Blackmagic URSA Cine 12Kとは
Blackmagic URSA Cine 12Kは、大型フォーマット(35.64mm x 23.32mm)RGBWセンサーを搭載したハイエンド業務用ビデオカメラです。16ストップの広いダイナミックレンジと最大12K解像度のBlackmagic RAW収録に対応し、フィルムクオリティの豊かな階調と高精細な映像表現を実現します。本体にはアシスト用の5インチHDR高輝度タッチスクリーン、内蔵NDフィルター、高速10Gイーサネット端子を備え、劇場映画からハイエンドCM、配信制作まで妥協のないシネマ制作ワークフローを提供します。
この商品がおすすめの人
- 劇場用映画やCMなどのハイエンド映像制作者:12K高解像度と16ストップのラティチュードを活かした最高峰の画作りを求める方に適しています。
- ポスプロ作業で高度なリフレーミングや合成を行うクリエイター:解像度を活かしたクロップやVFX処理、自由度の高いカラーグレーディングを行いたい現場におすすめです。
- PLマウントの本格シネマレンズを活用したい撮影クルー:PLマウントを採用しており、シネマ用プライムレンズやズームレンズ資産をそのまま活かせます。
おすすめの用途
- 映画撮影:大型フォーマットセンサー特有の浅い被写界深度と広大なダイナミックレンジにより、シネマティックなトーンを克明に記録できます。
- 映像制作:ディテール再現力と高フレームレート撮影性能を活かし、コマーシャルやミュージックビデオの制作に威力を発揮します。
- 動画撮影:12K RAW収録からのオーバーサンプリングによる高品質な4K/8K書き出しや、スタビライズ前提の収録に最適です。
- ライブ配信:内蔵のSRT/RTMP配信機能や10Gイーサネットを活用し、高品質なシネマ映像を用いたライブストリーミングに対応します。
Blackmagic URSA Cine 12Kをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 付属のレンズマウントはPLマウントです。使用予定のレンズのマウント規格が適合しているか事前にご確認ください。
- カメラ本体とリグ、レンズを合わせた総重量が大きくなるため、十分な耐荷重を持つシネマ用三脚をご用意ください。
スペック・機能上の注意点
- 12K解像度や低圧縮率のBlackmagic RAW(3:1など)での撮影時は、データ転送レートが1GB/sを超える膨大な容量となります。編集環境やバックアップ用ストレージの転送速度と空き容量に十分配慮してください。
- レンズの電子制御やフォーカス、i/Technologyなどのメタデータ自動取得は、対応する互換レンズを装着した場合にのみ機能します。
使用前に準備・確認したいこと
- ロケーション撮影などでバッテリー駆動を行う場合は、事前に満充電されたVマウントバッテリーを十分な数量確保してください。
- 大容量データを効率よくバックアップできるよう、現場でのデータハンドリング用PCや高速ストレージの接続環境を事前に検証しておくことをおすすめします。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:PLマウントレンズ — 本レンタルにレンズは付属していないため、撮影用途に合わせたレンズの準備が別途必要です。
- 利用条件によって必要:Vマウントバッテリー — 屋外や移動撮影など、AC電源が確保できない環境で運用する場合に必要です(本体にURSA VLock Battery Plateが付属)。
- 利用条件によって必要:Vマウントバッテリー充電器 — バッテリー運用時に再充電を行う場合に必要です。
- 利用条件によって必要:大型ビデオ三脚 — 重量級のシネマカメラシステムを安定して支持・運用するために必要です。
おすすめオプション
- 利用条件によって必要:BNCケーブル(HD-SDI) — 12G-SDI端子から外部モニターやスイッチャーへ映像を出力・中継する場合に必要です。
- あると便利:マイク(XLR/キャノン)ケーブル — 本体のXLR端子に外部マイクを接続し、高品質な現場音声をカメラへ直接収録する際に役立ちます。
- あると便利:LANケーブル — 10Gイーサネットポートを利用したWeb Media Managerへのアクセスやデータ転送、クラウド同期を安定して行いたい場合に便利です。
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 法的な資格は不要ですが、シネマカメラ特有のメニュー操作、RAWデータの取り扱い、カラーグレーディング(DaVinci Resolve等)の基礎的な専門知識があることが望ましいです。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: カメラ本体に加え、専用の8TBメディアモジュール、トップハンドル、ベースプレート、AC電源アダプターが標準で含まれます。レンズやVマウントバッテリーは別途ご用意ください。
Q: ARRI ALEXA 35と比較してどう違いますか?
A: ALEXA 35がスーパー35mmセンサーで究極のダイナミックレンジを追求しているのに対し、本機はフルフレームの超高解像度と8TB内蔵メディア、クラウド直接連携によるワークフローの速度に特化しています。
Q: 別途用意すべきメモリカード・バッテリー・アクセサリは?
A: 記録メディアは8TBが内蔵されているため不要ですが、PLまたはLPLマウントのシネマレンズ、大容量のVマウントバッテリー(複数個)、頑丈なシネマ用三脚が必須となります。
Q: 実撮影条件でのバッテリー持続時間はどのくらいですか?
A: 150Whクラスの標準的なVマウントバッテリーを使用した場合、連続撮影で約1時間〜1時間半程度が目安です。長時間のロケでは予備バッテリーを最低でも4〜6個ご用意いただくことを推奨します。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: 次の予約が入っていない場合に限り、Webサイトのマイページから延長手続きが可能です。ただしハイエンド機材は予約が埋まりやすいため、事前の余裕を持った期間設定をおすすめします。
Q: 大規模なVFX合成を伴う業務用途に適していますか?
A: 非常に適しています。大判センサーによる豊富な情報量と低圧縮RAW記録により、グリーンバック撮影時のエッジの抜けが極めて良く、トラッキングマーカーの認識精度も高まるため合成作業がスムーズになります。
Q: クラウドへの直接アップロード機能は屋外ロケでも使用できますか?
A: はい、スマートフォンのテザリングやモバイルWi-Fiルーターを利用してインターネットに接続すれば、屋外からでも軽量なプロキシデータをリアルタイムでBlackmagic Cloudへ転送可能です。
センサーサイズ: フルフレーム (35.64 x 23.32 mm) RGBWセンサー
レンズマウント: PLマウント(標準装備)、LPLおよびEFマウントに交換可能
最大ビデオ解像度: 12K (12,288 x 6480)
最大フレームレート: 12Kで最大80fps、8Kで最大144fps、4Kで最大240fps
ダイナミックレンジ: 16ストップ
記録フォーマット: Blackmagic RAW
内蔵ストレージ: 8TB Blackmagic Media Module内蔵
ネットワーク接続: 10G Ethernet、Wi-Fi (802.11a/b/g/n/ac/ax)
電源入力: 24V DC入力 (12V〜34V対応)、Vマウントバッテリープレート標準装備
寸法: 幅 約152mm x 高さ 約147mm x 奥行 約278mm(要確認)
重量: 約3.9kg(本体のみ・要確認)
動作温度範囲: 0°〜40°C
防水性能: なし(非防水)
Blackmagic URSA Cine 12K /Blackmagic PYXIS 6K