SONY UTX-P03とは
SONY UTX-P03は、有線マイクのXLR端子に直接取り付けて手軽にワイヤレス運用を可能にする、B帯アナログ(800MHz帯)対応のプラグオントランスミッターです。DSPを搭載したデジタルコンパンダー処理により高音質な音声伝送を実現します。+48Vファンタム電源供給に対応し、ダイナミックマイクだけでなくコンデンサーマイクやガンマイクも接続可能。さらにMIC/LINE入力の切り替えに対応し、ミキサー出力などの音声伝送にも活用できます。赤外線設定機能によるスムーズなチャンネル同期や、USBからの給電運用にも対応しており、機動力を重視する収録現場に最適です。
この商品がおすすめの人
- お気に入りの有線マイクをワイヤレス化したい方:XLRコネクターに直接装着するだけで、愛用のダイナミックマイクやガンマイクをコードレスで使用できます。
- インタビューやENG取材を行う映像クリエイター:ケーブルの取り回しに煩わされることなく、フットワークの軽い現場収録が可能になります。
- ミキサー出力をワイヤレスでカメラ等へ飛ばしたい方:LINE入力への切り替えに対応しているため、PAや音声ミキサーからのライン音声を離れた場所へ伝送したい現場に適しています。
おすすめの用途
- 音声収録:ステージでのスピーチやインタビューにおいて、マイクケーブルの制約をなくし、明瞭な音声を安定して収録するのに適しています。
- 動画音声収録:動きを伴うロケ取材やイベント配信の撮影現場で、カメラ周りや演者の足元をすっきりと整理しながら高品位な音声をワイヤレスで収録できます。
SONY UTX-P03をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本商品は送信機(トランスミッター)単体です。音声を受信してカメラやレコーダーへ入力するには、ソニー製の対応ワイヤレス受信機(UWP-DシリーズやWRR-800シリーズなど)が必要です。
- 本機にマイクユニットは内蔵されていません。音声を収音するには、別途XLR端子接続のマイクが必要です。
スペック・機能上の注意点
- +48Vファンタム電源供給時の電池持続時間:コンデンサーマイク使用時に+48V給電をONにすると、乾電池の消耗がダイナミックマイク運用時よりも早くなります。長時間の撮影では予備電池を多めに準備するか、外部電源の利用をご検討ください。
- 入力レベル(MIC/LINE)の切り替え設定:接続する機材に合わせて正しく切り替えてください。マイク接続時にLINE設定にすると音量が極端に小さくなり、ライン入力時にMIC設定にすると音が歪む原因になります。
- コンパンダーモードの互換性設定が必要です。受信機側(UWP-DモードやWRRモードなど)と本機のコンパンダーモードを一致させてご使用ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 接続するマイクの仕様を確認し、ダイナミックマイクの場合はファンタム電源設定が「OFF」になっていることを確認してください。
- 付属の単3乾電池の残量を確認し、長時間の運用が予想される場合は追加の予備乾電池をご用意ください。
- UWP-Dシリーズのレシーバーと組み合わせる場合は、赤外線送受機能を利用して周波数およびコンパンダーモードを正しく同期させてください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:ワイヤレス受信機(チューナー) — 本機から送信された電波を受信し、カメラやミキサーに入力するためにソニー製の対応レシーバーが必要です。
- 別途必要:ダイナミックマイク または ガンマイク — 本機単体では収音できないため、XLR接続が可能なマイク本体が別途必要です。
- 利用条件によって必要:モバイルバッテリー — 乾電池を使わず、USB端子(USBマイクロB)からの常時外部給電で長時間運用する場合に必要となります。
おすすめオプション
- あると便利:充電池・充電器 — 本機はニッケル水素充電池の運用に対応しているため、長期間のロケや連続運用時に繰り返し使えて便利です。
- あると便利:マイクスタンド — 演壇でのスピーチやインタビュー収録時に、ワイヤレス化したマイクを定置して安定運用したい場合に適しています。
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 本機はB帯(800MHz帯)を使用するワイヤレス機器のため、無線局の免許や特別な資格は不要で、どなたでもすぐにご利用いただけます。チャンネル設定も自動スキャン機能を使えば簡単に行えます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: トランスミッター本体に加え、動作確認用の単3形アルカリ乾電池、専用のソフトケースが含まれます。音声を受信するためのチューナー(受信機)やマイク本体は含まれないため、用途に合わせて別途レンタルが必要です。
Q: ダイナミックマイクだけでなくコンデンサーマイクも接続できますか?
A: はい、可能です。本体から+48Vのファンタム電源を供給できるため、電源を必要とするガンマイクやラージダイアフラムコンデンサーマイクも直接接続して高音質なワイヤレス伝送が行えます。
Q: 実撮影条件でのバッテリー持続時間はどのくらいですか?
A: 単3形アルカリ乾電池2本を使用した場合、ファンタム電源オフ時(ダイナミックマイク使用)で約10時間、+48V供給時(コンデンサーマイク使用)で約7時間の連続駆動が目安となります。
Q: SENNHEISER SKP 100 G4と比較してどう違いますか?
A: 最も大きな違いはファンタム電源の有無です。SKP 100 G4はダイナミックマイク専用ですが、本機UTX-P03は+48V給電に対応しているため、コンデンサーマイクも使用できる汎用性の高さが特徴です。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、マイページから延長手続きが可能です。ただし、他のお客様の次期予約がすでに入っている場合は延長をお受けできないため、ロケの日程変更が予想される場合は余裕を持った期間でのレンタルをおすすめします。
Q: 追加アクセサリなしで雨天・水中で使えますか?
A: 本機は防水仕様ではありません。雨天時の屋外ロケや水辺での撮影で使用する場合は、トランスミッター本体とマイクの接続部分を防水カバーやビニール等で保護する水濡れ対策が必須となります。
Q: SONYの他のUWPシリーズの受信機と互換性はありますか?
A: UWP-Dシリーズの受信機(URX-P03Dなど)と完全な互換性があります。また、コンパンダーモードの設定を変更することで、旧型のアナログUWPシリーズの受信機とも通信することが可能です。
発振方式: 水晶制御PLLシンセサイザー
アンテナ: 1/4波長ワイヤーアンテナ
送信周波数: 806.125~809.750MHz(B帯)
RF出力: 10mW / 2mW(選択可)
入力端子: XLR-3-11Cタイプ(凹)
ファンタム電源: +48V供給可能
オーディオディレイ: 約0.35ミリ秒
電源: 単3形アルカリ乾電池2本、またはUSB給電(DC 5.0V)
バッテリー駆動時間: 約10時間(ファンタム電源OFF時)、約7時間(ファンタム電源ON時)※アルカリ乾電池使用時
寸法: 約42 × 42 × 102 mm(幅/高さ/奥行き)
質量: 約197g(乾電池含む)
動作温度: 0℃ ~ 50℃
防水性能: 要確認(非防水仕様)
同時利用数・通信距離(メーカー公式資料の確認結果)
- 最大同時利用数:日本向けB帯の公式周波数リストでは、B-1〜B-4のいずれか1グループで最大6波、B-7またはB-8のいずれか1グループで最大7波の同時運用に対応します。同一グループ内の異なるチャンネルを設定し、必要数の送受信機を揃えてください。実際の運用数は電波環境に左右されます。
- このレンタル商品:送信機1台の単品です。1台で送信するのは1波です。使用には対応する受信機が別途必要です。複数波の運用には必要数の送信機・受信チャンネルを揃えてください。
- チャンネル数の注意:ALLグループの選択肢30チャンネルは、30波の同時利用を意味しません。
- 通信距離:確認したメーカー公式仕様書・周波数リストでは、最大到達距離の数値を確認できませんでした。実際の使用距離は電波環境・障害物・送信出力等により変動します。
出典:ソニー公式 日本向け周波数リスト/UTX-P03公式仕様書(確認日:2026年9月26日)
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