IDX CW-3とは
IDX CW-3は、非圧縮・低遅延でのSDI映像伝送を実現するワイヤレスビデオ伝送システムです。当店案内値で最大50m(障害物のない見通し環境)の安定した映像伝送が可能で、屋外利用にも対応しています。さらに本商品は、現場での電源供給をスムーズにする専用バッテリーアダプター「A-CW3S」がセットになっています。ケーブルの取り回しに縛られない自由なカメラワークが可能となり、リアルタイムなモニタリング環境を手軽に構築できます。
この商品がおすすめの人
- 機動力を重視するカメラマン:ケーブルの制約を受けずに自由なアングルや移動撮影を行いたい方。
- 屋外やイベント現場で中継を行う配信技術者:配線が困難なエリアからスイッチャーやモニターへ安定して映像を送りたい方。
- リアルタイム確認を求めるディレクター・撮影スタッフ:遅延を極力抑えたワイヤレスモニタリング環境を素早くセットアップしたい方。
おすすめの用途
- ワイヤレス映像伝送:有線ケーブルの敷設が難しいレイアウトでも、長距離を気にせずクリアな映像信号を送信できます。
- 映像伝送:中継ブースやオペレーション卓へリアルタイムにカメラ映像を伝送し、円滑なスイッチングやモニタリングを実現します。
- 屋外撮影:DFS機能を備え、屋外利用が可能な仕様のため、野外イベントやロケーション撮影に最適です。
IDX CW-3をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 映像入力端子の確認:本機はSDI専用です。接続するカメラや送出機器にHD-SDI/3G-SDI出力端子があるかご確認ください。HDMI機器と接続する場合は別途コンバーターが必要です。
- 伝送可能距離と遮蔽物:当店案内値は最大50mですが、壁や金属などの障害物、混雑した電波環境では伝送距離が短くなったり通信が不安定になったりする場合があります。
スペック・機能上の注意点
- 伝送遅延と画質:非圧縮伝送により極めて低遅延なモニタリングが可能ですが、受信アンテナの向きや障害物の有無によって一時的にノイズが生じる可能性があります。
- 電源運用:付属のバッテリーアダプター(A-CW3S)を使用して駆動させる場合、対応するバッテリー規格および駆動時間を事前にご確認ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 送信機と受信機のペアリング:現場設置前に通電し、正常にリンクが確立され映像が出力されるかをテストしてください。
- 十分なバッテリー容量の確保:長時間の撮影・配信運用を行う場合は、予備バッテリーや充電器をあらかじめご用意ください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:SDI(BNC)ケーブル — カメラやモニターと送受信機を接続するために必要となります。
- 利用条件によって必要:対応バッテリー/充電器 — バッテリー駆動運用を行う場合に必要となります(当店の商品ページをご確認の上ご用意ください)。
- 利用条件によって必要:HDMI to SDIコンバーター — HDMI出力のみのカメラや映像機器と接続する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:モニター・ディスプレイ — 受信した映像を現場で確認する外部モニターが必要な場合に準備してください。
おすすめオプション
Q: 使用にあたって無線の免許や資格、事前の申請は必要ですか?
A: いいえ、必要ありません。本製品はDFS(動的周波数選択)機能を搭載した5GHz帯(5.270~5.670GHz)を使用しており、日本の電波法に基づく技術基準適合証明(技適)を取得しています。そのため、特別な免許や資格、総務省への申請なしに、レンタル到着後すぐにどなたでもご使用いただけます。
Q: レンタルセットには給電用のバッテリー本体も含まれていますか?
A: 本レンタルセットには「バッテリーアダプター(プレート)」は付属しますが、Vマウントバッテリー等の「バッテリー本体」は含まれておりません。お客様ご自身でお手持ちのバッテリーをご用意いただくか、弊社レンタルサイトより必要な容量のVマウントバッテリーやNP-Fバッテリーを別途追加でご手配ください。
Q: 屋外での撮影に使用することは法律上問題ありませんか?
A: 本製品は屋外での使用が許可されている5GHz帯の特定のチャンネル(W56など、DFS機能により気象レーダー等との干渉を回避する帯域)を使用するため、屋外ロケやスポーツ中継などでも合法的にご使用いただけます。ただし、DFS機能が作動した際は約1分間通信が停止する場合がある点にご留意ください。
Q: Teradek Bolt 500と比較して、伝送距離や用途にどのような違いがありますか?
A: Teradek Bolt 500が最大約150mの伝送距離を持つ一方、本製品(CW-3)は最大50mと短めです。そのため、広大なスタジアムや遠距離からのドローン撮影には不向きですが、スタジオ内、同一の部屋、またはカメラマンとディレクターが近距離で動く中規模ロケにおいては、同等の遅延ゼロ(1ms以下)をより低コストで実現できます。
Q: 実際の撮影現場でのバッテリー持続時間はどのくらいですか?
A: 送信機の消費電力は約8W、受信機は約12Wです。例えば、標準的な90WhのVマウントバッテリーを受信機側のアダプターに接続した場合、理論値で約7時間以上の連続稼働が可能です。ただし、気温が低い環境やバッテリーの劣化状態によっては稼働時間が2〜3割短くなることがあるため、予備バッテリーの準備を推奨します。
Q: HDMI出力しか持たないミラーレスカメラと接続することは可能ですか?
A: 本製品の入出力は3G-SDI(BNC端子)専用となっているため、HDMI端子しか搭載していないミラーレスカメラ(Sony αシリーズなど)と直接接続することはできません。ご使用の際は、カメラのHDMI出力をSDIに変換するための「HDMI-SDIコンバーター」を別途レンタルまたはご用意いただく必要がございます。
Q: レンタル期間中に撮影スケジュールが延びた場合、延長は可能ですか?
A: はい、可能です。次のお客様の予約が入っていない場合に限り、レンタル期間の延長を承ります。延長をご希望の際は、返却期限の前に弊社マイページから延長手続きを行っていただくか、カスタマーサポートまでご連絡ください。延長料金は1日単位で規定の料金が加算されます。
Q: 複数台のカメラを使って、同じ空間で2セット以上を同時使用できますか?
A: はい、同一空間内で最大4セット程度までの同時使用が可能です。本製品は空いている周波数チャンネルを自動的に検索してリンクするため、手動での複雑なチャンネル設定は不要です。ただし、現場の電波状況や他のWi-Fi機器の干渉によっては安定しない場合があるため、事前のテスト運用をおすすめします。
イメージセンサー (Image sensor): 該当なし(ワイヤレス伝送システムのため)
レンズ (Lens): 該当なし
対応ビデオ解像度・フレームレート (Video resolution & framerate): 1080p (60/59.94/50/30/29.97/25/24/23.98), 1080i (60/59.94/50), 720p (60/59.94/50)
写真解像度 (Photo resolution): 該当なし
防水性能 (Waterproof rating): 非防水(屋内および晴天時の屋外使用を想定)
バッテリー (Battery): 付属アダプターにて外部Vマウント等から給電(送信機 約8W、受信機 約12W)※バッテリー本体の容量・充電時間は使用する外部バッテリーに依存
ストレージ (Storage): 該当なし(録画機能非搭載)
接続端子 (Connectivity): 送信機: 3G-SDI入力×1 / 受信機: 3G-SDI出力×1 (BNC端子)
寸法・重量 (Dimensions & weight): 送信機: 約109×68×25.4mm・約150g / 受信機: 約153.5×73×25mm・約165g
動作温度範囲 (Operating temperature range): 0℃ ~ 40℃
伝送距離・遅延: 最大50m(見通し)、遅延1ms以下(非圧縮伝送)
使用周波数帯: 5GHz帯(5.270~5.670GHz / DFS機能搭載)
CW-3は番組制作時のワイヤレスモニタリング用に開発したユニットです。小型カメラでの撮影スタイルが多くなってきた番組制作でのリアルタイムモニターはもとより、クレーン撮影、ステディカムなどのスタビライザー撮影における本線伝送を想定し、高い信頼性能を重視したショートディスタンスモデルです。