- IP伝送を活用したシステム構築を行いたい現場:NDIを活用してLANケーブル経由で映像・音声・タリーを取り回し、配線を簡素化したい配信オペレーターに向いています。
- コントロールサーフェスによる直感的な操作を行いたい方:専用のコントローラー(TC Mini 4K CS)が付属するため、物理ボタンとフェーダーによる確実なスイッチングが可能です。
おすすめの用途
- 番組制作:リッチなグラフィックスやバーチャルセット、M/E合成を駆使して、テレビクオリティの配信番組や企業動画を制作できます。
- ライブ配信:本体から異なる2系統のIPライブストリーミングへ直接同時出力でき、ソーシャルメディアや配信用プラットフォームへのスムーズな送出が可能です。
- 映像収録:最大4系統のフル解像度ビデオをNDIやQuickTimeファイルで内蔵ストレージや外部ドライブへ同時記録し、後からの編集やアーカイブに役立ちます。
- 映像スイッチング:付属のコントロールサーフェスを使用し、最大8系統のIPソースをスムーズに切り替えられます。
- マルチカメラ撮影:複数のカメラ映像やPC画面をネットワーク経由で集約し、少人数でも本格的なマルチアングル運用が行えます。
NewTek TriCaster Mini 4Kをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 映像入力はNDI(IP)が基本となります:本体にはSDIやHDMIの映像入力端子は直接備わっておらず、入力はNDI経由となります。付属のHDMI入力モジュール(Inputモジュール×2台付属)またはネットワーク経由のNDIソースを利用して映像を入力します。
- ネットワーク環境の帯域設計:4Kを含む高解像度IP映像を複数系統扱うため、ギガビット対応の安定したネットワークインフラ(スイッチングハブ等)が必要です。
スペック・機能上の注意点
- 4K運用時の出力系統:NDI経由によるネットワークビデオ出力は通常最大2系統ですが、4K UHDセッション時は1系統のIPビデオ・ミックス出力に制限されます。
- モニター出力端子の形状:マルチビューアーや管理用ディスプレイの出力はMini DisplayPortです。HDMI変換アダプターが付属していますが、接続するモニター側の端子と本数を事前に確認してください。
- 内蔵ストレージの容量:コンテンツ用内蔵Dドライブは約730GBです。長時間のマルチチャンネル収録を行う場合は、USB 3.0対応の高速外部ストレージの併用を推奨します。
- Danteオーディオの利用条件:Danteネットワークプロトコルを使用する場合は、別途Audinate社の「Dante Virtual Soundcard」ライセンスが必要です。
使用前に準備・確認したいこと
- ディスプレイ機器の配置と接続:TriCasterの操作画面およびマルチビュー確認用として、PC用モニターの接続と解像度設定を最初に行ってください。
- NDI入力モジュールの給電と配線:HDMIカメラを接続するInputモジュールは、付属の電源アダプターまたはUSBケーブルからの給電が必要です。
- IPアドレスの設定:TriCaster本体と各NDIソース機器(カメラやPC)が同一ネットワークセグメントで正常に認識されているか確認してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:PCモニター — TriCasterの操作画面(UI)やマルチビューを表示するためのモニターはレンタル品に含まれないため、別途ご用意が必要です。
- 利用条件によって必要:HDMIケーブル — 付属のInputモジュールにカメラ等の映像機器を接続するためのケーブルは、接続機器の台数に応じて別途用意が必要です。
- 利用条件によって必要:HUB(ハブ) — 複数のNDIカメラやPCをネットワーク接続して運用する場合、ギガビット対応のスイッチングハブが別途必要になります。
- 利用条件によって必要:外付けSSD — 長時間のマルチチャンネル収録を行う場合、USB 3.0接続の外付け記録ストレージが必要です。
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、一般的なスイッチャーと異なりPCベースのシステムであるため、Windowsの基本操作やIPネットワーク(IPアドレスの設定等)に関する基礎知識があるとスムーズに運用できます。初めての方は設営日に余裕を持ったレンタルをおすすめします。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 標準セットには、本体、電源ケーブル、専用キーボード・マウスが含まれます。また、HDMIカメラをNDIネットワークに接続するための入力モジュール(Spark等)が同梱されるセットもあるため、商品ページの同梱物リストをご確認ください。
Q: 既存のHDMI出力のカメラはそのまま接続できますか?
A: 本体の背面には直接HDMIを入力する端子はありません。付属または追加レンタルの「NDI入力モジュール」を使用してHDMI信号をネットワーク信号(NDI)に変換し、LANケーブル経由で本体に入力する仕様となっています。
Q: Blackmagic DesignのATEMシリーズと比較してどう違いますか?
A: ATEMシリーズが物理的なHDMI/SDIケーブル配線を前提としたハードウェア処理であるのに対し、TriCasterはLANケーブルを用いたIP(NDI)伝送とソフトウェア処理を主体としています。高度なバーチャルセットやSkype遠隔通話など、番組制作に特化した機能が豊富です。
Q: ネットワーク(LAN)の構築に特別なルーターやハブは必要ですか?
A: 安定した映像伝送と入力モジュールへの電源供給(PoE)を行うため、ギガビットかつPoE+給電に対応したネットワークスイッチ(ハブ)が必須です。家庭用ルーターの内蔵ハブでは帯域が不足するため、業務用スイッチの同時レンタルを推奨します。
Q: 別途用意すべきモニターやアクセサリはありますか?
A: 本体の操作画面(マルチビューや管理画面)を表示するためのPC用モニター(DisplayPortまたはHDMI接続)が最低1台、できれば2台必要です。また、より直感的な操作を行うには専用のハードウェアコントロールパネルの追加レンタルをおすすめします。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、機材のその後の予約状況に空きがあれば延長可能です。マイページから延長手続きを行っていただけます。ただし、人気の機材であるため、設営やリハーサル日を含めて最初から余裕を持った期間でご予約いただくことを強く推奨します。
Q: 録画用のストレージは内蔵されていますか?
A: はい、本体内に大容量の録画用ストレージが内蔵されており、プログラム出力や複数カメラのISO録画(個別録画)を直接保存できます。録画データの持ち帰り用に、USB3.0接続の高速な外付けSSDやHDDを別途ご用意いただくことをおすすめします。
日帰りレンタルは、通常の1日レンタル価格より約30%OFFで、最長12時間ご利用いただけるお得なプランです。短時間だけ機材を使いたい場合や、急ぎで機材を手配したい場合にぴったりのサービスとなっています。