Science Image VELA RACK SDIとは
Science Image VELA RACK SDIは、12G-SDIおよびUHD映像に対応したラックマウント型のマルチコーデックレコーダー・ライブ配信エンコーダーです。12G-SDI入出力を備え、高精細な4K映像の収録や再生はもちろん、NDI雙方向変換や各種ストリーミングプロトコルによるライブ配信・信号変換を1台で柔軟にこなします。中継車やスタジオのラックシステムへの組み込み、イベント現場でのマスターレコーダーや配信送出機として、省スペースで高品質な映像制作・IP伝送環境を構築したいプロフェッショナルの現場に最適な1台です。
この商品がおすすめの人
- 放送・イベント中継のオペレーター:12G-SDI環境で高品質な4K収録やモニタリング送出を行いたい方。
- IP伝送や配信を行う制作会社:NDIとSDIを相互変換しながら、安定したネットワーク配信や収録を同時に運用したい方。
- 常設スタジオ・機材ラックを省スペース化したい方:レコーダー、コンバーター、エンコーダー機能を1台に集約してラックへ組み込みたい方。
おすすめの用途
- 映像収録:12G-SDI/UHD対応のマスターレコーダーとして、高画質な撮影データのバックアップや同時記録に活用できます。
- ライブ配信:安定したハードウェアエンコードにより、高精細な映像信号をネットワーク配信やIP中継システムへダイレクトに送出できます。
- 映像信号変換:SDIベースの制作環境と最新のNDIネットワーク環境を結ぶブリッジとして機能し、柔軟なルーティングを実現します。
Science Image VELA RACK SDIをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 現場のネットワーク環境(帯域・IP設定・DHCP/静的IP)および接続機器の仕様が、本機の送受信規格と適合しているかご確認ください。
- ラックマウント設置を行う場合は、機材ラック内のスペースや排熱環境に問題がないか事前に確認してください。
スペック・機能上の注意点
- 4K/UHD(12G-SDI)やNDIの高ビットレート伝送を行う場合、十分な帯域を持つネットワーク機器や伝送路が必要です。
- 入出力フォーマットやコーデックの設定によって、同時処理できる機能に制限が生じる場合がありますので、事前に設定マニュアルや仕様をご確認ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 映像入力機器(スイッチャーやカメラ)との解像度・フレームレートのマッチング設定を行ってください。
- 収録を行う場合は、対応する記録フォーマットやメディアのフォーマット形式が正しく認識されているかテスト記録を実施してください。
- Web UI等からのネットワーク制御を行う場合は、同一サブネット内のPCから管理画面へアクセスできるか疎通確認を行ってください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
Q: ネットワーク経由の映像伝送に専門的な資格やIT知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、NDIやSRTを利用するためには、ルーターのポート開放やローカルIPアドレスの固定など、基本的なネットワーク構築の知識が必要です。本体のタッチパネルから直感的に設定状態を確認できるため、トラブル時の原因究明は比較的容易です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 本体、ACアダプター、12G-SDIケーブル、Cat6A LANケーブルが含まれます。到着後すぐにエンコードおよび収録のテストを開始できる構成となっており、短期利用時に追加のケーブル類を購入する必要はありません。(※記録用SSDは別途ご用意いただくか追加オプションをご確認ください)
Q: Blackmagic DesignのHyperDeckシリーズと比較してどう違いますか?
A: HyperDeckが主にSDI/HDMIベースの収録・再生に特化しているのに対し、VELA RACK SDIはNDIやSRTなどのIPストリーミングのエンコード・デコード機能を併せ持っている点が最大の違いです。配信と収録を1台で統合したい場合に本機が適しています。
Q: SSDへの収録フォーマットと記録時間の目安を教えてください。
A: ProRes 422 HQやDNxHRなどの高品質なフォーマットに対応しています。1TBのSSDを使用した場合、4K60pのProRes 422 HQ設定で約2時間半〜3時間の連続収録が可能です。長時間のイベントでは予備のSSDを準備することをおすすめします。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することはできますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、Webサイトのマイページから手続きを行うことでレンタル期間の延長が可能です。イベントのスケジュール変更や、機材の検証期間を伸ばしたい場合などに柔軟に対応できます。
Q: 光ファイバー(SFP+)での接続には別途モジュールが必要ですか?
A: はい、本体にはSFP+スロットが搭載されていますが、光ファイバー接続を行うためのSFP+トランシーバーモジュールは標準セットに含まれていません。光伝送をご希望の場合は、互換性のあるモジュールとケーブルをお客様にてご用意いただく必要があります。
Q: ライブ配信中にSSDへの収録を同時に行うことは可能ですか?
A: はい、可能です。12G-SDIからの入力信号をNDIやRTMPでネットワークへ配信しながら、同時に内蔵スロットのSSDへProResフォーマット等で高画質にバックアップ収録を行うことができます。これにより配信トラブル時の保険を確実に残せます。
Q: 冷却ファンの動作音は静かな環境での収録に影響しますか?
A: 本機は高負荷な処理を行うため冷却ファンを搭載しており、静音性の高いスタジオやクラシックコンサートの舞台袖などではファンノイズがマイクに拾われる可能性があります。基本的には機械室や中継車、ラックケース内での設置を推奨します。