PROTECH FD-900Sとは
PROTECH FD-900Sは、BNCケーブル1本で子機への音声通信と電源供給、タリー伝送を行える有線式のインカムメインステーションです。最大5系統のグループに分けた通話管理が可能で、各系統最大8台、合計40台までの子機FD-400Aを接続できます。フロントパネルにはマイク端子とビルトインスピーカーを搭載し、ヘッドセットなしでも通話が可能なほか、スイッチャーからのタリー信号やプログラム音声の配信にも対応しています。堅牢な有線BNC接続により電波干渉の心配がなく、長時間の安定した現場連絡環境を実現します。
この商品がおすすめの人
- 撮影監督・ディレクター:複数のカメラマンやスタッフへ系統別の指示や一斉同報を確実に送りたい方
- 配信・中継技術スタッフ:ワイヤレス機器の電波混雑を避け、長時間の本番でも安定した有線インカムシステムを構築したい方
- スイッチャーオペレーター:小型カメラを用いたマルチカメラ収録で、タリー表示とインカムを同時に運用したい方
おすすめの用途
- マルチカメラ撮影:最大5系統のグループ通話とタリー信号の伝送により、各カメラマンへ的確な指示出しと状況共有が行えます。
- イベント収録:会場のプログラム音声をインカムラインにミックス配信できるため、進行音声を把握しながら確実なスイッチングや撮影が可能です。
- イベント運営:子機への給電機能を備えているため、電池切れを心配することなく長時間の催事進行や管理連絡に専念できます。
- 現場連絡:電波干渉を受けない有線BNC接続により、通信トラブルが許されない中継現場やホール設備での連絡回線に適しています。
PROTECH FD-900Sをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本機は親機(メインステーション)単体での貸出です。通話を行うには対応子機(FD-400Aなど)や接続用のBNCケーブルが別途必要です。
- 子機との接続には同軸BNCケーブルを使用します。運用するカメラ台数や配置場所までの距離に応じたケーブル本数・長さをあらかじめご確認ください。
- ラックマウント設置を行う場合は、付属のLマウント金具とネジをご使用ください。
スペック・機能上の注意点
- 接続可能な子機は最大5系統、各系統あたり最大8台までとなります。規定台数を超える接続は正常に動作しない恐れがあります。
- 本機から子機へ給電を行うことで子機側の電池運用は不要になりますが、ケーブル長や配線状況による電圧降下にご注意ください。
- スイッチャーのタリー信号を入力する場合は、背面端子(D-Sub15ピンまたはBNCコネクタ)の仕様やスイッチャー側の出力仕様・ピンアサインを事前にご確認ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 本機背面のBNCコネクタと各子機を確実に接続し、通話テストおよびコール信号の動作確認を行ってください。
- プログラム音声を配信する場合は、背面のライン入力端子にミキサー等からの音声信号を適切に入力し、フロントパネルで音量バランスを調整してください。
- 本体フロントパネルのスピーカーを使用する際は、周囲の環境音やマイクへの回り込み(ハウリング)に配慮してゲインを調整してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:子機(FD-400A等) — 本機単体では通話ができないため、各スタッフ用のインターカム子機が人数分必要です。
- 別途必要:BNCケーブル — 親機と子機の間、または子機同士をカスケード接続するために必要な本数・長さをご用意ください。
- 利用条件によって必要:インカム用ヘッドセット — 親機オペレーターがヘッドセットを装着して通話する場合に必要です(本体スピーカーと別マイクでの運用も可能)。
- 利用条件によって必要:タリー入力用接続ケーブル — スイッチャーから本機へタリー信号を入力する際に、対応するD-Sub15ピンまたはBNC接続用ケーブルが必要です。
おすすめオプション
- 利用条件によって必要:ビデオスイッチャー — マルチカメラ撮影時に本機と連動させることで、各子機や外部表示器へタリー信号を供給できます。
- あると便利:音響ミキサー — 会場のPA音声やマスター音声を本機のライン入力に送ることで、全インカムラインへ明瞭なプログラム音声をミックス配信できます。
Q: 使用に資格や無線の免許などの専門知識は必要ですか?
A: 有線接続のインカムシステムであるため、無線の免許や特殊な資格は一切不要です。BNCケーブルでメインステーションと子機を接続するだけで基本通話が可能なため、専門知識がないスタッフでも簡単に運用できます。
Q: レンタルセットには子機やヘッドセットは含まれますか?
A: 本ページはメインステーション(FD-900S)単体のレンタルとなります。実際の運用には通信先となる子機(FD-400A等)やBNCケーブル、専用ヘッドセットが別途必要ですので、用途に合わせて追加でレンタルしてください。
Q: Clear-Comなどの他社製インカムシステムと比較してどう違いますか?
A: Clear-Com等の多くがXLR(マイク)ケーブルで接続するのに対し、本機はBNC(同軸)ケーブルを使用する点が最大の違いです。既存の映像用BNC配線を流用でき、長距離伝送時のノイズ耐性に優れています。
Q: 最大何台までの子機(FD-400Aなど)を接続可能ですか?
A: FD-900Sメインステーション1台につき、最大10台までの子機(FD-400A)に電源を供給し、同時に接続・通話することが可能です。中規模から大規模なイベントの中核として十分な容量を備えています。
Q: 屋外の雨天環境でメインステーションを使用することはできますか?
A: 本機は屋内仕様(非防水)であり、AC100V電源を使用するため、雨天時の屋外や水濡れのリスクがある場所での使用はできません。屋外で使用する場合は、テント内など雨や湿気を防げる環境に設置してください。
Q: 利用途中でイベントが延期になった場合、レンタル期間を延長できますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、レンタル期間中の延長手続きが可能です。機材のスケジュール状況によりますので、スケジュール変更が判明した時点で速やかにサポートまでご連絡ください。
Q: 接続に使用するBNCケーブルは一般的な映像用のもので問題ないですか?
A: はい、一般的な映像用の75Ω同軸ケーブル(3C-2Vや5C-2Vなど)をご使用いただけます。5C-2Vなどの太く減衰の少ないケーブルを使用することで、最長2kmの長距離伝送が可能になります。
Q: 音楽ライブなど大音量の業務用途に適していますか?
A: はい、非常に適しています。有線接続のためノイズや混信がなく、密閉型の専用ヘッドセットと組み合わせることで、大音量のコンサート会場でもディレクターの指示を的確にモニタリングできます。
画像センサー / レンズ: 音声通信専用機材のため非搭載
動画解像度・フレームレート / 写真解像度: 映像記録機能非搭載
防水・防塵性能: 屋内仕様(防水非対応)
バッテリー(容量・駆動時間・充電時間): バッテリー駆動非対応(AC100V 50/60Hz 内蔵電源にて動作)
ストレージ: 録音機能非搭載
接続インターフェース: インカム子機接続用BNC端子×3、2W/4W外部接続端子、ヘッドセット用XLR端子
寸法・重量: 420(W) × 44(H) × 200(D) mm(突起部含まず)/ 約3.0kg
動作温度範囲: 0℃ 〜 40℃
最大接続子機数: 10台(FD-400A等)
伝送距離: 最長2km(5C-2Vケーブル使用時)
無事、収録が終わりました。到着も指定どおりでした。返信用の伝票も同封されており、今から返却ですがらくちんです。ありがとうございました。またよろしくお願いします。