Blackmagic Design ATEM Mini Pro ISOとは
Blackmagic Design ATEM Mini Pro ISOは、4系統のHDMI入力を備え、全入力の個別収録(クリーンフィード)とDaVinci Resolveプロジェクトファイルの生成に対応したライブプロダクションスイッチャーです。本パッケージはスイッチャー本体に加え、業務用カメラ2台、三脚、光ファイバーHDMIケーブル、ワイヤレスピンマイク、確認用マルチビューモニター、収録用500GB SSD、配信用モバイルルーターが揃ったオールインワンの2カメ配信セットです。機材の個別選定や相性確認の手間を省き、現場に到着してセッティングするだけで、本格的な2カメラ体制によるマルチカメラ撮影や高品質な配信・収録環境をスムーズに構築できます。
この商品がおすすめの人
- 2台のカメラを使った本格的な配信をワンストップで行いたい方:カメラ、三脚、マイク、モニター、配信用ルーターまで一括で揃うため、機材選定の手間を大幅に削減できます。
- 配信後のアーカイブ編集を効率化したい方:各カメラ映像の個別収録とDaVinci Resolveプロジェクト自動書き出し機能により、後からのカット割り修正や再編集をスピーディーに行えます。
- 会場のインターネット回線手配に不安がある方:有線LAN接続可能なモバイルルーターがセットに含まれており、単体で配信ネットワークを確保できます。
おすすめの用途
- ライブ配信:ハードウェア配信エンジンと付属の有線LAN対応モバイルルーターにより、PCに負荷をかけず安定したYouTube LiveやFacebook Live配信が可能です。
- マルチカメラ撮影:付属のJVC GY-HM175カメラ2台と三脚、長尺10mの光ファイバーHDMIケーブルにより、広い会場でも自由度の高い2アングル撮影が行えます。
- 映像収録:付属の500GB SSDを接続することで、全カメラ入力とプログラム映像をH.264で同時収録し、イベントやセミナーの完全なアーカイブを残せます。
- Web会議:USB接続によるWebカメラ出力に対応しており、高画質な2カメスイッチング映像をZoomなどのテレビ会議へ直接取り込めます。
- 映像スイッチング:付属の専用15.6インチマルチビューモニターで全入力やステータスを確認しながら、本体ボタンで直感的なスイッチング操作が可能です。
Blackmagic Design ATEM Mini Pro ISOをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 付属のモバイルルーターはSoftBank回線を利用しています。配信現場の電波状況によっては十分な通信速度が得られない場合があるため、事前に設置場所の電波状況をご確認ください。
- 本セットはカメラ2台構成です。ATEM Mini Pro ISO本体は最大4入力まで対応しているため、3〜4台目のカメラやPC画面を取り込む場合は、別途HDMIケーブルや機器の追加が必要です。
- 配信プラットフォームへの接続設定や各種詳細設定を行う場合、LANまたはUSBで接続する操作用PC(MacまたはWindows)が必要です。
スペック・機能上の注意点
- 付属カメラのJVC GY-HM175は4K撮影に対応していますが、ATEM Mini Pro ISOへの入力およびスイッチャーからの出力・収録解像度は最大1080p(フルHD)となります。
- 本体のUSB-Cポートは1系統のみです。付属のSSDを接続して個別収録を行っている間は、PCへのUSBウェブカム出力が同時に使用できません。配信とSSD収録を両立する場合は、イーサネット(LAN)経由での直接配信をご利用ください。
- 付属のSaramonicワイヤレスマイク(1送信機・1受信機×2セット)は、ATEM Mini Pro ISO本体の3.5mmマイク入力2系統、または各カメラの音声入力に接続して運用します。
使用前に準備・確認したいこと
- 各カメラ、スイッチャー、モニター、ルーターなど複数のAC電源を同時に使用するため、会場のコンセント位置と電源容量、必要に応じた電源タップの口数をご確認ください。
- ワイヤレスマイクの送受信機はバッテリー内蔵型のため、本番前に充電状態を確認し、必要に応じて付属の充電ケーブルで満充電にしてからご使用ください。
- 配信を行うプラットフォーム(YouTube Liveなど)のストリームキーやアカウント情報を事前に準備し、ATEM Software Controlに入力できる状態にしておいてください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 利用条件によって必要:SDカード — カメラ本体(GY-HM175)側でもバックアップ収録を行いたい場合に必要となります(スイッチャー側での収録用SSDは付属しています)。
- 利用条件によって必要:ノートパソコン・Mac — ATEM Software Controlによる詳細設定やテロップ(スチル)の転送、Web会議アプリへの映像入力を行う場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:電源タップ(延長コード) — 機材設置場所から会場コンセントが離れている場合や、多数のACアダプターをまとめて接続する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:HDMIケーブル — 3台目以降のカメラや、プレゼンテーション用PCの画面をスイッチャーに入力する場合に必要となります。
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要です。基本的な切り替え操作は本体のボタンを押すだけで行えます。USBでPCに接続すればウェブカメラとして認識されるため、Zoom等での利用であれば専門知識がなくてもすぐに使用可能です。詳細な設定にはPCソフトの操作が必要です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: ATEM Mini Pro ISO本体、電源アダプターに加え、PC接続用のUSB A-Cケーブル、およびISO収録に最適な動作確認済みの500GB SSDが含まれています。カメラ本体やHDMIケーブルは別途ご用意いただくか、追加レンタルをご検討ください。
Q: 別途用意すべきメモリカード・バッテリー・アクセサリは?
A: 本機はAC電源駆動のためバッテリーは不要ですが、カメラと本体を繋ぐHDMIケーブル、映像確認用の外部モニター(マルチビュー用)、および必要に応じてマイク等の音声機材を別途ご用意ください。収録用SSDはセットに付属しています。
Q: Roland V-1HD+と比較してどう違いますか?
A: V-1HD+は物理的なオーディオフェーダーを備え、現場での直感的な音声操作に優れます。一方、ATEM Mini Pro ISOはPC不要の直接配信機能や、全カメラ映像の個別収録(ISO収録)機能を備えており、配信の安定性と後処理の効率化に特化している点が異なります。
Q: 付属の500GB SSDでどれくらいの時間の収録が可能ですか?
A: 1080p60の設定で4つのカメラ入力とプログラム出力の計5ストリームを同時にISO収録する場合、500GBで約3〜4時間の収録が可能です。画質設定や映像の複雑さによって変動するため、長時間のイベントでは余裕を持った運用をおすすめします。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、機材の次の予約が入っていない場合に限り、マイページからレンタル期間の延長手続きが可能です。事前のリハーサルで予想以上に準備に時間がかかった場合や、イベントの予備日が必要になった際にも柔軟に対応いたします。
Q: 企業のテレビ会議(ZoomやTeams)の配信用途に適していますか?
A: 非常に適しています。複数人の参加者を映すカメラやプレゼン用PCの画面をATEM側で切り替え、その結果をUSB経由で1つのカメラ映像として会議ソフトに送ることができます。通常のウェブカメラ単体よりもはるかにリッチな会議映像を提供できます。
Q: 複数のカメラで解像度やフレームレートが異なる場合、そのまま接続できますか?
A: はい、4つのHDMI入力すべてにフォーマット変換機能(スケーラー)が内蔵されています。1080p、1080i、720pなど異なるフォーマットの映像を入力しても、スイッチャー側で自動的にプロジェクトのフォーマットに変換されるため機材の混在が容易です。
ビデオ入力: 4 x HDMIタイプA(10-bit HD切替可能)、2chのエンベデッドオーディオ
ビデオ出力: 1 x HDMI(プログラム出力またはマルチビュー)、1 x USB Type-C 3.1 Gen1(ウェブカム出力用)
対応入力解像度: 720p50/59.94/60、1080p23.98/24/25/29.97/30/50/59.94/60、1080i50/59.94/60
フォーマット変換: 全4入力にスケーラーを内蔵(自動フォーマット/フレームレート変換)
オーディオ入力: 2 x 3.5mmステレオミニジャック
ダイレクトストリーミング: イーサネット経由でRTMPを使用した直接ライブ配信に対応
収録メディア: 付属の500GB SSDをUSB-Cポートに接続して収録(H.264 .mp4フォーマット)
ISO収録機能: 4つの入力と1つのプログラム出力、計5ストリームの同時個別収録に対応
寸法・重量: 幅237.5 x 奥行103.5 x 高さ35 mm、550g
動作温度範囲: 5°〜40° C