CR-N300仕様
撮像素子 |
1/2.3型CMOS(単板) 有効画素数:約829万画素(3840×2160) |
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レンズ |
光学20倍ズーム F1.8~2.8 8枚羽根円形絞り 焦点距離:3.67~73.4mm 35mmフィルム換算時:[4K UHD]約29.3mm-601mm [フルHD]約30.5mm-627mm |
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デジタルズーム |
20倍 |
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最短撮影距離 |
ワイド端1cm、ズーム全域60cm |
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シャッタースピード |
1/6 ~ 1/2000秒(フレーム周波数による) |
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ゲイン |
0.0 dB ~ 36.0 dB |
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NDフィルター |
内蔵(最大1/8、グラデーションND)、電動式 |
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ホワイトバランス |
オート(AWB)、セットA、セットB、プリセット設定 (太陽光 約5600 K、電球 約3200 K)、色温度設定 (2000 K ~ 150000 K)、マニュアル |
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フォーカス |
調整方法 : マニュアル、コンティニュアスAF、顔検出AF、追尾 AF 方式 : ハイブリッド AF、コントラストAF |
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ガンマ |
Normal1 (Standard)、Normal3 (BT.709) |
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ブレ補正 |
光学式 |
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最低被写体照度 |
約1.5 lux (シャッタースピード1/30 秒、フレーム周波数59.94Hz(P(プログラムAE)モード)、オートスローシャッターON 時) |
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パン・チルト機能 |
パン動作範囲 : 水平 ±170°(パン動作速度 : 0.2° ~ 300°/秒) チルト動作範囲 : 垂直 -30° ~ +100°(チルト動作速度 : 0.2° ~ 170°/秒) |
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映像出力フォーマット
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SDI |
1920 × 1080 : 59.94P/59.94i、50.00P/50.00i/25.00P、29.97P/23.98P (4:2:2 10 bit) 1280 × 720 : 59.94P、50.00P (4:2:2 10 bit) – SDIとHDMIは、同一の映像出力フォーマット (SDIとHDMIで異なるフォーマットを選択することはできません) – HDMIで3840 × 2160を選択している場合、SDIに映像は出力されません。 |
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HDMI |
3840 × 2160 : 29.97P、25.00P、23.98P (4:2:2 10 bit) 1920 × 1080 : 59.94P/59.94i、50.00P/50.00i/25.00P、29.97P/23.98P (4:2:2 10 bit) 1280 × 720 : 59.94P、50.00P (4:2:2 10 bit) – SDIとHDMIは、同一の映像出力フォーマット (SDIとHDMIで異なるフォーマットを選択することはできません) – HDMIで3840 × 2160を選択している場合、SDIに映像は出力されません。 |
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IP |
3840 × 2160 : 29.97 fps、14.99 fps、5.00 fps (4:2:0 8 bit) 1920 × 1080 : 59.94 fps、 29.97 fps、14.99 fps、5.00 fps (4:2:0 8 bit) 1280 × 720 : 59.94 fps、 29.97 fps、14.99 fps、5.00 fps (4:2:0 8 bit) 640 × 360 : 59.94 fps、 29.97 fps、14.99 fps、5.00 fps (4:2:0 8 bit) – フレーム周波数に59.94/50.00 Hzを選択した場合、3840 × 2160のフォーマットを選択することはできません。 – フレーム周波数を超えるフレームレートは選択することができません。 – JPEGはフレーム周波数によって1 パターン固定 (フォーマットは固定で選択することはできません) 解像度 : 1280 × 720 フレーム周波数59.94/50.00 Hz選択時 : 14.99 fps、フレーム周波数23.98 Hz選択時 : 11.99 fps、フレーム周波数29.97/25.00 Hz選択時 : 12.50 fps |
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USB |
Motion JPEG : 1920 × 1080 59.94 Hz : 12.00 fps、5.00 fps 50.00 Hz : 12.50 fps、5.00 fps 1280 × 720 59.94 Hz : 12.00 fps、5.00 fps 50.00 Hz : 12.50 fps、5.00 fps 640 × 360 59.94 Hz : 12.00 fps、5.00 fps |
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プロトコル |
XCプロトコル(キヤノン独自)、RTP/RTSP、RTMP/RTMPS、NDI|HX* ※NDIは、NewTek, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。 |
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プリセット |
登録数 : 最大100 箇所 (ホームポジション含む) |
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インターフェース
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コントロール |
LAN、Wi-Fi、シリアル、IR、USB |
ネットワーク |
LAN × 1、RJ45、1000Base-T |
3G-SDI OUT 端子 |
BNC ジャック × 1 出力のみ SMPTE 424、425、ST 299-2 準拠 エンベデッドオーディオ、タイムコード (VITC/LTC) |
HDMI OUT 端子 |
HDMI コネクター × 1 出力のみ |
RS-422 端子 |
RJ45 コネクター × 1 |
MIC 端子 |
ϕ3.5 mm ステレオミニジャック (不平衡、プラグインパワー対応) 感度 (MIC 時) : -72 dBV (マニュアルボリュームセンター、フルスケール-18 dB)/1kΩ以上/Att. : 20 dB 感度 (LINE 時) : -10 dBV (マニュアルボリュームセンター、フルスケール-18 dB)/1kΩ以上 供給電圧: DC2.4 V (バイアス抵抗2.2 kΩ) |
USB 端子 |
Type-C(USB 3.0) |
電源・その他
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動作環境 |
温度:0°C ~ +40°C 湿度:10% ~ 90% (結露不可) |
電源 |
PoE 機能 : LAN コネクターによるPoE+給電対応 (IEEE802.3at 規格準拠) – PoE 使用不可 外部電源 : DC 24 V に対応 (同梱AC アダプターを使用) |
消費電力 |
PoE+入力 : 最大約 16.2 W* (本体のみ) DC 入力 : 最大約 15.0 W (本体のみ) * 給電装置に対しては、クラス4 (25.5 W を要求) |
外形寸法(幅 × 高さ × 奥行) |
約154 × 178 × 164 mm (突起部含まず) |
質量 |
約2.2 kg (本体のみ) |
CR-N300 特長
4K対応1/2.3型CMOSセンサー
高精細な4K映像に対応した、1/2.3型CMOSセンサーを採用。
高度な映像処理を行うプラットフォームDIGIC DV6を搭載し4K UHD30Pに対応しています。
広角&高倍率ズーム
オールマイティな用途に使える、35 mm フィルム換算 29.3 mm*からの光学20倍ズームレンズを搭載。
進化したフルHD画質
4K UHD映像だけでなく、Over Sampling HD Processingにより、フルHDもさらなる高画質を実現。
印象的な映像表現に応えるシーンモード
撮りたい被写体に適した撮影モードの選択が可能なシーンモードを搭載しています。シーンモードは、人物の背景をぼかして撮影できるポートレート、動きのある被写体を捉えて撮影できるスポーツモード、暗い場所でも明るく撮影できるローライト、スポットライトが当てられた被写体を美しく撮影できるスポットライト、の4種類があります。被写体に応じたシーンモードを選ぶことで、細かな設定をすることなく撮影ができ、印象的な映像表現が可能です。
さまざまな映像出力フォーマット
映像出力インターフェースとして、IP、SDI、HDMIの3系統※のインタフェースを搭載。IP出力とHDMI出力では、4K解像度で高精細な映像が求められる用途に適しています。またSDI出力では、IP出力やHDMI出力と同様に、FHD/59.94Pの映像出力が可能で、高画質・高フレームレートな映像が求められる用途に適しています。
※ それぞれ最大の映像の出力フォーマットが異なります。
USB接続によるWebカメラ利用
IP、SDI、HDMIに加え、USBによる出力が可能です。USBカメラとPCの接続規格であるUVC(映像 : USB Video Class Ver. 1.1)の仕様を搭載し、対応するUSBデバイスと接続することで映像の出力ができます。
※ PCとの接続においては、ドライバー設定が不要です。
また、Web会議のアプリケーションがインストールされているPCと接続すれば、Webカメラとして使用することもできます。フルHD映像の高品質な映像によるWeb会議の開催が可能です。
スムーズな操作性を実現
CR-N300は、高速から低速まで多段階の速度変化が可能な高精度なPT(パン/チルト)駆動機構とズームを連動させた「スムーズPTZ」を搭載。加えて全方向に対応するコントロールレバーが搭載された、リモートカメラコントローラー 「RC-IP100」、ネットワーク経由でありながら、操作応答性が高いリモートカメラコントロールアプリとの連携も可能。これら要素の連携により、リモートコントロールにおいてもスムーズな操作性を実現し、映像制作や放送現場にて、演出意図や撮影状況に応じた高度なカメラワークに対応。
4軸方向のブレ補正
4軸方向の光学式ブレ補正を搭載しました。縦回転補正と水平回転補正(2軸)、そして上下左右補正(2軸) が可能です。
トレース機能によるカメラ操作
カメラを操作した動作をトレースする機能を搭載しています。番組収録において、リハーサル時にオペレーターがリモートカメラコントローラー「RC-IP100」でPTZ を操作、撮影される出演者の動き(動線)をトレースして、カメラにそのトレース情報を登録します。続く本番では、カメラに登録されたトレース情報を呼び出すことで、手動でPTZ操作を行わなくても、ボタン操作一つでカメラがPTZを再現し、特定した出演者の動きをトレースします。
複数プロトコルに対応したIPシステム
複数のプロトコルに対応しているため、汎用性の高いネットワーク構成が可能です。
また、純正のコントローラー以外にもサードパーティ製の機器と組み合わせることも可能。
※すべての機器との接続を保証するものではありません。
IP接続により、映像制作や放送の現場においてカメラオペレーションの効率化/省力化に貢献します。
IPマルチストリーム
高解像度・高フレームレートの映像を、 IPを通じて複数のプロトコルに同時配信することができます。同時配信はマルチストリームと呼ばれ、メイン、サブ1、サブ2、の合計3本の映像ストリームを同時に配信することができます。
バーチャルスタジオソフトとの親和性が高い「FreeDプロトコル」に対応
(ファームウエアVer1.2.0以降)
VR/AR映像の制作時に用いるバーチャルスタジオソフトにおいて広く採用されている「FreeDプロトコル」に対応します。これによりバーチャルプロダクション用途においても手軽に活用できるようになり、撮影カメラのパン、チルトを含む撮影情報をもとに高品質なVR/AR映像制作を可能にします。
高品質・低遅延・安全な映像伝送が可能な「SRTプロトコル」に対応(ファームウエアVer1.2.0以降)
「SRTプロトコル」は、リモートプロダクション市場から高い評価を得ている映像伝送プロトコルです。
「Secure Reliable Transport」の略で、
「Secure:映像データを暗号化する高いセキュリティー性」
「Reliable:パケットロスの再送・リカバリーの仕組みによる信頼性と安定性を確保した確実な映像伝送」
「Transport:ネットワーク状態のモニタリングと柔軟で適応性の高いバッファ管理システムにより、
ビットレートが不安定な環境でも低遅延で高品質な映像を安定的に配信」の3点を主な特長とし、
リモートプロダクションにおいて広く採用されています。
カメラの状態を示すタリーランプ
カメラの状態を示す、タリ―ランプ(LEDランプ) が搭載されています。タリ―ランプはレンズ部の前面にあり、「カメラが撮影している、または撮影が可能な状態」であるときに点灯します。
無線によるリモートコントロール
純正のアクセサリーとして、赤外線リモコンが付属しています。LANケーブルによるIP接続のほかに、Wi-Fi接続も可能です。タブレット端末からカメラの設定ページを操作できます。赤外線リモコンやWi-Fiによる設定・操作が可能になることで、無線によるリモートコントロールを実現します。
※ 画像はイメージです。メニューや機能は変更される場合があります。
※ CR-N300、RC-IP100は、クラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合は使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。
※ NDIは、NewTek, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
都内で開かれた大型展示会での、企業出展ブースの1つで、トークショーやパフォーマンスがあり、パブリックビューイング用モニター投影のため設置しました。ご覧の通りカメラマンが入れるスペースもなく、三脚を置くわけにもいかなかったため、PTZを利用しました。
マンフロットのアームでトラスにPTZを噛ませました。POEハブでのLANケーブル一本で給電しながら、ステージ裏の狭いスペースでPTZオペレーションを行いました。映像信号はSDIケーブルを引きましたが、トラス上を経由してのケーブル引き回しが意外と大変だったので、次回はNDIのシステムを使って映像信号+電源供給+カメラ制御をすべてLANケーブル一本で行いたいなと思います。
結果、大成功でして、PTZカメラはとても便利でした!(ただし初めて使う場合は練習時間が無いと、パッと使えるものではありませんのでご注意ください)