ヤマハ RTX1210とは
ヤマハ RTX1210は、全ポートがギガビットに対応し、スループット最大2Gbit/s・VPNスループット最大1.5Gbit/sを実現する中小規模拠点向けのギガアクセスVPNルーターです。直感的にネットワークの状態把握や設定が行える新Web GUIを搭載し、ネットワーク構築から運用管理までスムーズに対応します。ファンレス設計により動作音が発生せず、動作環境温度45℃に対応する堅牢性も備えています。安定したインターネット接続やセキュアな拠点間通信を構築したい現場に最適です。
この商品がおすすめの人
- 安定した配信環境を作りたい配信技術者:映像配信現場で回線の冗長化や安定した有線LAN接続を確保したい方。
- 拠点間通信やテレワーク環境を構築したいネットワーク管理者:IPsecやL2TPなどのセキュアなVPN接続を短期間のプロジェクトで利用したい方。
- 静音性を重視する現場担当者:展示会ブースや仮設オフィス、収録現場など、静粛性が求められる場所でルーターを設置したい方。
おすすめの用途
- ネットワーク構築:GUIまたはコマンドラインによる柔軟なルーティング設定、VLAN設計、VPN接続により、イベント会場や仮設オフィスでの高度なネットワーク環境を迅速に構築できます。
- インターネット接続:複数のWANポートを活用した回線冗長化(マルチホーミング)や負荷分散に対応し、配信トラブルを予防する安定した通信ラインを確保できます。
- 有線LAN接続:全ポートギガビットイーサネット対応により、配信PCやスイッチャー、各種IP機材への高速かつ低遅延な有線接続を提供します。
ヤマハ RTX1210をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本製品は高度なネットワーク管理機能を備えた業務用ルーターです。基本的な設定(IPアドレス割り当て、PPPoE接続、VLAN設定、VPN設定など)に関する知識が必要となります。
- Wi-Fi(無線LAN)機能は本体に内蔵されていません。無線LAN環境が必要な場合は、別途アクセスポイントをご用意ください。
- 光回線などの終端装置(ONU)やプロバイダ情報(接続用ID・パスワード)はお客様自身で事前にご用意いただく必要があります。
スペック・機能上の注意点
- 冷却ファンを搭載しないファンレス構造のため静音性に優れていますが、密閉空間や極端な高温環境での設置を避け、通気口を塞がないように設置してください(動作環境温度は45℃まで)。
- コンソール接続によるコマンド設定(CLI)を行う場合は、RJ-45形状のシリアルコンソールポートに対応した専用ケーブルとターミナルソフトが必要です。
- 出荷時は初期化された状態、または標準設定での貸出となるため、現場での運用に合わせたネットワーク設定をご自身で行っていただく必要があります。
使用前に準備・確認したいこと
- 現場に導入するインターネット回線の接続方式(PPPoE、IPoE/IPv4 over IPv6、固定IP等)と契約情報を確認してください。
- 接続する端末(PC、配信機材など)のIPアドレス体系やネットワーク設計を事前に策定しておくと、現場でのセットアップがスムーズに行えます。
- Web GUIから設定を行う場合は、管理用PCのブラウザから初期IPアドレスにアクセスできる環境を準備してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:LANケーブル — 本商品にはLANケーブルが付属していません。ONUとの接続や各通信機器との接続用にご用意ください。
- 利用条件によって必要:設定用パソコン — ルーターのWeb GUIまたはCLIから設定・管理を行うためにPCが別途必要です。
- 利用条件によって必要:シリアルコンソールケーブル — RJ-45端子のコンソールポート経由でコマンド設定を行う場合に別途必要です。
- 利用条件によって必要:無線LANアクセスポイント — Wi-Fiによる無線接続環境を構築したい場合に別途必要です。
おすすめオプション
- あると便利:HUB(ハブ) — ルーター単体のLANポート数を超える多数の機材を有線接続する場合に、ポート拡張用として一緒にレンタルすると便利です。
- あると便利:電源タップ — ルーター本体のほか、周辺のモデムやPC、ネットワーク機器の電源をまとめて確保する際に役立ちます。
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、拠点間VPNやVLANなど高度なネットワークを構築するにはIPルーティングの基礎知識が必要です。ただし、Webブラウザ上のGUIウィザードを使用すれば、基本的なインターネット接続は直感的に設定可能です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: RTX1210本体に加え、電源ケーブル、抜け防止金具が含まれます。LANケーブルやコンソールケーブル、マニュアル類は標準では付属しないため、必要に応じて別途ご用意いただくか、追加レンタルをご検討ください。
Q: ヤマハの従来機(RTX1200等)の設定ファイルはそのまま使えますか?
A: 多くのコマンドは互換性がありますが、一部の仕様変更により完全な流用はできない場合があります。事前にヤマハの公式ウェブサイトでコマンド互換性情報をご確認いただき、テスト環境での動作検証を行うことを推奨します。
Q: CiscoやNECの同等機種と比較してどう違いますか?
A: 本機は国内シェアが高く、日本語のドキュメントやWeb上のトラブルシューティング情報が豊富です。また、「LANマップ」機能によるGUIでのネットワーク可視化に優れており、運用保守のしやすさが大きな違いです。
Q: 別途用意すべきLANケーブルやハブの要件はありますか?
A: ギガビット通信の性能をフルに発揮するため、Cat5eまたはCat6以上のLANケーブルをご用意ください。ポート数が8つで不足する場合は、ギガビット対応のL2スイッチングハブを別途レンタルまたはご用意いただく必要があります。
Q: 実運用時のVPNスループットはどの程度ですか?
A: カタログ値のVPNスループットは最大1.5Gbit/sですが、実際の通信速度はご利用のインターネット回線の品質やプロバイダの混雑状況に依存します。一般的な光回線環境下であれば、数百Mbpsの安定した暗号化通信が期待できます。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、レンタル期間の延長は可能です。イベントの順延やプロジェクト期間の延長が発生した場合は、返却期限前にマイページから延長手続きを行っていただくことで、継続して機材をご利用いただけます。
Q: 大規模なライブ配信やeスポーツ大会の業務用途に適していますか?
A: はい、非常に適しています。最大2.0Gbit/sの高スループットと、特定の通信を優先するQoS機能を備えているため、配信映像のパケットロスを防ぎ、遅延にシビアなeスポーツ環境でも安定したネットワークを提供します。
WANポート: 1ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T、ストレート/クロス自動判別)
LANポート: 8ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T、L2スイッチ機能内蔵、ポートセパレート可能)
最大スループット: 2.0Gbit/s
VPNスループット: 最大1.5Gbit/s
VPN対地数: 最大100
NATセッション数: 65,534
外形寸法: 220(W)×42.6(H)×239(D)mm (ケーブル、端子類は含まず)
質量: 1.5kg (付属品含まず)
動作環境条件: 周囲温度0〜45℃、周囲湿度15〜80%(結露しないこと)
最大消費電力: 14.5W
日帰りレンタルは、通常の1日レンタル価格より約30%OFFで、最長12時間ご利用いただけるお得なプランです。短時間だけ機材を使いたい場合や、急ぎで機材を手配したい場合にぴったりのサービスとなっています。