カナレ D5.5UHDC30Eとは
カナレ D5.5UHDC30Eは、4K超高精細映像の伝送規格である12G-SDIに対応した長さ30mの同軸BNCケーブルです。低損失な同軸ケーブル「L-5.5CUHD」と専用BNCコネクタ「BCP-D55UHD」を採用しており、同軸ケーブル1本で高品位な4K映像信号を安定伝送できます。中規模〜大規模なスタジオ撮影やライブ配信、イベント会場などで、カメラとスイッチャー間の長距離配線をシンプルに行いたい場合に適した高品質なプロ仕様ケーブルです。
この商品がおすすめの人
- 4K/12G-SDI環境で長距離伝送を行いたい方:30mの長さを活かし、スタジオや中継現場で離れた機材同士を確実に結びます。
- 信頼性の高い配線機材を求める映像オペレーター:放送業界で標準的に使われるカナレ電気製の低損失同軸ケーブルとコネクタにより、信号劣化を抑えられます。
- 1本の同軸ケーブルで4K伝送を完結させたい方:クアッドリンク(3G-SDI×4本)などの複雑な配線を避け、シンプルな設営を行いたい方に最適です。
おすすめの用途
- 映像伝送:4Kカメラからスイッチャーやモニターへの非圧縮・低遅延な高品質映像信号の伝送に適しています。
- 配線:イベント会場、ホール、中継現場などでカメラ位置とベース基地が離れている場合の長距離ライン構築に活躍します。
カナレ D5.5UHDC30Eをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 接続する機器(カメラ、スイッチャー、モニターなど)の端子がBNC端子かつ12G-SDI伝送に対応しているかをご確認ください。
- 端子間距離が30m以内に収まるか、実際の取り回し(壁沿いや天井、床面の養生ルート)を考慮した上で余裕のある長さを算出してください。
スペック・機能上の注意点
- 本ケーブルは銅ラミネートシールドを装備した固定配線用です。頻繁な屈曲や踏み付けが発生する場所、移動撮影用カメラケーブルとしての運用は内部断線やシールド破損の原因となるため避けてください。
- ケーブルの仕様長(30m)には両端のコネクタ長が含まれています。
- 急激な折り曲げ(最小曲げ半径を下回る配線)や結び目を作ると、インピーダンス不整合による信号途絶の原因となりますので、敷設時は丁寧に取り扱ってください。
使用前に準備・確認したいこと
- ケーブル敷設後は、運用開始前に機器を接続して4K映像が乱れやノイズなく安定して同期・表示されるか必ずテストしてください。
- 足元を横切る箇所に配線する場合は、断線や踏み付けを防ぐためケーブルプロテクターや養生テープで確実に保護してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:業務用ビデオカメラ — 映像出力を行うためのSDI対応カメラ本体が必要です。
- 別途必要:4Kビデオスイッチャー — 映像信号を受信・切り替えするための12G-SDI対応スイッチャーやモニター機器が必要です。
- 利用条件によって必要:SDI/HDMIコンバーター — 接続先機材がHDMI端子のみ搭載している場合に信号変換のために必要となります。
おすすめオプション
- 利用条件によって必要:コンバータ — 12G-SDI信号をHDMI信号等に相互変換したい場合に便利です。
- あると便利:4Kモニター — 伝送された4K映像を現場で正確にプレビュー・確認するために役立ちます。
Q: 12G-SDI対応ケーブルですが、従来のHD-SDIや3G-SDIの機材でも使用できますか?
A: はい、完全な下位互換性があります。HD-SDI(1.5G)や3G-SDIの出力を持つカメラやスイッチャーに接続しても問題なく使用可能です。将来的な4K機材への移行を見据えつつ、現在のフルHD環境における高品質な伝送用としても安心してご利用いただけます。
Q: 30m以上の距離を伝送したい場合、複数本をジョイント(中継)して延長することは可能ですか?
A: 12G-SDI信号の場合、BNC中継コネクタを使用して延長すると、接続部での信号減衰や反射が大きくなり映像が途切れる原因となります。30mを超える4K伝送が必要な場合は、リクロッカー(信号補償器)を間に挟むか、光伝送システムへの変更を推奨します。
Q: 屋外の雨天環境や、水たまりのある場所で配線しても大丈夫ですか?
A: ケーブルの被覆自体は一般的な耐候性を持っていますが、BNCコネクタの接続部分は防水仕様ではありません。屋外で使用する際、端子部分が雨に濡れたり水没したりするとショートや映像断の原因となります。接続部には自己融着テープなどで確実な防水処理を施してください。
Q: レンタル品の中に、ケーブルをまとめるマジックテープやリールは含まれますか?
A: ケーブル本体には保管や持ち運びに便利な専用のケーブルタイ(マジックテープ)が付属した状態で納品されます。ケーブルリール(巻き取り機)は標準セットには含まれておりませんので、必要な場合は別途リール付きの製品や空のドラムをご手配ください。
Q: 万が一、レンタル期間中に現場でケーブルを断線させてしまった場合はどうなりますか?
A: パンダスタジオレンタルの補償プラン(パンダケア)にご加入いただいている場合、免責金額の範囲内で修理・交換対応が可能です。ただし、故意による切断や、車両で轢いたことによる明らかな物理的破損は対象外となる場合がありますので、動線上の養生には十分ご注意ください。
Q: 一般的な3.5mmやRCAの映像ケーブルと比較して、BNC端子のメリットは何ですか?
A: BNC端子は、接続後にコネクタを回してロックする機構(バヨネットロック)を備えています。これにより、現場で人がケーブルに足を引っ掛けてしまっても簡単に抜け落ちることがなく、放送やライブ配信など絶対に映像を途切れさせられないプロの現場において極めて高い信頼性を発揮します。
Q: 12G-SDIの伝送において、ケーブルを鋭角に曲げて配線しても問題ありませんか?
A: 同軸ケーブルを鋭角に折り曲げると、内部の絶縁体が変形してインピーダンスが乱れ、12GHzのような高周波信号では致命的な減衰やエラーを引き起こします。配線時は直角に曲げず、ケーブルの外径の約5〜6倍以上のゆったりとした曲げ半径(R)を保って敷設してください。
Q: HDMIケーブルの代わりにこのBNCケーブルを使ってモニターに出力できますか?
A: BNCコネクタとHDMIコネクタは物理的にも信号規格的にも異なるため、直接接続することはできません。カメラ側がHDMI出力のみ、またはモニター側がHDMI入力のみの場合は、別途「SDI-HDMIコンバーター」をレンタルしていただき、両端で信号を変換する必要があります。
特に意識せずに3G転送ですが、特に意識せずに12Gのケーブルにしました。(3G用も5Cの太さだったので、太さ同じならって感じで)
特に不具合も無く利用できました。
3Cケーブルは細くて踏んでしまったときの断線が怖く5Cに。
太いので、ケーブル巻は当然重いし、大変でしたが安心安定を選んだ結果なので、また次回も借りたいです。