アナモルフィックレンズに対応したBlackmagic Designのカメラは、以下のモデルが特に推奨されます。
Blackmagic PYXIS 6K
特徴: フルフレームセンサーを搭載し、6K解像度での撮影が可能です。アナモルフィックレンズを使用した4.8K(4832 x 4032)での真の6:5アナモルフィック撮影をサポートしています。
利点: 低照度環境での撮影にも適しており、高品質な映像を提供します。
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro
特徴: スーパー35センサーを搭載し、6K解像度(6144 x 3456)での撮影が可能です。アナモルフィックレンズを使用した撮影に適しており、6:5アナモルフィックモードをサポートしています。
利点: 浅い被写界深度やシネマティックな映像を実現し、高解像度でノイズの少ない映像を提供します。
Blackmagic Cinema Camera 6K
特徴: フルフレームセンサーを搭載し、ネイティブ解像度6048 x 4032での撮影が可能です。アナモルフィックレンズを使用した真の6:5アナモルフィック撮影をサポートし、高解像度のシネマティックな映像を提供します。
利点: オープンゲート3:2やフルハイト6:5アナモルフィックに対応し、ポストプロダクションでの柔軟性が高いです。
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K
特徴: 4/3センサーを搭載し、4096 x 2160解像度での撮影が可能です。アナモルフィックレンズを使用した撮影にも対応しており、MFTレンズマウントを通じて柔軟なレンズ選択が可能です。
利点: 小型で携帯性が高く、低予算での映像制作に適しています。
これらのカメラは、アナモルフィックレンズの特性を活かし、シネマティックな映像を撮影するのに適しています。特に6K ProやCinema Camera 6Kは、高解像度と柔軟な撮影オプションを提供し、プロフェッショナルな映像制作に最適です。
・綿密な絵コンテをもとに撮影し無駄に長回ししない場合
・ジンバルを多用するなどカメラのオートフォーカスに頼らなくていい場合
・120Pスーパースローが必要ない
・日中の屋外シーンが多い
この4つの条件が揃えば、a7sⅢなどミラーレス一眼でなくこのカメラを利用します。出てくる映像は高画質で情緒的、弱目のミストフィルターを付けたような質感になるのも個人的に好きです。Blackmagic rawで撮影後にISO感度なども調整が効きます。
ハイクオリティな4Kマスターを作るために、マスター解像度より高い6K撮影をしておくとトリミングも出来ますし、ノイズ耐性も高いです。