TBS TBS2603SEとは
TBS TBS2603SEは、HDMI映像信号をIPネットワーク経由で伝送できるNDI|HXおよび各種ストリーミングプロトコルに変換するプロフェッショナル向けハードウェアエンコーダーです。小型かつ省電力設計(6W未満)でありながら、最大1920×1080@60fpsの映像入力をH.264/H.265形式で効率的にエンコードします。HDMI出力を持つビデオカメラやPCの映像をローカルネットワーク上のNDI対応機器へ低遅延で映像伝送できるほか、YouTubeなどのプラットフォームへの直接ライブ配信にも対応します。
この商品がおすすめの人
- カメラ映像をNDI環境に取り込みたい方:既存のHDMIカメラを手軽にNDI|HX対応ソースとして活用できます。
- IPベースの映像制作・配信を行いたい方:専用ハードウェアによる安定したH.264/H.265エンコード処理を導入したい現場に最適です。
- 省スペースで機材を構築したい方:名刺サイズに近いコンパクト設計(98×61×15mm)のため、カメラ周辺や機材ラックにすっきり設置できます。
おすすめの用途
- 映像伝送:ローカルネットワーク(LAN)経由で、長距離配線が難しい場所のカメラ映像を低遅延でスイッチャーや受信用PCへ送出できます。
- ライブ配信:RTMP/RTMPSプロトコルに対応しており、映像ソースから直接配信サーバーや各種配信プラットフォームへのストリーミングが行えます。
- 映像信号変換:HDMI映像信号をIPベースのNDI|HXやRTSP、HLSストリームへ効率的に変換します。
TBS TBS2603SEをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本機はNDI|HX(高圧縮・低帯域タイプ)に対応しています。フル帯域のHigh Bandwidth NDIのみを前提とした環境では仕様の違いにご注意ください。
- 入力可能な最大解像度・フレームレートは1080p 60fpsまでです。4K映像信号の入力には対応していません。
- 初期設定やネットワークパラメータの変更には、同一ネットワーク内のPCからWebブラウザ(webUI)経由でアクセスする必要があります。
スペック・機能上の注意点
- 映像入力端子はHDMI 1.4(1系統)のみです。SDI入力には対応していません。
- 音声入力はHDMI重畳音声(エンベデッドオーディオ)のみ対応しており、アナログ音声(3.5mmミニプラグ等)の外部入力端子はありません。
- デュアルストリームエンコードに対応していますが、ストリーム解像度やビットレートの設定値によってはネットワーク帯域や負荷の調整が必要です。
使用前に準備・確認したいこと
- 本機を接続するためのギガビット対応有線ネットワーク環境(ルーターやスイッチングハブ)を事前にご用意ください。
- エンコーダーへアクセスするためのIPアドレス設定や、受信用PC・スイッチャー側でのNDI受信設定(NDI Toolsの導入など)を確認してください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
Q: NDIとNDI|HXの違いは何ですか?
A: NDIは非圧縮に近く超低遅延ですが、100Mbps以上の広いネットワーク帯域を消費します。本製品が対応するNDI|HXは、H.264/H.265で高効率に圧縮を行うため、10〜20Mbps程度の低い帯域で安定して伝送でき、一般的な社内LAN環境に最適です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 本体、ACアダプターに加え、初期設定用の短いLANケーブルが含まれます。長距離伝送用のLANケーブルやHDMIケーブル、PoE対応ハブは運用環境に合わせて別途ご用意いただくか、追加レンタルをご利用ください。
Q: 追加アクセサリなしでPoE給電を利用できますか?
A: 本機はPoE受電に対応していますが、電力を供給するためにはネットワーク側に「PoE対応のスイッチングハブ」または「PoEインジェクター」が別途必要です。これらがない場合は付属のACアダプターをご使用ください。
Q: Kiloview E1 NDIと比較してどう違いますか?
A: どちらもHDMIからNDI|HXへの変換を行いますが、TBS2603SEはH.265エンコードに対応している点が強みです。より低いビットレートで高画質を維持したい場合は本製品が適しています。
Q: 実環境での映像の遅延(レイテンシー)はどの程度ですか?
A: ネットワーク環境や受信側のデコード性能に依存しますが、NDI|HX環境下のローカルLAN内ではおおむね100〜200ミリ秒(0.1〜0.2秒)程度の遅延が発生します。シビアなリップシンクが求められる用途では事前のテストを推奨します。
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、初期設定時にPCのIPアドレスを変更してWebブラウザから管理画面にアクセスし、IPアドレスやビットレートを設定する基礎的なネットワーク知識(IPv4の仕組み等)が必要です。
Q: 企業のセキュリティが厳しいLAN環境でも使えますか?
A: 社内ネットワークのファイアウォール設定やマルチキャスト通信の制限によっては、NDI機器が自動認識されない場合があります。業務用途でご利用の際は、事前に社内のIT管理部門へマルチキャストDNS(mDNS)の利用可否をご確認ください。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、機材のその後の予約状況に空きがあれば延長可能です。イベントの設営テストで追加の日数が必要になった場合など、マイページから簡単に延長手続きを行っていただけます。
日帰りレンタルは、通常の1日レンタル価格より約30%OFFで、最長12時間ご利用いただけるお得なプランです。短時間だけ機材を使いたい場合や、急ぎで機材を手配したい場合にぴったりのサービスとなっています。